01101/ ディウ゛ィッド・ジンデルありえざる都市[3]
【初版】 95/06/15
【タイトル】ありえざる都市 / Neverness
【著者】ディヴィッド・ジンデル / David Zindell
【訳者】関口幸男 / Yukio Sekiguchi
【初出】1988年
【内容】人類最古のDNAを求める探索行
で深傷を負ったマロリーは、海洋
生物の形態をしたアガサン人のも
とで、半人間半機械として再生し
た。だが〈氷瀑〉へ戻った彼は伝
説的パイロットであるソリの暗殺
計画で無実の罪を着せられ、投獄
されてしまう。はたして悲惨な獄
中生活を生きのびられるのか、そ
して銀河の究極の謎は? 全人類
の存亡を左右する謎解明に命を賭
けるマロリーの、波瀾に満ちた半
生を描く傑作長篇。感動の完結!
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011101-4
01102/ スター・トレック スター・トレック7 ジェネレーションズ
【初版】 95/04/30
◎宇宙大作戦 / STAR TREK
○Motion Picture Novelizations
【タイトル】スター・トレック7 ジェネレーションズ / Star Trek : Generations
【原案】リック・バーマン、ロナルド・D・ムーア&ブラノン・ブラガ
【著者】J・M・ディラード / J. M. Dillard
【訳者】斉藤伯好 / Hakukou Saito
【初出】1994年
【内容】2294年。ハリマン艦長の指揮する
〈エンタープライズB〉が処女航
宙中にエネルギー・リボンによる
強力な重力場の歪みに遭遇、同乗
していたカークはこの事故で失踪
してしまう! それから78年後、
〈エンタープライズD〉の艦長ピ
カードもまた、同じエネルギー・
リボンによる危機に直面していた
……二人の伝説的艦長カークとピ
カードが時空を超えて出会い、と
もに正義のために闘う! 人気シ
リーズ映画ノヴェライゼーション
〔初刷カバー裏解説より〕
【映像】・1994年/米(パラマウント)
デイヴィッド・カースン監督
『ジェネレーションズ / Star Trek : Generations』
【ISBN】4-15-011102-2
01103/ ローダン
裏切り者たちの会議
【初版】 95/05/15
◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :210
○カピン族
【タイトル】裏切り者たちの会議
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1969年
【内容】太陽系が5分間の未来に移行した
ローリン・デイから3年、太陽系
帝国の植民世界には不穏な空気が
満ちていた――惑星プレクールの
総統制官エシボン・ヘリヘットが
ローダンにかわって大執政官の地
位につき、帝国の最高権力を奪取
すべく画策をはじめたのだ。さら
にヘリヘットに加担するティーパ
・リオルダンによりアトランが誘
拐されるにいたって、ついにロー
ダンは、みずから太陽系艦隊5万
隻を率いプレクールに赴くが……
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011103-0
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】裏切り者たちの会議 / KONFERENZ DERRATER
【著者】ウィリアム・フォルツ / William Voltz
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】過去界の謎 / DIE RATSEL DER VERGANGENHEIT
【著者】クラーク・ダールトン / Clark Darlton
01104/ オースン・スコット・カード
神の熱い眠り
【初版】 95/05/31
◎ワーシング年代記 / The Worthing Saga:1
【タイトル】神の熱い眠り / The Worthing Saga
【著者】オースン・スコット・カード / Orson Scott Card
【訳者】大森望 / Nozomi Omori
【初出】1978,1979,1980,1982,1989,1990年
【内容】あらゆる苦痛が瞬時に癒され、不
幸や恐怖の存在しない世界――少
年レアドが暮らすその世界に突如
〈苦痛〉が蔓延した朝、人々の前
に不思議な男が現われた。男はジ
ェイスン・ワーシング、伝説の神
と同じ名の持ち主だった。その日
からレアドは、一万五千年以上に
わたるジェイスンの波瀾の人生を
何度も夢に見るようになる。夢が
進むにつれ、やがて明かされる宇
宙創造の秘密とは? 人気作家カ
ードの原点といえる傑作SF長篇
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011104-9
01105/ 新宇宙大作戦 エンタープライズ狂騒曲
【初版】 95/06/15
◎新宇宙大作戦 / STAR TREK The Next Generation
○Original Novel
【タイトル】エンタープライズ狂騒曲 / Q-in-Law
【著者】ピーター・デイヴィッド / Peter David
【訳者】斉藤伯好 / Hakukou Saito
【初出】1991年
【内容】〈エンタープライズ〉が結婚式会
場に!? 宇宙連邦にとって重要な
存在である航宙民族ティザリン人
の、ふたつの名家の御曹司とご令
嬢が結婚するにあたり、その式場
に選ばれたのだ。不慣れな任務に
とまどいながらも、大切な式典に
落度があってはいけないと保安に
心をくだくクルーたち。ところが
そこへ、人智を超えた異質生命体
にしてトラブル・メーカーのQが
現われて……珍客を迎えて航宙艦
〈エンタープライズ〉は大騒ぎ!
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011105-7
01106/レイ・ファラデイ・ネルスン
ブレイクの飛翔
【初版】 95/06/30
【タイトル】ブレイクの飛翔 / Timequest
【著者】レイ・ファラデイ・ネルスン / Ray Faraday Nelson
【訳者】矢野徹 / Tetsu Yano
【初出】1985年
【内容】裸の背に白い翼を生やしたゾアた
ちは、時間流の中を自由自在に飛
びまわる。その一人ユリズンは、
過去に手を加えて自らの理想郷を
創りだそうと企て、18世紀の詩人
ウィリアム・ブレイクを巻きこん
で大規模な歴史改変を開始した!
ブレイクの妻ケイトはこの計画を
知るや、愛する夫を取り戻すため
ユリズンに必死の戦いを挑む。か
くして壮大な時間戦争の幕が切っ
ておとされた……謎とロマンに満
ち溢れた、時間SFの新たな名作
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011106-5
01107/ ローダン
時間の振り子
【初版】 95/07/15
◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :211
○カピン族
【タイトル】時間の振り子
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1969年
【内容】3433年4月、太陽は炎を吐く怪物
に変身した! 死の衛星がついに
本格的活動を開始し、太陽系は存
亡の危機に直面したのだ。一方、
アラスカ・シェーデレーアの肉体
にも不気味な変化が生じていた。
その顔にやどった何者かが、死の
衛星と同時に活性化したのだ。こ
の両者のあいだには何か密接な関
係があるはず、そう考えたローダ
ンは、シェーデレーアを衛星建造
の謎の鍵をにぎるロード・ツヴィ
ーブスのもとに派遣するが……!?
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011107-3
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】仮面の下の秘密 / REPORT EINES NEANDERTALERS
【著者】H・G・エーヴェルス / H. G. Ewers
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】時間の振り子 / DIE ZEITPENDLER
【著者】ハンス・クナイフェル / Hans Kneifel
01108/ ロバート・A・ハインライン
ヨブ
【初版】 95/08/31
【タイトル】ヨブ / JOB:A Comedy of Justice
【著者】ロバート・A・ハインライン / Robert A. Heinlein
【訳者】斉藤伯好 / Hakukou Saito
【初出】1984年
【内容】いったい何が起こったんだ? 平
凡な牧師アレックスは動顛した。
南の島で火渡りに挑戦して意識を
失い――目覚めると、世界が一変
していたのだ! 名前はアレック
に、乗っていた機船は汽船に変わ
っている。客室係は初めて見る美
女で、なんと彼の恋人だという。
だがこれは、際限なく続く次元転
換のほんの始まりにすぎなかった
……聖書ヨブ記に材を取り、混線
次元をさまよう男の冒険をコミカ
ルに描く、ハインラインの話題作
〔初刷カバー裏解説より〕
【受賞】・1985年度:ローカス賞FantasyNovel部門
【ISBN】4-15-011108-1
01109/ ルーディ・ラッカー
ラッカー奇想博覧会
【初版】 95/07/31
【タイトル】ラッカー奇想博覧会
【著者】ルーディ・ラッカー / Rudy Rucker
【初出】1995年
【内容】SF界のカルト・ヒーローが紡ぎ
だす、驚異の世界へようこそ!
あやしげな慣性巻き取り機の作動
で月と地球が衝突の危機にさらさ
れる「慣性」、ゲームおたくの情
熱が恐るべき事態をまねく「パッ
クマン」など、ラッカーの多彩な
魅力を満喫できる作品群を結集。
そのほか、サイバーパンクの旗手
スターリングとの合作「クラゲが
飛んだ日」、抱腹絶倒の日本旅行
エッセイ2篇も織りまぜた、ファ
ン必携の日本版オリジナル短篇集
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011109-X
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】序文
【訳者】大森望 / Nozomi Omori
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】遠い目 / Faraway Eyes
【訳者】大森望 / Nozomi Omori
【初出】アナログ誌1980年9月号
3 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】五七番目のフランツ・カフカ / The 57th Franz Kafka
【訳者】木口まこと
【初出】1982年 リトル・マガジン誌第13号3/4合併号
4 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】パックマン / Pac-Man
・初出時の題名 Peg-Man
【訳者】大森望 / Nozomi Omori
【初出】アイザック・アシモフズSFマガジン誌1982年6月号
5 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】自分を食べた男 / The Man Who Ate Himself
【訳者】黒丸尚 / Hisashi Kuroma
【初出】F&SF誌1982年12月号
6 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】慣性 / Inertia
【訳者】黒丸尚 / Hisashi Kuroma
【初出】F&SF誌1983年1月号
7 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】虚空の芽 / Pi in the Sky
【訳者】大森望 / Nozomi Omori
【初出】1983年 The 57th Franz Kafka
8 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】第三インター記念碑 / Monument to the Third International
【訳者】黒丸尚 / Hisashi Kuroma
【初出】F&SF誌1984年12月号
9 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】柔らかな死 / Soft Death
【訳者】黒丸尚 / Hisashi Kuroma
【初出】F&SF誌1986年9月号
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【タイトル】宇宙紐だった男 / The Man Who Was A Cosmic String
【訳者】木口まこと
【初出】1987年 The Universe
11 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】宇宙の恍惚 / Rapture in Space
【訳者】大森望 / Nozomi Omori
【初出】1989年 ピーター・ランボーン・ウィルスン&Rudy
Rucker編
『Semiotext[e]』
12 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】〔エッセイ〕1990年日本の旅 / Trip to Japan, 1990
【訳者】大森望 / Nozomi Omori
【初出】本書
13 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】クラゲが飛んだ日 / Big Jelly
【共作】ブルース・スターリング / Bruce Sterling
【訳者】大森望 / Nozomi Omori
【初出】アシモフスSF誌1994年11月号
14 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】〔エッセイ〕日本のアーティフィシャル・ライフ / Artificial Life in Japan
【訳者】大森望 / Nozomi Omori
【初出】アクセス誌第3巻第1号(1995年1月号)
01110/ ローダン
特別コマンド出撃!
【初版】 95/08/15
◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :212
○カピン族
【タイトル】特別コマンド出撃!
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1969年
【内容】太陽系に侵入したカピンはその特
異な能力――ペドパイルングをも
ちいて、テラナーの精神を乗っ取
り自在に操れると判明した。しか
も旗艦《インターソラー》にカピ
ンのひとりが潜入したらしい。す
でに太陽系帝国の要人が乗っ取ら
れた可能性すらあった! ローダ
ンでさえペドパイルングの前には
無力なのだ。アトランは極秘裡に
グッキーたちミュータントからな
る特別コマンドを編成すると、カ
ピンの捜索に乗りだしたが……!?
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011110-3
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】特別コマンド出撃! / SONDERKOMMANDO ATLAN
【著者】クラーク・ダールトン / Clark Darlton
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】時間流のなかで / IM ZEITSTROM VERSCHOLLEN
【著者】ウィリアム・フォルツ / William Voltz
01111/ オースン・スコット・カード
キャピトルの物語
【初版】 95/08/31
◎ワーシング年代記 / The Worthing Saga:2
【タイトル】キャピトルの物語 / The Worthing Saga
【著者】オースン・スコット・カード / Orson Scott Card
【訳者】大森望 / Nozomi Omori
【初出】1978,1979,1980,1982,1989,1990年
【内容】伝説の男ジェイスン・ワーシング
がこの世に生まれる遥か以前――
銀河帝国の首都キャピトルでは、
人工冬眠薬ソメックが人々の関心
を集めていた。ソメックを投与さ
れた人間は数年ごとに睡眠と覚醒
を繰り返し、ほとんど永遠に生き
続けることができるのだ。だがこ
の偽りの不死が、大いなる悲劇を
もたらすことになろうとは……?
長篇『神の熱い眠り』の背景とな
った壮大な宇宙史の全容を、数々
の逸話を通じて描きあげた名品集
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011111-1
01112/ アン・マキャフリイ
竜の反逆者
【初版】 95/08/31
◎パーンの竜騎士 / Pern :7
【タイトル】竜の反逆者 / The Renegades of Pern
【著者】アン・マキャフリイ / Anne McCaffrey
【訳者】小尾芙佐 / Fusa Obi
【初出】1989年
【内容】女だって城砦ノ太守になれる――
野心を胸に秘め、縁談を断わって
城砦を飛び出したテルガー城砦ノ
太守の姉セラ。男まさりの彼女は
やがて無法者たちを従え、近隣の
集落を襲撃しはじめる。ある日、
竜の声を聞くことのできる少女の
噂を聞いたセラは、この少女を味
方に引き入れようと奸策をめぐら
すが……“反逆の女太守”が引き
起こす事件を軸に、南ノ大陸の探
険を続けるピイマアの活躍などを
描く、人気シリーズ正篇第七弾!
〔初刷カバー裏解説より〕
【BEST】・SFマガジン1998年1月号発表:海外長篇部門65位(シリーズとして)
【ISBN】4-15-011112-X
01113/ ローダン
ケンタウルスの襲撃
【初版】 95/09/15
◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :213
○カピン族
【タイトル】ケンタウルスの襲撃
【訳者】池田香代子 / Kayoko Ikeda
【初出】1969年
【内容】ゼロ時間デフォルメーターで過去
界に旅立ったローダン一行は、何
者かの妨害により5万5千年前の
レムリア大陸に漂着した。だが、
中世レムール文明が栄えているは
ずのその地で、一行は半人半馬の
ケンタウルスやネアンデルタール
人による襲撃を受けた! これら
怪物たちがカピンの遺伝子実験の
産物であることは明らか。では、
時間旅行を妨害したのも謎のカピ
ンなのか? ローダンたちは真相
を探るべく調査を開始したが……
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011113-8
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ケンタウルスの襲撃 / DIE ATTACKE DER ZENTAUREN
【著者】ハンス・クナイフェル / Hans Kneifel
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】月面の物体 / DAS DING AUF DEM MOND
【著者】H・G・エーヴェルス / H. G. Ewers
01114/ シェリ・S・テッパー
女の国の門
【初版】 95/09/30
【タイトル】女の国の門 / The Gate to Women's Country
【著者】シェリ・S・テッパー / Sheri S. Tepper
【訳者】増田まもる / Mamoru Masuda
【初出】1988年
【内容】女は城壁の中の〈女の国〉で政治
をつかさどり、男は外の〈戦士の
国〉で軍隊を組織する――“大変
動”後の荒廃した世界で、人々は
男女に分かれた社会を作り、微妙
なバランスを保って生きのびてい
た。〈女の国〉に暮らす少女スタ
ヴィア。ひとりの少年戦士と恋に
落ちた彼女が数奇なる恋路のはて
に見出した、この国の驚くべき秘
密とは? 気鋭の女性作家テッパ
ーが、未来社会に生きる多感な少
女の成長を情緒豊かに描く話題作
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011114-6
01115/ テリー・ビッスン
赤い惑星への航海
【初版】 95/09/15
【タイトル】赤い惑星への航海 / Voyage to the Red Planet
【著者】テリー・ビッスン / Terry Bisson
【訳者】中村融 / Toru Nakamura
【初出】1990年
【内容】時は21世紀。大恐慌の余波でNA
SAは民間企業に売却され、米ソ
共同火星飛行計画は実現間際で破
棄されていた。だが、誰もが忘れ
ていたこの計画に、ハリウッドが
目をつけた! 人類初の有人火星
飛行を映画に撮ろうというのだ。
かくして、元宇宙飛行士や映画ス
ターを含む撮影隊が火星へ赴くこ
とになるが……? 航海の行く手
に待ち受ける数々の冒険をドラマ
チックに描き、SF黄金時代を彷
彿させる、心ときめく宇宙小説!
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011115-4
01116/ 宇宙大作戦 惑星パトリアの抗争
【初版】 95/09/30
◎宇宙大作戦 / STAR TREK
○Original Novel
【タイトル】惑星パトリアの抗争 / The Patrian Transgression
【著者】サイモン・ホーク / Simon Hawke
【訳者】斉藤伯好 / Hakukou Saito
【初出】1994年
【内容】過去二十年間に急速に発展を遂げ
た惑星パトリアは、いまや新たな
宇宙連邦加盟国の最有力候補と目
されている。ところが宇宙連邦と
敵対するクリンゴン帝国もこの星
に目をつけ、その傘下におさめよ
うと魔手をのばしてきた。クリン
ゴンの機先を制して宇宙連邦に加
盟させるべく、カーク艦長率いる
航宙艦〈エンタープライズ〉は惑
星パトリアへ向かうが、現地では
政府と反体制テロリストたちが激
しい内紛を繰り広げていた……!?
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011116-2
01117/ ローダン
聖なる島への旅路
【初版】 95/10/15
◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :214
○カピン族
【タイトル】聖なる島への旅路
【訳者】池田香代子 / Kayoko Ikeda
【初出】1969年
【内容】五万五千年前の地球で、レムール
人の都市オレガリスの危機を救っ
たローダン一行は、謎の飛行物体
――黄金の紡錘の情報を得た。レ
ムール人によれば、はるか東方、
人跡未踏のトロニス地方に、黄金
の紡錘が飛び立つ聖なる島がある
という。黒き湖に守られたその島
こそ、ゼロ時間デフォルメーター
の時間旅行を妨害する敵基地にち
がいない。ローダンは謎の島をめ
ざし、プレビオたちの襲撃をしり
ぞけながら東へと向かったが……
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011117-0
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】聖なる島への旅路 / AM SEE DER GOTTER
【著者】クラーク・ダールトン / Clark Darlton
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】サンダーボルトチームの出番 / DIE STUNDE DER THUNDERBOLTS
【著者】ウィリアム・フォルツ / William Voltz
01118/ カート・ウ゛ォネガット
ガラパゴスの箱舟
【初版】 95/10/31
【タイトル】ガラパゴスの箱舟 / Galapagos
【著者】カート・ヴォネガット / Kurt Vonnegut
【訳者】浅倉久志 / Hisashi Asakura
【初出】1985年
【内容】1986年、世界的な経済恐慌と戦争
と疫病に見舞われた人類は滅亡の
危機に瀕していた。折りしもエク
アドル崩壊の直前、ガラパゴス諸
島遊覧の客船バイア・デ・ダーウ
ィン号が何人かの男女を乗せて海
へ漂い出ていた。船長、女教師、
結婚詐欺師、盲目の娘、インディ
オの少女たち――ダーウィンの進
化論で知られるガラパゴス諸島に
漂着した彼らとその子孫たちが、
百万年を経て遂げた新たな進化と
は? 鬼才が描く旧人類への挽歌
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011118-9
01119/ アン・マキャフリイ
青い瞳のダミア
【初版】 95/10/31
◎九星系連盟 / Rowan
【タイトル】青い瞳のダミア / Damia
【著者】アン・マキャフリイ / Anne McCaffrey
【訳者】公手成幸 / Shigeyuki Kude
【初出】1992年
【内容】超常能力を駆使した即時コミュニ
ケーションによって人類は宇宙進
出を果たし、地球を中心とする九
星系連盟を形成していた。連盟で
も屈指の超常能力者ローワンの娘
ダミア。母親の才能と気の強さを
そっくり受け継いだ彼女は、幼い
ころから男まさりのお転婆ぶりを
発揮し、やがては美貌のステーシ
ョンマスターに成長してゆく。時
に自らの才能に悩みながらも、明
るく成長してゆく少女ダミアの恋
と冒険! 人気シリーズ第二弾。
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011119-7
01120/ ローダン
カピンの最後通牒
【初版】 95/11/15
◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :215
○カピン族
【タイトル】カピンの最後通牒
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1969年
【内容】時間旅行を妨害していた聖なる島
を破壊したローダン一行は、無事
ゼロ時間デフォルメーターに帰還
した。だが、現在時間に戻るべく
最後の作業をつづける一行を、ま
たも謎の六次元放射が襲った。し
かもその放射により、シェーデレ
ーアの顔に宿ったカピンの断片が
活性化し、かれはいずこともなく
姿を消した! 必死に後を追うイ
ホ・トロトとロード・ツヴィーブ
ス。やがてふたりの行く手には、
レムリア大陸最大の秘密が……!?
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011120-0
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】青い塔の土地 / DAS LAND DER BLAUEN TURME
【著者】ハンス・クナイフェル / Hans Kneifel
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】カピンの最後通牒 / DAS ULTIMATUM DER CAPPINS
【著者】クラーク・ダールトン / Clark Darlton
01121/ グレゴリイ・ベンフォード荒れ狂う深淵
【初版】 95/11/30
【タイトル】荒れ狂う深淵 / Furious Gulf
【著者】グレゴリイ・ベンフォード / Gregory Benford
【訳者】冬川亘 / Wataru Fuyukawa
【初出】1994年
【内容】機械生命メカの執拗な攻撃を受け
宇宙船アルゴに乗り組んだ人類は
銀河系の真の中心――イーターと
呼ばれる巨大なブラックホールへ
と追いやられていた。だがまさに
そのとき、星がひとつ、イーター
により引き裂かれた! その想像
を絶するエネルギーは、開闢モメ
ントを引き起こす。脱出への一縷
の望みをたくし、宇宙船アルゴは
ブラックホールを包むエルゴ空間
へ、荒れ狂う深淵へと突入してい
ったが……待望のシリーズ最新作
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011121-9
01122/ 新宇宙大作戦 エンタープライズの面影
【初版】 95/11/15
◎新宇宙大作戦 / STAR TREK The Next Generation
○TV Novelizations
【タイトル】エンタープライズの面影 / Relics
【原案】ロナルド・D・ムーア / Ron Moore
【著者】マイクル・ジャン・フリードマン / Michael Jan Friedman
【訳者】斉藤伯好 / Hakukou Saito
【初出】1992年
【内容】宇宙連邦軍を退役した〈エンター
プライズ〉の機関長スコットは、
穏やかな余生を送るべく、輸送船
〈ジェノーレン〉でコロニーをめ
ざしていた。その途上、輸送船は
〈ダイソン球天体> の強力な引力
に捕われて大破してしまう。生き
残ったのはスコットと若いクルー
の二人のみ。そこでスコットが考
えだした破天荒な生存方法とは…
…? そして75年後、〈エンター
プライズD〉が〈ジェノーレン〉
からの救難信号をキャッチした!
〔初刷カバー裏解説より〕
【映像】・1992年10月12日/米(NBC)
『新スタートレック / STAR TREK The Next Generation』
第130話「エンタープライズの面影 / Relics」
【ISBN】4-15-011122-7
01123/ アンダースン&ビースン
無限アセンブラ
【初版】 95/11/30
【タイトル】無限アセンブラ / Assemblers of Infinity
【著者】ケヴィン・J・アンダースン&ダグ・ビースン
/ Kevin J. Anderson and Doug Beason
【訳者】内田昌之 / Masayuki Uchida
【初出】1993年
【内容】月の裏側で発見された謎の建造物
の調査に赴いた一行が、現地でこ
とごとく無残な死を遂げた! そ
れは異星から来た無数の微小なロ
ボット――ナノマシンの仕業だっ
た。あらゆる物質を原子レベルで
解体してしまうこの機械が、もし
地球に侵入したら? ただちに最
高の頭脳を持つ科学者が月に召集
され、厳重に隔離された研究所で
必死の調査を開始するが……人類
が直面した新たな脅威を迫真の筆
致で描く、戦慄のSFサスペンス
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011123-5
01124/ イウ゛ォンヌ・ナウ゛ァロー
スピーシーズ ―種の起源―
【初版】 95/11/15
【タイトル】スピーシーズ ―種の起源― / Species
【著者】イヴォンヌ・ナヴァロー / Yvonne Navarro
【訳者】関口幸男 / Yukio Sekiguchi
【初出】1995年
【内容】地球外知性探査計画は、ついに宇
宙からのメッセージを受信した!
深宇宙からアレシボ天文台が受信
した謎のメッセージはふたつ――
ひとつはメタンの触媒に関するも
の。これにより燃料を完全燃焼さ
せることが可能となり、人類は無
限量のエネルギー発生装置を手に
することになった。ふたつめは、
DNAの塩基配列に関するもの。
この異星のDNAと人間の卵子と
を結合させ、人類は新たな生命体
を創りだすことに成功したが……
〔初刷カバー裏解説より〕
【映像】・1995年/米
ロジャー・ドナルドソン監督『スピーシーズ ―種の起源― / Species』
【ISBN】4-15-011124-3
01125/ ローダン
恐怖の楽園
【初版】 95/12/15
◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :216
○カピン族
【タイトル】恐怖の楽園
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1969年
【内容】死の衛星の脅威が高まるさなか、
ローダンは自由商人の惑星オリン
プに赴いた。皇帝アーガイリスの
式典に列席し、銀河諸種族に太陽
系人類の健在ぶりを示すためだ。
一方、太陽系帝国の秘密実験惑星
ラスト・ホープでは、ワリンジャ
ー率いる科学陣が再度の時間遠征
に不可欠な六次元物質クイントロ
ンの生成実験をつづけていた。式
典を終えたローダンは、実験に立
ちあうべく《インターソラー》で
ラスト・ホープに向かったが……
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011125-1
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】彼岸からのエネルギー / ENERGIE AUS DEM JENSEITS
【著者】H・G・エーヴェルス / H. G. Ewers
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】恐怖の楽園 / DIE WELT DER MUTANTEN
【著者】ウィリアム・フォルツ / William Voltz
01126/ ジェフ・ヌーン
ヴァート
【初版】 95/12/15
【タイトル】ヴァート / Vurt
【著者】ジェフ・ヌーン / Jeff Noon
【訳者】田中一江 / Kazue Tanaka
【初出】1993年
【内容】ヴァートとは、新手のドラッグ。
効用によって色分けされた羽を口
のなかに差し入れて喉奥をなでれ
ば、眼前にヴァート世界が出現す
る。マンチェスターの片隅でヴァ
ート浸りの日々を送るスクリブル
には、呪わしい過去があった。謎
の黄羽でトリップし、妹をヴァー
ト世界に置き去りにしてしまった
のだ。最愛の妹を取り戻したい一
心で、スクリブルは絶望的な探索
を続けるが……? A・C・クラ
ーク賞に輝く、新鋭の超話題作!
〔初刷カバー裏解説より〕
【受賞】・1994年度:アーサー・C・クラーク賞
【ISBN】4-15-011126-X
01127/ アン・マキャフリイ
ペガサスで翔ぶ
【初版】 95/12/15
◎ペガサス / Pegasus
【タイトル】ペガサスで翔ぶ / Pegasus in Flight
【著者】アン・マキャフリイ / Anne McCaffrey
【訳者】幹遙子 / Yoko Miki
【初出】1990年
【内容】超能力を科学的に検証し、“ペガ
サスを乗りこなす”ように上手に
操ろうという理念のもと、超心理
学センターが設立された。人類の
宇宙進出とあいまって超能力はま
すます重要になり、所長リューサ
は超能力者の人権保護に忙殺され
ている。そんな彼女の睡眠中に心
に“侵入”してくるものがいた。
強力なテレパスである彼女の心の
シールドを破るとは、どんな能力
者なのか……? 超能力者の活躍
を描く『ペガサスに乗る』姉妹篇
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011127-8
01128/ ローダン
エルトルス人の遺産
【初版】 96/01/15
◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :217
○カピン族
【タイトル】エルトルス人の遺産
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1969年
【内容】コレッロの本拠惑星ジェヴォニア
に潜入したアトラン一行は、スー
パー・ミュータントの神殿タプリ
ウムをめざしていた。なんとして
もコレッロをとらえるのだ! 死
の衛星を破壊するため過去界に遡
るには、かれの超能力がどうして
も必要なのだ。一方、そのコレッ
ロは繰り返しあらわれる両親の幻
影により狂気の淵に追いこまれて
いた。それでも侵入者を察知した
かれは、敵を迎え撃たんと恐るべ
き超能力を発揮しはじめたが……
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011128-6
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】罠だらけの町 / DIE STADT DER TAUSEND FALLEN
【著者】ウィリアム・フォルツ / William Voltz
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】エルトルス人の遺産 / DAS ERBE DES ERTRUSERS
【著者】H・G・エーヴェルス / H. G. Ewers
01129/ スティーウ゛ン・バクスター
フラックス
【初版】 96/01/31
◎ジーリー / Xeelee
【タイトル】フラックス / Flux
【著者】スティーヴン・バクスター / Stephen Baxter
【訳者】内田昌之 / Masayuki Uchida
【初出】1993年
【内容】強力な磁場を持つ中性子星〈スタ
ー〉の内部では、体長約10ミクロ
ンの微小な人類が驚くべき都市を
形成していた。だが近年、グリッ
チと呼ばれる星震現象が頻発し、
人類の居住域は徐々に崩壊しつつ
あった! 想像もつかないほど強
大な何かが〈スター〉を騒がせて
いるのか? その陰には宇宙の支
配的種族ジーリーに関わる重大な
秘密が……エキゾチックな中性子
星を舞台に驚異のスケールで展開
する、ハードSFファン待望の書
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011129-4
01130/ オースン・スコット・カード
地球の呼び声
【初版】 96/01/31
◎帰郷を待つ星 / Homecoming:2
【タイトル】地球の呼び声 / The Call of Earth
【著者】オースン・スコット・カード / Orson Scott Card
【訳者】友枝康子 / Yasuko Tomoeda
【初出】1993年
【内容】植民惑星ハーミニーを軌道上で密
かに統轄するマスター・コンピュ
ーター〈オーヴァーソウル〉。入
植以来四千万年を経て機能低下を
自覚したこのコンピューターは、
夢のお告げを送って人々を地球へ
導こうとする。兄弟とともに花嫁
を探せとのお告げを受けた少年ニ
ャーファイは、独裁者ムウズーの
侵略に揺れる都市バシリカを訪れ
た。そのお告げに隠された、コン
ピューターの真の思惑とは? 人
気作家の新たなる未来史、第二巻
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011130-8
01131/ デイウ゛ィッド・ブリン
ガイア ―母なる地球―[上]
【初版】 96/02/29
【タイトル】ガイア ―母なる地球― / Earth
【著者】デイヴィッド・ブリン / David Brin
【訳者】酒井昭伸 / Akinobu Sakai
【初出】1990年
【内容】2038年。若き天才物理学者アレッ
クスはマイクロ・ブラックホール
の生成に取り組んでいた。これが
完成すれば画期的なエネルギー源
となる。ところが思わぬ事故でブ
ラックホールが地中へ落下、この
ままでは地球は内部から食いつく
されてしまう! 人口爆発や深刻
な環境汚染などの危機的状況に加
え、さらなる致命的な壊滅の危機
に直面した“母なる地球”を救う
べく、アレックスたち科学者チー
ムは絶望的な戦いに乗り出すが!?
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011131-6
01132/ デイウ゛ィッド・ブリン
ガイア ―母なる地球―[下]
【初版】 96/02/29
【タイトル】ガイア ―母なる地球― / Earth
【著者】デイヴィッド・ブリン / David Brin
【訳者】酒井昭伸 / Akinobu Sakai
【初出】1990年
【内容】落下したブラックホールの調査を
続けるアレックスたちは、驚くべ
き事実を発見した。彼らが追って
いるのとは別のブラックホールが
存在していたのだ! いったい誰
が、何を目的に創ったのか? 折
りしも世界各地で超自然的地殻変
動が頻発、地球壊滅のときが刻一
刻と迫っていた……コンピュータ
・ネットワーク情報網と最新科学
の力をもって“母なる地球”の救
済に挑む人類の姿を、迫真の筆致
で描く近未来スペクタクル巨篇!
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011132-4
01133/ 宇宙大作戦 謎の遺跡惑星
【初版】 96/02/29
◎宇宙大作戦 / STAR TREK
○Original Novel
【タイトル】謎の遺跡惑星 / Windows on a Lost World
【著者】V・E・ミッチェル / V. E. Mitchell
【訳者】斉藤伯好 / Hakukou Saito
【初出】1993年
【内容】考古学調査のためダルシファー星
団へおもむいた航宙艦〈エンター
プライズ〉。今回の調査には高名
な考古学者カウル博士の調査団が
同行しており、頭の堅い学者たち
との共同調査は順調とは言いがた
い。第四惑星で上陸調査をはじめ
るとまもなく、予測以上に古く、
しかもまだ正常に機能していると
思われる謎の遺跡が発見されるが
……危険きわまる考古学調査にあ
たる、カーク艦長率いる〈エンタ
ープライズ〉クルーたちの活躍!
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011133-2
01134/ ローダン
三惑星ゲーム
【初版】 96/03/15
◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :218
○カピン族
【タイトル】三惑星ゲーム
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1969年
【内容】太陽系の近傍に反テラ連合の一大
艦隊が出現した。太陽系を目撃し
たダブリファ艦が、破壊される直
前に緊急信号を発していたのだ。
おりからローダンたちは、秘密実
験のためコレッロをラスト・ホー
プに運ぶ必要に迫られていた。だ
が《インターソラー》でゴースト
星系を出れば、反テラ艦隊に発見
されるのは確実。秘密情報局長官
デイトンは一計を案じ、テラ、オ
リンプ、ラスト・ホープをむすぶ
極秘輸送作戦が開始されたが……
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011134-0
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】三惑星ゲーム / DAS DREI-PLANETEN-SPIEL
【著者】ハンス・クナイフェル / Hans Kneifel
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】アトランティスへのテスト飛行 / TESTFLUG NACH ATLANTIS
【著者】クラーク・ダールトン / Clark Darlton
01135/ アーサー・C・クラーク
遥かなる地球の歌
【初版】 96/03/15
【タイトル】遥かなる地球の歌 / The Songs of Distant Earth
【著者】アーサー・C・クラーク / Arthur C. Clarke
【訳者】山高昭 / Akira Yamataka
【初出】1986年
【内容】太陽系の壊滅を察知した人類は、
自らの子孫を残すべく、遺伝情報
を搭載した自動播種船をつぎつぎ
と近隣の星々に送り出した。その
ひとつ、青い海に囲まれた楽園サ
ラッサでは、何世代かのうちに新
たな人類が自由で理想的な社会を
築きあげていた。だがその長い平
和をうち破るかのように、サラッ
サの空に謎の宇宙船が……! 地
球の滅亡から数百年を経た遠未来
を舞台に、新たな道を歩みだした
人類の姿を壮大に描く傑作長篇。
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011135-9
01136/アイザック・アシモフ
カリストの脅威
【初版】 96/03/15
◎アシモフ初期作品集:1
【タイトル】カリストの脅威 / The Early Asimov
【著者】アイザック・アシモフ / Isaac Asimov
【訳者】冬川亘 / Wataru Fuyukawa
【初出】1971年
【内容】英国の出版社から「まだ短篇集に
収録されていない初期の短篇があ
ればぜひ出版したいのだが」との
問い合せがあった。いったんは断
ったアシモフだったが、すぐに思
い直した。それらの短篇はそれほ
どわるい出来ではないし、歴史的
な価値もあり、さらに自伝的な説
明をちりばめれば、よりいっそう
興味深いものになるに違いない!
本書はデビュー作「カリストの脅
威」ほか“SF黄金時代”を髣髴と
させる名品8篇を収録。(全3巻)
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011136-7
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】カリストの脅威 / The Callistan Menace
【初出】アストニッシング・ストーリーズ誌1940年4月号
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】太陽をめぐるリング / Ring Around the Sun
【初出】フューチャー・フィクション誌1940年3月号
3 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】一攫千金 / The Magnificent Possession
【初出】フューチャー・フィクション誌1940年7月号
4 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】時の流れ / Trends
【初出】ASF誌1939年7月号
5 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】恐ろしすぎて使えない武器 / The Weapon Too Dreadful to Use
【初出】アメージング・ストーリーズ誌1939年5月号
6 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】焔の修道士 / Black Friar of the Flame
【初出】プラネット・ストーリーズ誌1942年春季号
7 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】混血児 / Half-Breed
【初出】アストニッシング・ストーリーズ誌1940年2月号
8 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】秘密の感覚 / The Secret Sense
【初出】コズミック・ストーリーズ誌1941年3月号
01137/アン・マキャフリイ ダミアの子供たち
【初版】 96/03/31
◎九星系連盟 / Rowan
【タイトル】ダミアの子供たち / Damia's Children
【著者】アン・マキャフリイ / Anne McCaffrey
【訳者】公手成幸 / Shigeyuki Kude
【初出】1993年
【内容】人類は友好的異星人ムルディニと
協力して艦艇を送り出し、共通の
敵〈ハイヴ〉の母星探索を続けて
いた。優れた超能力者ダミアの子
どもたちは幼いころからムルディ
ニ人に親しんで育ち、〈ハイヴ〉
探索の貴重な戦力となっていく。
ある日、長男ティアンが乗った艦
艇が〈ハイヴ〉の廃船を発見する
が……!? 両親から受け継いだ超
能力を生かしつつ、それぞれの個
性を開花させていく子どもたちの
活躍を描く、人気シリーズ第三弾
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011137-5
01138/ ローダン
時間の守護者
【初版】 96/04/15
◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :219
○カピン族
【タイトル】時間の守護者
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1970年
【内容】惑星ロトロン駐在のカピン秘密警
察長官オヴァロンには、本来の職
務のほかに、もうひとつ極秘任務
があった――黄金の紡錘を使って
あらゆる時間旅行を妨害する“時
間の守護者”としての任務が。そ
のオヴァロンに、突如警報が発せ
られた。何者かがこの惑星ロトロ
ン上で時間実験を敢行しようとし
ている! 急遽、秘密制御ステー
ションにおもむいたオヴァロンは
未来からやってきた謎のタイムマ
シンに対し攻撃を開始したが……
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011138-3
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】時間の守護者 / SCHIRMHERR DER
ZEIT
【著者】H・G・エーヴェルス / H. G. Ewers
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】カピンの年に / IM JAHR DER CAPPINS
【著者】ウィリアム・フォルツ / William Voltz
01139/ジョン・バーンズ
軌道通信
【初版】 96/04/30
【タイトル】軌道通信 / Orbital Resonance
【著者】ジョン・バーンズ / John Barnes
【訳者】小野田和子 / Kazuko Onoda
【初出】1991年
【内容】メルポメネーは13歳。地球−火星
間を巡る小惑星改造船で暮らして
いる。文章を書く才能は誰もが認
めるところだが、おかげで担任の
先生に大変な仕事を頼まれてしま
った。地球の人たちにここの生活
を紹介する本を書けというのだ!
さあどうしよう? とまどい悩み
ながらも彼女は書きはじめた。ほ
んの一年前に体験した小さな「戦
争」のことを……宇宙育ちの少女
の心の成長をみずみずしい筆致で
描く、さわやかな青春冒険SF!
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011139-1
01140/ ロバート・A・ハインライン
ウロボロス・サークル
【初版】 96/04/30
【タイトル】ウロボロス・サークル
/ The Cat who Walks through Walls
: A Comedy
of Manners
【著者】ロバート・A・ハインライン / Robert
A. Heinlein
【訳者】矢野徹 / Tetsu Yano
【初出】1985年
【内容】宇宙居留地ゴールデン・ルールで
気ままに暮らしていたおれは、あ
る日見知らぬ男から人殺しを依頼
された。だが詳しい説明を受ける
間もなく、男は目の前で射殺され
てしまった! 新婚の妻グエンと
共に真相究明に乗り出したおれだ
が、逆に覚えもない殺人の容疑を
かけられて逃げまわる羽目に……
いったい誰がおれを罠にかけたの
か? 宇宙居留地から月世界、並
行世界にまで舞台を移しながら、
スピーディーに展開する冒険巨篇
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011140-5
01141/ ローダン
オヴァロン制御ステーション
【初版】 96/05/15
◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :220
○カピン族
【タイトル】オヴァロン制御ステーション
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1970年
【内容】行方不明になったローダン一行救
出のため、グッキーたちはカピン
が支配するレムリア大陸に潜入し
た。だが、手がかりはイホ・トロ
トの発する微弱なシグナルのみ。
ローダンたちはいったいどこに幽
閉されているのか? 一方、首都
にもどったオヴァロンにも危機が
迫っていた。かつての部下タラカ
ンがオヴァロン暗殺をくわだてた
のである。からくも首都脱出に成
功したオヴァロンは、ローダンに
協力する決意をかためたが……!?
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011141-3
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】オヴァロン制御ステーション /
SCHALTZENTRALE OVARON
【著者】クラーク・ダールトン / Clark Darlton
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】過去界漂流 / DER RING DES VERDERBENS
【著者】ハンス・クナイフェル / Hans Kneifel
01142/ アイザック・アシモフ
ガニメデのクリスマス
【初版】 96/05/15 01136へのコメント
◎アシモフ初期作品集:2
【タイトル】ガニメデのクリスマス / The Early
Asimov
【著者】アイザック・アシモフ / Isaac Asimov
【初出】1971年
【内容】「クリスマスにはサンタがトナカ
イに乗ってやってくるんだ」ふと
もらしたひとことが、まさか一大
危機をもたらそうとは!? 原住民
のオストリ人が、自分たちにもサ
ンタがきてくれなければ仕事はし
ないといいはじめたから、さあ大
変。このままではノルマは果たせ
ず、営業停止に……ガニメデを舞
台に繰り広げられるクリスマス騒
動をユーモラスに描く表題作など
これまでの短篇集に未収録だった
幻の名品12篇を収録。(全3巻)
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011142-1
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】地球種族 / Homo Sol
【訳者】冬川亘 / Wataru Fuyukawa
【初出】ASF誌1940年9月号
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】金星の混血児たち / Half-Breeds
on Venus
【訳者】冬川亘 / Wataru Fuyukawa
【初出】アストニッシング・ストーリーズ誌1940年12月号
3 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】虚数量 / The Imaginary
【訳者】冬川亘 / Wataru Fuyukawa
【初出】スーパー・サイエンス・ストーリーズ誌1942年11月号
4 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】遺伝 / Heredity
【訳者】冬川亘 / Wataru Fuyukawa
【初出】アストニッシング・ストーリーズ誌1941年4月号
5 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】歴史 / History
【訳者】冬川亘 / Wataru Fuyukawa
【初出】スーパー・サイエンス・ストーリーズ誌1941年3月号
6 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ガニメデのクリスマス / Christmas
on Ganymede
【訳者】浅倉久志 / Hisashi Asakura
【初出】スタートリング・ストーリーズ誌1942年1月号
7 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】地下鉄の小男 / The Little Man
on the Subway
【訳者】冬川亘 / Wataru Fuyukawa
【初出】1950年 ファンタジー・ブック第1巻第6号
8 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】新入生歓迎大会 / The Hazing
【訳者】冬川亘 / Wataru Fuyukawa
【初出】スリリング・ワンダー・ストーリーズ誌1942年10月号
9 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】スーパー・ニュートロン / Super-Neutron
【訳者】冬川亘 / Wataru Fuyukawa
【初出】アストニッシング・ストーリーズ誌1941年9月号
10 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】決定的! / Not Final!
【訳者】浅倉久志 / Hisashi Asakura
【初出】ASF誌1941年10月号
11 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】幽霊裁判 / Legal Rites
【訳者】浅倉久志 / Hisashi Asakura
【初出】ウィアード・テールズ誌1950年9月号
12 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】時猫 / Time Pussy
【訳者】冬川亘 / Wataru Fuyukawa
【初出】ASF誌1942年4月号
01143/ スティーウ゛ン・バクスター
虚空のリング[上]
【初版】 96/05/31
◎ジーリー / Xeelee
【タイトル】虚空のリング / Ring
【著者】スティーヴン・バクスター / Stephen
Baxter
【訳者】小木曽絢子 / Ayako Ogiso
【初出】1994年
【内容】3953年。人類はワームホール・テ
クノロジーの開発により、着々と
版図を拡大しつつあった。ところ
が、太陽をはじめとする主系列星
に思わぬ異常が発見された! 恒
星の進化過程が何百倍にも加速さ
れ、恐るべきスピードで銀河が老
化しているのだ。このままでは、
遠からず宇宙は死滅してしまう!
この異変の謎を探るべく、最新鋭
の宇宙船〈グレート・ノーザン〉
が、ワームホールを利用して五百
万年後の未来へと旅立つが……?
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011143-X
01144/ スティーウ゛ン・バクスター
虚空のリング[下]
【初版】 96/05/31
◎ジーリー / Xeelee
【タイトル】虚空のリング / Ring
【著者】スティーヴン・バクスター / Stephen
Baxter
【訳者】小木曽絢子 / Ayako Ogiso
【初出】1994年
【内容】未来の太陽系に到着した〈グレー
ト・ノーザン〉の一行は、太陽の
中に住まう女性リゼールから驚く
べき事実を告げられた。恒星を抹
殺しているのは、人類とは全く異
質な暗黒物質生命だというのだ!
これに対抗できるのは宇宙の支配
的種属ジーリーのみ。かくして一
行は一縷の望みを託し、宇宙の彼
方にあるジーリーの拠点、謎の建
造物〈リング〉へと赴いた……!
ハードSFの気鋭が驚異のタイム
スケールで描く、未来史の集大成
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011144-8
01145/ エリザベス・ハンド
12モンキーズ
【初版】 96/05/31
【タイトル】12モンキーズ / 12 Monkeys
【著者】エリザベス・ハンド / Elizabeth Hand
【訳者】野田昌宏 / Masahiro Noda
【初出】1995年
【内容】21世紀初頭、全世界に蔓延したウ
イルスにより、人類は死滅寸前に
あった。地表をおおいつくした死
のウイルスをさけ、密閉された地
下都市で生活するわずかに生き残
った人々。科学者たちは、ひとり
の男に人類が生きのびるための一
縷の希望を託して、鍵を握る時代
――すべてがはじまった1996年へ
と送りこんだ。そこで彼がつかん
だ巨大な謎……“12モンキーズ”
とは? 知られざる兵器か? 秘
密の軍隊か? それとも……!?
〔初刷カバー裏解説より〕
【映像】・1996年/米
テリー・ギリアム監督『12モンキーズ
/ Twelve Monkeys』
【ISBN】4-15-011145-6
01146/ 新宇宙大作戦 奴隷惑星メガラ
【初版】 96/06/15
◎新宇宙大作戦 / STAR TREK The Next Generation
○Original Novel
【タイトル】奴隷惑星メガラ / Debtors' Planet
【著者】W・R・トンプスン / W. R. Thompson
【訳者】斉藤伯好 / Hakukou Saito
【初出】1994年
【内容】過去十年間のうちに、フェレンギ
人の指導によって工業発展度が1
から9に進んだ惑星メガラ。異常
なまでの急激な進展をとげたこの
星の内情を探れとの指令を受け、
航宙艦〈エンタープライズ〉はメ
ガラへ赴いた。宇宙連邦大使とし
て同行するオッフェンハウスは、
四世紀にわたる冷凍睡眠を経て解
凍されたという、いわくつきの人
物。風変わりな大使とともに、惑
星メガラに隠された恐るべき奸計
に立ち向かうピカードらの活躍!
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011146-4
01147/ アン・マキャフリイ
ライアン家の誇り
【初版】 96/06/15
◎九星系連盟 / Rowan
【タイトル】ライアン家の誇り / Lyon's Pride
【著者】アン・マキャフリイ / Anne McCaffrey
【訳者】公手成幸 / Shigeyuki Kude
【初出】1994年
【内容】敵対宇宙種族〈ハイヴ〉の主力を
なす巨大球体船がついに発見され
た! だが人類とムルディニは微
妙な戦争観の相違から敵を目前に
対立、ライアン家の次男ロジャー
は功を焦ったムルディニ側艦長の
命に背いて殺されかけ、失踪して
しまう。かけつけたローワンたち
は孫息子を救えるのか。そして人
類は〈ハイブ〉を打ち破ることが
できるのか……類まれな能力に恵
まれた一族の、銀河を股にかけた
活躍を描くシリーズ待望の完結篇
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011147-2
01148/ サミュエル・R・ディレイニー
アインシュタイン交点
【初版】 96/06/30
【タイトル】アインシュタイン交点 / The Einstein
Intersection
(A Fabulous,
Formless Darkness)
【著者】サミュエル・R・ディレイニー / Samuel
R. Delany
【訳者】伊藤典夫 / Norio Ito
【初出】1967年
【内容】遠未来の地球。人類はいずこへか
消え失せ、代わりに住みついた異
星生物が懸命に文明を再建しよう
としていた。ロービーは人の心を
音楽で奏でることができる不思議
な青年。恋人の死を契機に旅に出
た彼は古代のコンピュータ、ドラ
ゴン使い、海から来た暗殺者など
様々な存在との出会いを経て、世
界の大いなる謎を解き明かしてゆ
く……幾層ものメタファーやシン
ボルを重ねて華麗な神話宇宙を構
築し、ネビュラ賞に輝く幻の名作
〔初刷カバー裏解説より〕
【受賞】・1967年度:ネビュラ賞Novel部門
【ISBN】4-15-011148-0
01149/ ローダン
惑星ツォイトの野獣
【初版】 96/07/15
◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :221
○カピン族
【タイトル】惑星ツォイトの野獣
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1970年
【内容】オヴァロンとメルセイレを仲間に
加えたローダン一行は、ゼロ時間
デフォルメーターでいったん現実
時間に帰還した。死の衛星はオヴ
ァロンの時代より数十年あとに、
太陽系の第五惑星ツォイトで建造
されたらしい。その建造を阻止す
るためには、どうしても宇宙船が
必要だったのである。装備をとと
のえ、あらためて過去界へとタイ
ムジャンプしたローダンたちは、
スペース=ジェットで惑星ツォイ
トをめざした。だがそこには……
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011149-9
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】火星と木星のあいだ / ZWISCHEN
MARS UND JUPITER
【著者】H・G・エーヴェルス / H. G. Ewers
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】惑星ツォイトの野獣 / DIE BESTIEN
VON ZEUT
【著者】ウィリアム・フォルツ / William Voltz
01150/ アイザック・アシモフ
ファウンデーションの彼方へ[上]
【初版】 96/07/31
◎銀河帝国興亡史 / Foundation :4
【タイトル】ファウンデーションの彼方へ /
Foundation's Edge
【著者】アイザック・アシモフ / Isaac Asimov
【訳者】岡部宏之 / Hiroyuki Okabe
【初出】1982年
・本書の第一章「議員」及び第二章「市長」は、
アイザック・アシモフズSFマガジン誌12月号に掲載された
【内容】設立から五百年、第一ファウンデ
ーションは今、その力の絶頂にあ
った。野蛮な状態に逆行した周辺
惑星を併合し、死にかけた帝国や
恐るべき超能力を持つミュールや
謎に包まれた第二ファウンデーシ
ョンをも打ち負かし……天才科学
者セルダンがうち立てた第二帝国
建設のプランは、順調に進行して
いるかに見えた。だが、それを信
じない人物がただ一人いたのだ!
全世界のファンから絶大な支持を
受ける巨匠の傑作シリーズ第四弾
〔初刷カバー裏解説より〕
【受賞】・1983年度:ヒューゴー賞Novel部門
・1983年度:ローカス賞SFNovel部門
【BEST】・SFマガジン1998年1月号発表:海外長篇部門7位(シリーズとして)
【ISBN】4-15-011150-2
01151/ アイザック・アシモフ
ファウンデーションの彼方へ[下]
【初版】 96/07/31
◎銀河帝国興亡史 / Foundation :4
【タイトル】ファウンデーションの彼方へ /
Foundation's Edge
【著者】アイザック・アシモフ / Isaac Asimov
【訳者】岡部宏之 / Hiroyuki Okabe
【初出】1982年
・本書の第一章「議員」及び第二章「市長」は、
アイザック・アシモフズSFマガジン誌12月号に掲載された
【内容】滅びたはずの第二ファウンデーシ
ョンは実は生き残っており、銀河
の歴史を蔭で操作しているのでは
ないか? 青年議員トレヴィズの
大胆な推理は、第一ファウンデー
ションを震撼させた。ただちにト
レヴィズは第二ファウンデーショ
ン探索の任務を与えられ、考古学
者ペロラットと共に外宇宙へ送り
だされる。だが、そこで見つけた
ものは……? 人気シリーズをさ
らに壮大な未来史へと発展させ、
ヒューゴー賞に輝いた傑作長篇!
〔初刷カバー裏解説より〕
【受賞】・1983年度:ヒューゴー賞Novel部門
・1983年度:ローカス賞SFNovel部門
【BEST】・SFマガジン1998年1月号発表:海外長篇部門7位(シリーズとして)
【ISBN】4-15-011151-0
01152/ アンダースン&ビースン
星海への跳躍[上]
【初版】 96/07/31
【タイトル】星海への跳躍 / Lifeline
【著者】ケヴィン・J・アンダースン&ダグ・ビースン
/ Kevin J. Anderson and Doug Beason
【訳者】嶋田洋一 / Yoichi Shimada
【初出】1990年
【内容】21世紀、偶発核戦争の勃発により
人類文明は崩壊した。残されたの
は地球上空を巡る三つのスペース
・コロニーと月基地のみ。だがそ
のおのおのは補給を絶たれ、孤立
無援の状況に陥っていた。ロシア
人研究コロニーは他国との協力を
こばみ、交信を絶った。アメリカ
の工業コロニーでは生存のため、
合理性の権化のような指導者によ
って常軌を逸した非常手段が取ら
れようとしていた。孤絶した各コ
ロニーに生き残る途はあるのか?
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011152-9
01153/ アンダースン&ビースン
星海への跳躍[下]
【初版】 96/07/31
【タイトル】星海への跳躍 / Lifeline
【著者】ケヴィン・J・アンダースン&ダグ・ビースン
/ Kevin J. Anderson and Doug Beason
【訳者】嶋田洋一 / Yoichi Shimada
【初出】1990年
【内容】唯一食糧を自給できるフィリピン
のコロニーから使者として送りだ
されたラミス少年は、真空中を帆
走する生物を操ってアメリカの工
業コロニーに辿りついた。あとは
ロシア人のもとへ赴くだけだ。ア
メリカ人により開発された超強靱
なハイテクワイアーの存在を知っ
た彼は、大胆きわまりない策を実
行に移す――軌道上のコロニーを
ひとつに結びつけるために。気鋭
の科学者作家コンビがサスペンス
フルに描く、傑作宇宙冒険SF!
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011153-7
01154/ ローダン
エクシロットへの奇襲
【初版】 96/08/15
◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :222
○カピン族
【タイトル】エクシロットへの奇襲
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1970年
【内容】ついにローダン一行は建造中の死
の衛星に潜入し、六次元爆弾をし
かけることに成功した! つぎの
目標は宇宙港エクシロット。そこ
で脱出用の宇宙船をカピンから奪
取しようというのだ。おりから宇
宙港のあるコプタイト大陸でも、
クロキソールをはじめとするツォ
イトの原住生物が冬眠から目覚め
るや、エクシロットへの進撃を開
始していた。かくてローダン一行
と、ツォイトの野獣たちとの奇妙
な共同作戦がはじまったが……!?
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011154-5
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】エクシロットへの奇襲 / UBERFALL
AUF EXOLIT
【著者】クラーク・ダールトン / Clark Darlton
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】不安におののく惑星群 / WELTEN
IN ANGST
【著者】ハンス・クナイフェル / Hans Kneifel
01155/ アイザック・アシモフ
母なる地球
【初版】 96/08/31
◎アシモフ初期作品集:3
【タイトル】母なる地球 / The Early Asimov
【著者】アイザック・アシモフ / Isaac Asimov
【初出】1971年
【内容】もういちど宇宙を地球人の手に!
――地球からの移民の子孫である
オーロラほか50の宇宙国家により
宇宙への移民の道を絶たれた地球
では、60億の人々が行き場を失い
絶望の縁に追いつめられていた。
陽電子ロボットも軍事力も持たぬ
地球が、その覇権を宇宙国家から
奪取すべく企てた秘策――パシフ
ィック計画とは……『鋼鉄都市』
の原型となった表題作「母なる地
球」など、SF黄金時代を創りあ
げた名品7篇を収録。(全3巻完結)
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011155-3
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】著者よ! 著者よ! / Author!
Author!
【訳者】冬川亘 / Wataru Fuyukawa
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】死刑宣告 / Death Sentence
【訳者】冬川亘 / Wataru Fuyukawa
【初出】ASF誌1943年11月号
3 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】袋小路 / Blind Alley
【訳者】岡部宏之 / Hiroyuki Okabe
【初出】ASF誌1945年3月号
4 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】関連なし / No Connection
【訳者】冬川亘 / Wataru Fuyukawa
【初出】ASF誌1948年6月号
5 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】再昇華チオチモリンの吸時性
/ The Endochronic Properties of
Resublimated
Thiotimoline
【訳者】浅倉久志 / Hisashi Asakura
【初出】ASF誌1948年3月号
6 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】赤の女王のレース / The Red Queen's
Race
【訳者】浅倉久志 / Hisashi Asakura
【初出】ASF誌1949年1月号
7 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】母なる地球 / Mother Earth
【訳者】山高昭 / Akira Yamataka
【初出】ASF誌1949年5月号
01156/ アーサー・コナン・ドイル
失われた世界 ―ロスト・ワールド―
【初版】 96/08/31
【タイトル】失われた世界 ―ロスト・ワールド―
/ The Lost World
【著者】アーサー・コナン・ドイル / Sie Artuhr
Conan Doyle
【訳者】加島祥造 / Shozo Kajima
【初出】1912年
【内容】新聞記者のぼく、マローンは取材
で風変わりな動物学者のチャレン
ジャー教授と知りあった。この御
仁、人跡未踏の南米秘境に今なお
有史前の動物が棲息する台地があ
るなどと、とんでもないことをい
う。だが思わぬいきさつから教授
と共に南米に赴くことになったぼ
くは、いつしかジュラ紀そのまま
の驚異の世界に入りこんでいた…
…圧倒的な迫力で万人を魅了する
“恐竜スペクタクル”の原点とな
った、SF冒険小説の古典的名作
〔初刷カバー裏解説より〕
【映像】・1925年/米(ファースト・ナショナル)
ハリイ・O・ホイト監督『ロスト・ワールド
/ The Lost World』
・1960年/米(20世紀フォックス)
アーウィン・アレン監督『失われた世界
/ The Lost World』
【ISBN】4-15-011156-1
01157/ ジョン・クレイマー
重力の影
【初版】 96/08/31
【タイトル】重力の影 / Twistor
【著者】ジョン・クレイマー / John Cramer
【訳者】小隈黎・小木曽絢子 / Rei Kozumi and
Ayako Ogiso
【初出】1989年
【内容】ワシントン大学で高温超伝導の研
究に取り組むデイヴィッドは、実
験中に不思議な現象を目撃した。
回転場の内側に置かれた実験装置
一式が、奇妙な音とともに、忽然
と消え失せてしまったのだ! あ
とには、ガラスのようになめらか
な木製の球が残されていたが、そ
れは地球の植物ではなかった……
現役の物理学者が、素粒子理論の
最先端のひとつ“超ひも理論”と
手に汗握るサスペンスを巧みに結
合させた、興奮の本格ハードSF
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011157-X
01158/ ローダン
タイタン遠征隊
【初版】 96/09/15
◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :223
○カピン族
【タイトル】タイタン遠征隊
【訳者】池田香代子 / Kayoko Ikeda
【初出】1970年
【内容】死の衛星の破壊に失敗したローダ
ンに、オヴァロンがあらたな情報
をもたらした。時間の守護者とし
て太陽系に派遣されたオヴァロン
は、まず土星の衛星タイタンの秘
密基地で装備をととのえたのだと
いう。その基地にあるセクスタゴ
ニウムを入手できれば、こんどこ
そ死の衛星を破壊する六次元爆弾
の製造が可能になる! ローダン
はゼロ時間デフォルメーターをタ
イタンに運ぶと、ふたたび20万年
前の過去界へと旅立ったが……!?
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011158-8
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】タイタン遠征隊 / DAS COMMANDOGEHIRN
【著者】H・G・エーヴェルス / H. G. Ewers
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】時の兄弟 / DIE ZEITBRUDER
【著者】H・G・エーヴェルス / H. G. Ewers
01159/ アーサー・C・クラーク
宇宙のランデヴー3[上]
【初版】 96/09/15
【タイトル】宇宙のランデヴー3 / The garden
of Rama
【著者】アーサー・C・クラーク&ジェントリー・リー
/ Arthur C. Clarke and Gentry
Lee
【訳者】山高昭 / Akira Yamataka
【初出】1991年
【内容】最初の訪問から70年をへて再度太
陽系を訪れた謎の飛行物体ラーマ
は、それを脅威とみなした人類の
核攻撃を受け、破壊されたかに見
えた。しかし――ラーマは生きて
いた! 人類の調査隊員3人をそ
の内部に閉じこめたまま、ラーマ
は太陽系を離れ、どことも知れぬ
目的地をめざして虚空を飛びつづ
ける。そして深宇宙の彼方でラー
マが停止したとき、そこに待ち受
けていたのは、人類の想像をはる
かに超えた巨大な構造物だった!
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011159-6
01160/ アーサー・C・クラーク
宇宙のランデヴー3[下]
【初版】 96/09/15
【タイトル】宇宙のランデヴー3 / The garden
of Rama
【著者】アーサー・C・クラーク&ジェントリー・リー
/ Arthur C. Clarke and Gentry
Lee
【訳者】山高昭 / Akira Yamataka
【初出】1991年
【内容】ラーマにより謎の巨大構造物〈中
核点〉に連れてこられた地球人た
ちを迎えたのは、鳥のような姿を
した異星種族だった。そのひとり
から驚くべき要請がなされた。人
類を観察するため、ラーマ内に一
定人数を呼びよせてほしいという
のだ。かくして彼らは再び太陽系
へと送りかえされ、事の真相を隠
したまま地球各地から二千人の志
願者が募られるが……人知を超え
た驚異に対峙する人類の姿を描く
シリーズ第3弾、待望の文庫化。
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011160-X
01161/ ルーディ・ラッカー
ハッカーと蟻
【初版】 96/09/30
【タイトル】ハッカーと蟻 / The Hacker and
the Ants
【著者】ルーディ・ラッカー / Rudy Rucker
【訳者】大森望 / Nozomi Omori
【初出】1994年
【内容】シリコンバレーの大企業でロボッ
ト開発に携わるジャージーは、ひ
ょんなことからサイバースペース
で一匹の蟻を目撃した。どうやら
会社が研究中の人工生命プログラ
ムが、彼のマシンに迷いこんだら
しい。だが自力で進化し増殖する
この蟻が、試作品のロボットを乗
っ取って世界を覆う光ファイバー
網に侵入してしまったために、思
いもよらぬ騒動が……! 高度な
機械知性の誕生をポップな感覚で
描き出す近未来コンピュータSF
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011161-8
01162/ ローダン
冥界からの漂着者
【初版】 96/10/15
◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :224
○カピン族
【タイトル】冥界からの漂着者
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1970年
【内容】そのテラナーはいっさいの記憶を
失ったまま、衛星タイタンの秘密
ステーションに幽閉されていた。
テラナーのほかにそこにいる生物
は、メルコシュと名乗るオプロン
人のミュータントだけ。しかもメ
ルコシュは、隙あらばテラナーを
殺そうと狙っていたのだ! たが
いに牽制しあいながらも、ふたり
は共通の目的である自由を求めて
ステーションを脱出した。だが、
地表に出たテラナーたちの前に、
謎の巨大宇宙船が出現した……!?
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011162-6
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】冥界からの漂着者 / DER TERRANER
UND DER GLASERNE
【著者】ウィリアム・フォルツ / William Voltz
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】老提督 / DER ALTE ADMIRAL
【著者】ハンス・クナイフェル / Hans Kneifel
01163/ 宇宙大作戦 航宙艦消失!
【初版】 96/10/15
◎宇宙大作戦 / STAR TREK
○Original Novel
【タイトル】航宙艦消失! / The Starship Trap
【著者】メル・ギルデン / Mel Gilden
【訳者】斉藤伯好 / Hakukou Saito
【初出】1993年
【内容】要人護送任務遂行中の〈エンター
プライズ〉に、クリンゴンの一戦
闘艇が接近してきた。わがほうの
艦艇が次々と謎の消失をとげてい
るが、それは宇宙連邦の仕業とし
か考えられないという。しかし実
は、同時に連邦の航宙艦も各地で
消失していたことが、調査の結果
判明した。クリンゴンとの一触即
発の事態を避けるべく、カークた
ちは航宙艦消失の謎の解明にのり
だすが、彼らを待ちうけていたの
は時空のおそるべき陥穽だった!
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011163-4
01164/ ロバート・J・ソウヤー
さよならダイノサウルス
【初版】 96/10/31
【タイトル】さよならダイノサウルス / End
of an Era
【著者】ロバート・J・ソウヤー / Robert J.
Sawyer
【訳者】内田昌之 / Masayuki Uchida
【初出】1994年
【内容】恐竜はなぜ滅んだのか? この究
極の謎を解明するために、二人の
古生物学者がタイムマシンで六千
五百万年のかなた、白亜紀末期へ
赴いた。だが、着いた早々出くわ
したのは、なんと言葉をしゃべる
恐竜! どうやら恐竜の脳内に寄
生するゼリー状の生物が言葉を発
しているらしいのだが、まさかそ
れが「***」だとは……!? 次
次に披露される奇抜なアイデア、
先の読めない展開。実力派作家が
描く、心踊るアドベンチャーSF
〔初刷カバー裏解説より〕
【受賞】・第28回(1997年):星雲賞海外長篇部門
【BEST】・SFマガジン1998年1月号発表:海外長篇部門49位
【ISBN】4-15-011164-2
01165/ R・A・ラファティ
つぎの岩につづく
【初版】 96/10/31
【タイトル】つぎの岩につづく / Strange Doings
【著者】R・A・ラファティ / R. A. Lafferty
【初出】1972年
【内容】時間の堆積した石灰岩の台地に、
年老いた煙突岩がひとつ。そこで
は奇妙な絵文字の刻まれた石がつ
ぎつぎに発見され、学者の論議を
呼んでいた。絵文字はいつも「つ
づく」で終わり、そのとおりまた
次の石が発見される。そして最後
の石が見つかった時、調査隊に何
が起こったのか……? 悪夢と笑
いに溢れた表題作をはじめ、16篇
を収録。SF界のホラ吹きおじさ
んラファティが語る、底抜けにお
かしくて風変わりな物語の数々。
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011165-0
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】レインバード / Rainbird
【訳者】浅倉久志 / Hisashi Asakura
【初出】ギャラクシイ誌1961年12月号
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】クロコダイルとアリゲーターよ、クレム
/ Camels and Dromedaries, Clem
【訳者】伊藤典夫 / Norio Ito
【初出】F&SF誌1967年10月号
3 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】つぎの岩につづく / Continued
on Next Rock
【訳者】浅倉久志 / Hisashi Asakura
【初出】1970年 Damon Knight編『Orbit 7』
4 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】むかしアラネアで / Once on Aranea
【訳者】伊藤典夫 / Norio Ito
【初出】本書
5 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】テキサス州ソドムとゴモラ / Sodom
and Gomorrah, Texas
【訳者】伊藤典夫 / Norio Ito
【初出】ギャラクシイ誌1962年12月号
6 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】金の斑入りの目をもつ男 / The
Man with the Speckled Eyes
【訳者】伊藤典夫 / Norio Ito
【初出】F&SF誌1964年12月号
7 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】問答無量 / All But the Words
【訳者】伊藤典夫 / Norio Ito
【初出】ギャラクシイ誌1971年7月号
8 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】超絶の虎 / The Transcendent Tigers
【訳者】伊藤典夫 / Norio Ito
【初出】ワールド・オブ・トゥモロウ誌1964年2月号
9 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】豊穣世界 / World Abounding
【訳者】浅倉久志 / Hisashi Asakura
【初出】F&SF誌1971年12月号
10 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】夢 / Dream
・初出時の題名Dreamworld
【訳者】伊藤典夫 / Norio Ito
【初出】ギャラクシイ誌1962年6月号
11 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ブリキ缶に乗って / Ride a Tin
Can
【訳者】伊藤典夫 / Norio Ito
【初出】イフ誌1970年4月号
12 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】アロイス / Aloys
【訳者】伊藤典夫 / Norio Ito
【初出】ギャラクシイ誌1961年8月号
13 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】完全無欠な貴橄欖石 / Entire and
Perfect Chrysolite
【訳者】伊藤典夫 / Norio Ito
【初出】1970年 Damon Knight編『Orbit 6』
14 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】太古の殻にくるまれて / Incased
in Ancient Rind
【訳者】浅倉久志 / Hisashi Asakura
【初出】1971年 Samuel R. Delany&マリリン・ハッカー共編『Quark
#3』
15 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】みにくい海 / The Ugly Sea
【訳者】伊藤典夫 / Norio Ito
【初出】リテラリイ・レヴュー誌1961年秋季号
16 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】断崖が笑った / Cliffs That Laughed
【訳者】伊藤典夫 / Norio Ito
【初出】マガジン・オブ・ホラー誌1968年3月号
01166/ ローダン
ダブリファ帝国の崩壊
【初版】 96/11/15
◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :225
○カピン族
【タイトル】ダブリファ帝国の崩壊
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1970年
【内容】死の衛星を破壊する準備がととの
った3434年7月、ローダンのもと
に凶報がとどいた。皇帝ダブリフ
ァがついに太陽系の所在をかぎつ
けたのである。ATGフィールド
の効果を相殺する新兵器を開発し
たダブリファは、いままさに5万
5千の大艦隊をもって襲いかかろ
うとしている。死の衛星による太
陽のノヴァ化プロセスも激化をは
じめた。未曾有の危機に挟み撃ち
にされた太陽系を、ローダンはい
かにして救うことができるのか!?
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011166-9
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ダブリファ帝国の崩壊 / DAS ENDE
DES DIKTATORS
【著者】クラーク・ダールトン / Clark Darlton
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】《マルコ・ポーロ》の発進 / AUFBRUCH
DER MARCO POLO
【著者】K・H・シェール / K. H. Scheer
01167/ トーマス・M・ディッシュ
いさましいちびのトースター
【初版】 96/11/15
【タイトル】いさましいちびのトースター /
The Brave Little Toaster
【著者】トーマス・M・ディッシュ / Thomas
M. Disch
【訳者】浅倉久志 / Hisashi Asakura
【初出】F&SF誌1980年8月号
【内容】だんなさまは、いったいどうした
んだろう? 森の小さな夏別荘で
は、主人に置き去りにされた電気
器具たちが不安な日々を送ってお
りました。ある時ついにちびのト
ースターが宣言します。「みんな
でだんなさまを探しに行こう!」
かくしてトースターのもとに電気
毛布、掃除機、卓上スタンド、ラ
ジオなどが集結し、波乱に満ちた
冒険の旅に出たのですが……けな
げでかわいい電気器具たちの活躍
を描く、心温まるSFメルヘン!
〔初刷カバー裏解説より〕
【受賞】・1981年度:ローカス賞Novelette部門
・第13回(1982年):星雲賞海外短篇部門
【BEST】・SFマガジン1998年1月号発表:海外短篇部門23位
【映像】・1987年/米
ジェリー・リース監督
『ブレイブ・リトルトースター
/ The Brave Little Toaster』
【ISBN】4-15-011167-7
01168/ ジョン・バーンズ
大暴風[上]
【初版】 96/11/30
【タイトル】大暴風 / Mother of Storms
【著者】ジョン・バーンズ / John Barnes
【訳者】中原尚哉 / Naoya Nakahara
【初出】1994年
【内容】2028年、6月。いまや国際政治に
おいて絶大な権力を誇る国連は、
北極海に核兵器を隠匿するシベリ
ア連邦への制裁のため、基地の空
爆を行なった。ところが北極の海
底には、温室効果をもたらすメタ
ンガスが大量に閉じ込められてい
たのだ! 爆発のエネルギーで大
気中に放出されたメタンは、徐々
に気温と水温は上昇させてゆく。
やがて夏が訪れ、暑さが最高潮に
達したとき、北太平洋にかつてな
い激烈な風が吹きはじめた……!
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011168-5
01169/ ジョン・バーンズ
大暴風[下]
【初版】 96/11/30
【タイトル】大暴風 / Mother of Storms
【著者】ジョン・バーンズ / John Barnes
【訳者】中原尚哉 / Naoya Nakahara
【初出】1994年
【内容】北太平洋に発生した史上最大のハ
リケーンは、ハワイ諸島に深刻な
打撃を与えたのち、次々に新たな
嵐を生み出しながら、北半球全域
で猛威をふるっていた。嵐の発生
に最適な気候自体を変えないこと
には、人類の居住域は破壊しつく
されてしまう! この危機に際し
一人の宇宙飛行士に託された大胆
きわまりない作戦とは……? 情
報ネットワーク網と地球環境問題
を背景に、未曾有の災厄に立ち向
かう人類を描く近未来サスペンス
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011169-3
01170/ ローダン
偽りの神々
【初版】 96/12/15
◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :226
○カピン族
【タイトル】偽りの神々
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1970年
【内容】新造なった超弩級戦艦《マルコ・
ポーロ》にのりこみ、ローダン一
行は勇躍カピン族の本拠銀河、グ
ルエルフィン島宇宙に進出した。
だがそこで目にするのは戦火によ
って荒廃した星々とタケル族の懲
罰艦隊のみ。オヴァロンの故郷ガ
ンヤス帝国は痕跡すら見つからな
い。そこへタケル族艦隊から救出
した放浪の賢者、老カピンのショ
ルショヴォから証言が得られ、ロ
ーダンはかつてガンヤス帝国の基
地がおかれた惑星へとむかうが!?
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011170-7
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】偽りの神々 / DIE FALSCHEN GOTTER
【著者】H・G・エーヴェルス / H. G. Ewers
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】平和主義者たちの惑星 / PLANET
DER PAZIFISTEN
【著者】ウィリアム・フォルツ / William Voltz
01171/デイウ゛ィッド・ファインタッ大いなる旅立ち[上]
【初版】 96/12/31
◎銀河の荒鷲シーフォート
【タイトル】大いなる旅立ち / Midshipman's
Hope
【著者】デイヴィッド・ファインタック / David
Feintuch
【訳者】野田昌宏 / Masahiro Noda
【初出】1994年
【内容】2194年、ハーグ艦長ひきいる国連
宇宙軍軍艦〈ハイバーニア〉は、
植民惑星ホープ・ネーションめざ
し地球を旅立った。超空間航法で
あるN波駆動をもちいても17ヵ月
かかる旅である。宇宙軍士官学校
を卒業したばかりの士官候補生ニ
コラス・シーフォートにとって、
毎日が刺激に満ちあふれていた。
だが順調に思えた航天も、最初の
航法チェック・ポイントで怖るべ
き事故が発生したとき、すべてが
変わった! それも悪い方に……
〔初刷カバー裏解説より〕
【受賞】・1996年度:ジョン・W・キャンベル記念賞
【ISBN】4-15-011171-5
01172/デイウ゛ィッド・ファインタッ大いなる旅立ち[下]
【初版】 96/12/31
◎銀河の荒鷲シーフォート
【タイトル】大いなる旅立ち / Midshipman's
Hope
【著者】デイヴィッド・ファインタック / David
Feintuch
【訳者】野田昌宏 / Masahiro Noda
【初出】1994年
【内容】いまやすべてが艦長となったニコ
ラス・シーフォートの双肩にかか
っていた――あの怖るべき事故に
よって艦長ほか2名の宙尉が事故
死し、やがてただひとり生き残っ
た宙尉も病死した。 200名におよ
ぶ乗員乗客の命は、この艦の最先
任士官となった弱冠17歳の士官候
補生の手にゆだねられたのだ!
ホープ・ネーションまであと11ヵ
月、はたして無事たどりつけるの
か……1996年度ジョン・W・キャン
ベル賞受賞に輝く傑作宇宙SF!
〔初刷カバー裏解説より〕
【受賞】・1996年度:ジョン・W・キャンベル記念賞
【ISBN】4-15-011172-3
01173/ エイミー・トムスン
緑の少女[上]
【初版】 96/12/15
【タイトル】緑の少女 / The Color of Distance
【著者】エイミー・トムスン / Amy Thomson
【訳者】田中一江 / Kazue Tanaka
【初出】1995年
【内容】長い眠りからさめたジュナは、目
の前の自分の姿に息をのんだ。頭
髪は消え去り、鉤爪が生え、肌は
鮮やかなオレンジ色だ。いったい
なぜ? わたしは異星の熱帯雨林
で死にかけていたはずなのに……
ジュナを救い、その身体を改造し
たのは、密林に住む原住民テンド
ゥだった。人類のたびかさなる調
査でも発見できなかった異星種族
が、ついにその驚くべき力を現わ
したのだ! 見知らぬ緑の星にと
り残されたジュナの運命は……?
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011173-1
01174/ エイミー・トムスン
緑の少女[下]
【初版】 96/12/15
【タイトル】緑の少女 / The Color of Distance
【著者】エイミー・トムスン / Amy Thomson
【訳者】田中一江 / Kazue Tanaka
【初出】1995年
【内容】ジュナの生存を絶望視した仲間た
ちは、宇宙の彼方へ去ってしまっ
た。いつか地球に戻る日まで、テ
ンドゥと共に生きるほかない。そ
う決意したジュナだったが、異質
な皮膚言語を操るテンドゥの生態
にとまどうばかり。しかもテンド
ゥは、地球人に森を焼かれた憎し
みをジュナにまともにぶつけてき
た……『ヴァーチャル・ガール』
の著者トムスンが、二つの種族の
出会いと交流を情感ゆたかに描き
あげた、ファン待望の長篇第二作
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011174-X
01175/ ローダン
星の掠奪者
【初版】 97/01/15
◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :227
○カピン族
【タイトル】星の掠奪者
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1970年
【内容】ガンヤス族の痕跡が見つからず焦
燥するローダンは、ついに《マル
コ・ポーロ》搭載艦艇による50の
偵察隊を異銀河各地に派遣した。
そのひとつ、アトランの偵察隊は
かつてガンヤス帝国の通商拠点と
して栄えた惑星オフソホナルへ向
かう。偵察の結果、戦火の放射能
によって突然変異した原住民は、
他種族の掠奪をなりわいとするオ
ルコノル人の圧政下にあることが
判明。彼らを救うべく、アトラン
はみずから危地に身を投じるが!?
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011175-8
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】警報……放射能! / VORSICHT-RADIOAKTIV!
【著者】ハンス・クナイフェル / Hans Kneifel
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】星の掠奪者 / PLUNDERER DER STERNE
【著者】クラーク・ダールトン / Clark Darlton
01176/ グレッグ・ベア
女王天使[上]
【初版】 97/01/31
◎ナノテク/量子理論
【タイトル】女王天使 / Queen of Angels
【著者】グレッグ・ベア / Greg Bear
【訳者】酒井昭伸 / Akinobu Sakai
【初出】1990年
【内容】21世紀なかば、ナノテク技術の飛
躍的発展と人格矯正の義務化によ
って、ついに人類は地球に擬似ユ
ートピア社会を形成するにいたっ
た。おりしもAI搭載の無人探査
機が返送するアルファ・ケンタウ
リ探査報告に沸く巨大都市ロスエ
ンジェルスで、ありうべからざる
凶悪犯罪が発生した。高名な詩人
が8人の弟子を惨殺、謎の失踪を
とげたのだ。特命を受けたLA公
安局生え抜きの女性捜査官、マリ
アは事件の捜査にのりだすが……
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011176-6
01177/ グレッグ・ベア
女王天使[下]
【初版】 97/01/31
◎ナノテク/量子理論
【タイトル】女王天使 / Queen of Angels
【著者】グレッグ・ベア / Greg Bear
【訳者】酒井昭伸 / Akinobu Sakai
【初出】1990年
【内容】美貌のLA公安官マリアはナノマ
シンを駆使して詩人の足取りを追
い、カリブ海の独立国に潜入する
も突然の国交断絶でとらわれの身
に。一方被害者の父親の要請で、
異端の心理工学者マーティンは詩
人の精神へ禁じられたサイコダイ
ブを敢行、異様なる心の迷宮に分
け入っていく。そのとき遥か宇宙
の彼方では孤独なAIに自我の萌
芽が……めくるめくナノテク文明
のヴィジョンを人間意識の深淵に
重ねて描く、巨匠待望のSF巨篇
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011177-4
01178/ アイザック・アシモフ
ネメシス[上]
【初版】 97/02/15
【タイトル】ネメシス / Nemesis
【著者】アイザック・アシモフ / Isaac Asimov
【訳者】田中一江 / Kazue Tanaka
【初出】1989年
【内容】時は2220年。植民衛星ローターの
天文学者ユージニアは、太陽から
わずか2光年のところに未知の恒
星を発見した。おりしも地球から
の独立を望んでいたローターの指
導者ピットは、秘密裡に太陽系脱
出を計画。独自に開発したハイパ
ー・アシスト駆動を利用して、衛
星の住民ごと新世界へ旅立った。
だが、人類の新たな故郷になるは
ずのこの星――ネメシスは、やが
て太陽系におそるべき打撃をもた
らすことになる災厄の星だった!
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011178-2
01179/ アイザック・アシモフ
ネメシス[下]
【初版】 97/02/15
【タイトル】ネメシス / Nemesis
【著者】アイザック・アシモフ / Isaac Asimov
【訳者】田中一江 / Kazue Tanaka
【初出】1989年
【内容】平穏な軌道を描いていると思われ
たネメシスは、実は太陽に向かっ
て直進しつづけていた! 太陽系
に達するのは5000年後だが、人類
の避難はすぐにも始めねばならな
い。だがローターの独立に拘泥す
るピットは、この事実を地球に報
告することを拒否。対立するユー
ジニアとその娘をネメシス系の衛
星エリスロに追放してしまう。し
かし、そこには新たな驚異が……
巨匠アシモフが未来史の設定を離
れて描いた最後の本格宇宙SF!
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011179-0
01180/ コードウェイナー・スミス
第81Q戦争
【初版】 97/02/28
◎人類補完機構
【タイトル】第81Q戦争 / The Instrumentality
of Mankind
【著者】コードウェイナー・スミス / Cordwainer
Smith
【訳者】伊藤典夫 / Norio Ito
【初出】1979年
【内容】長い年月の果てに、地球は傷つい
ていた。疲弊した人類は孤立した
都市群に追いこまれ、地上を覆う
荒れ野では、突然変異した獣や人
間狩猟機たちが徘徊するのみ――
そこに現われ、その後一万年以上
にわたる支配を確立した〈補完機
構〉とはいったい何だったのか?
妖しくも美しい補完機構の未来史
の中でも、とりわけ伝説的な色彩
を帯びた9篇を収録。加えてスミ
スの多才を示す貴重な非シリーズ
作品も収めたファン必読の短篇集
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011180-4
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】人類補完機構年表 / Timeline from
THE INSTRUMENTALITY OF MANKIND
【編者】ジョン・J・ピアス / J. J. Pierce
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】序文
【著者】フレデリック・ポール / Frederik Pohl
【初出】リヴァーサイド・クォータリー誌1968年8月号
3 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎人類補完機構
【タイトル】第81Q戦争 / War No.81-Q
【名義】Karloman Jungahr
【初出】The Adjutant誌第9巻第1号1928年6月号
4 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎人類補完機構
【タイトル】マーク・エルフ / Mark Elf
【初出】サターン誌1957年5月号
5 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎人類補完機構
【タイトル】昼下がりの女王 / The Queen of
the Afternoon
【初出】ギャラクシイ誌1978年4月号
6 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎人類補完機構
【タイトル】人びとが降った日 / When the People
Fell
【初出】ギャラクシイ誌1959年4月号
7 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎人類補完機構
【タイトル】青をこころに、一、二と数えよ
/ Think Blue, Count Two
【初出】ギャラクシイ誌1963年2月号
【受賞】・第21回(1990年):星雲賞海外短篇部門
8 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎人類補完機構
【タイトル】大佐は無の極から帰った / The
Colonel Came Back from the Nothing-at-All
【初出】本書
9 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎人類補完機構
【タイトル】ガスタブルの惑星より / From Gustible's
Planet
【初出】ワールド・オブ・イフ誌1962年7月号
10 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎人類補完機構
【タイトル】酔いどれ船 / Drunkboat
【初出】アメージング誌1963年10月号
11 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎人類補完機構
【タイトル】夢幻世界へ / No, No, Not Rogov!
【初出】ワールド・オブ・イフ誌1959年2月号
12 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】西欧科学はすばらしい / Western
Science Is So Wonderful
【初出】ワールド・オブ・イフ誌1958年12月号
13 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ナンシー / Nancy
・初出時の題名The Nancy Routine
【初出】サテライト・サイエンス・フィクション誌1959年3月号
【コメント】雑誌掲載時は結末が削られた
14 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】達磨大師の横笛 / The Fife of
Bodidharma
【初出】ファンタスティック誌1959年6月号
15 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】アンガーヘルム / Angerhelm
【初出】1959年 Frederik Pohl編『Star Science
Fiction
Stories 6』
16 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】親友たち / The Good Friends
【初出】ワールド・オブ・トゥモロウ誌1963年10月号
01181/ スター・トレック スター・トレック ファースト・コンタクト
【初版】 97/02/28
◎宇宙大作戦 / STAR TREK
○Motion Picture Novelizations
【タイトル】スター・トレック ファースト・コンタクト
/ Star Trek : First Contact
【著者】J・M・ディラード / J. M. Dillard
【訳者】斉藤伯好 / Hakukou Saito
【初出】1996年
【内容】宇宙連邦軍司令部に〈ディープ・
スペース5〉より緊急報告がはい
った。あらゆる有機生命体の同化
・ボーグ化を究極の目的とする怖
るべき機械生命体――ボーグが、
一路地球をめざし接近しつつある
というのだ。だが、急遽派遣され
た迎撃艦隊は、ボーグ艦の圧倒的
な攻撃力の前に壊滅した! ピカ
ードひきいる最新鋭航宙艦〈エン
タープライズE〉は、敢然とその
行く手にたちふさがったが……フ
ァン待望の超大作SF映画原作!
〔初刷カバー裏解説より〕
【映像】・1996年/米
ジョナサン・フレイクス監督
『ファースト・コンタクト / Star
Trek : First Contact』
【ISBN】4-15-011181-2
01182/ ローダン
闘技場惑星
【初版】 97/03/15
◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :228
○カピン族
【タイトル】闘技場惑星
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1970年
【内容】ローダン一行は異銀河の掠奪種族
オルコノルから惑星シャカモナに
関する情報を得た。そこには猛獣
同志を闘わせる闘技場があり、タ
ケル族要人が多数集まるという。
そこでローダンはカピンの動静を
探るため、タケル要人の誘拐を計
画した。ロード・ツヴィーブスと
タクヴァリアンを猛獣に仕立て、
自らシャカモナに乗りこもうとい
うのだ。闘技場惑星にむかう宇宙
船を拿捕したテラナーたちはただ
ちに潜入作戦を開始するが……!?
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011182-0
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】闘技場惑星 / AUF DER ARENAWELT
【著者】ウィリアム・フォルツ / William Voltz
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】偽装決闘 / DER SCHAUKAMPF
【著者】ウィリアム・フォルツ / William Voltz
01183/ アーサー・C・クラーク
宇宙のランデヴー4[上]
【初版】 97/03/15
【タイトル】宇宙のランデヴー4 / Rama Revealed
【著者】アーサー・C・クラーク&ジェントリー・リー
/ Arthur C. Clarke and Gentry
Lee
【訳者】冬川亘 / Wataru Fuyukawa
【初出】1993年
【内容】謎の知性体によって建造された巨
大宇宙船ラーマIII が、火星軌道上
で2000人の人類を収容し、太陽系
を離脱してから、すでに3年の歳
月が流れていた。このあいだに、
独裁者ナカムラが権力を掌握し反
対派を容赦なく弾圧――地域の良
心として活動していたニコルは投
獄され、死刑を宣告された。リチ
ャードは2体の小ロボットをニュ
ー・エデンに潜入させ、必死の救
出作戦を開始したが……壮大なス
ケールの宇宙叙事詩ついに完結!
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011183-9
01184/ アーサー・C・クラーク
宇宙のランデヴー4[下]
【初版】 97/03/15
【タイトル】宇宙のランデヴー4 / Rama Revealed
【著者】アーサー・C・クラーク&ジェントリー・リー
/ Arthur C. Clarke and Gentry
Lee
【訳者】冬川亘 / Wataru Fuyukawa
【初出】1993年
【内容】無事に脱出を果たしたニコルとリ
チャードたちに救いの手をさしの
べた謎のレインボー・ピープル、
なにがおころうといかなる干渉も
行なわず、ただ観察を続ける神秘
につつまれたラーマ人、遥かなる
旅路のすえに、中核点にもどった
ニコルたちに明かされるとてつも
ない驚異……巨匠クラークが、G
・リーの協力を得て紡ぎあげた壮
大な物語は、さらに加速度を増し
ながら、思いもかけぬ驚異のクラ
イマックスへと突き進んでゆく!
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011184-7
01185/ ローダン
アンドロイドの兵器廠
【初版】 97/04/15
◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :229
○カピン族
【タイトル】アンドロイドの兵器廠
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1970年
【内容】タケル懲罰艦隊司令官の拉致に成
功したのもつかのま、《マルコ・
ポーロ》はまたも緊張につつまれ
た。捕らえたヴァヴィションがア
ラスカ・シェーデレーアの精神を
のっとり、彼を根城に乗員への無
差別ペドトランスファー攻撃を仕
かけてきたのだ。テラナーたちは
次々に憑依され、危うく同士討ち
をしそうになりつつ、辛うじても
ちこたえた。だが復讐の鬼と化し
たヴァヴィションはテラナー殲滅
のさらなる罠をめぐらしていた!
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011185-5
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】作戦基地 / DIE OPERATIONSBASIS
【著者】H・G・エーヴェルス / H. G. Ewers
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】アンドロイドの兵器廠 / IM ARSENAL
DER ANDROIDEN
【著者】H・G・エーヴェルス / H. G. Ewers
01186/ アーシュラ・K・ル・グィン
内海(ないかい)の漁師
【初版】 97/04/30
【タイトル】内海(ないかい)の漁師 / A Fisherman
of the Inland Sea
【著者】アーシュラ・K・ル・グィン / Ursula
K. Le Guin
【初出】1994年
【内容】アナレスのシュヴェックにより開
発されたアンシブルは、人類に計
り知れぬ恩恵を与えた。その唯一
の欠点は、瞬間移動が可能なのが
非物体に限られることである。も
し、物体にも瞬間移動が可能にな
ったとしたら、人類は宇宙を思い
のままにできる……画期的なチャ
ーテン理論をめぐる表題作「内海
の漁師」、ユーモアあふれる「ゴ
ルゴン人との第一接近遭遇」、寓
話的色彩の「物事を変えた石」な
ど、全8篇を収録する傑作短篇集
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011186-3
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ゴルゴン人との第一接近遭遇 /
The First Contact with the Gorgonids
【訳者】佐藤高子 / Takako Sato
【初出】オムニ誌1992年1月号
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ニュートンの眠り / Newton's Sleep
【訳者】佐藤高子 / Takako Sato
【初出】1991年 Full Spectrum 3
3 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】北壁登攀 / The Ascent of the
North Face
【訳者】佐藤高子 / Takako Sato
【初出】アイザック・アシモフズSFマガジン誌1983年7月号
4 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】物事を変えた石 / The Rock That
Changed Things
【訳者】佐藤高子 / Takako Sato
【初出】アメージング・ストーリーズ誌1992年9月号
5 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ケラスチョン / The Kerastion
【訳者】佐藤高子 / Takako Sato
【初出】1990年 Westerconプログラムブック
6 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎ハイニッシュ・ユニバース / Hainishe Universe
【タイトル】ショービーズ・ストーリイ / The
Shobies' Story
【訳者】小尾芙佐 / Fusa Obi
【初出】1990年 Universe 1
7 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎ハイニッシュ・ユニバース / Hainishe Universe
【タイトル】踊ってガナムへ / Dancing to Ganam
【訳者】小尾芙佐 / Fusa Obi
【初出】アメージング・ストーリーズ誌1993年9月号
8 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎ハイニッシュ・ユニバース / Hainishe Universe
【タイトル】もうひとつの物語――もしくは、内海の漁師
/ Another Story or A Fisherman
of the Inland
Sea
【訳者】佐藤高子 / Takako Sato
【初出】1994年 本書
01187/ グレッグ・ベア
火星転移[上]
【初版】 97/04/30
◎ナノテク/量子理論
【タイトル】火星転移 / Moving Mars
【著者】グレッグ・ベア / Greg Bear
【訳者】小野田和子 / Kazuko Onoda
【初出】1993年
【内容】人類が火星移民を始めて 100年を
経た22世紀後半。火星市民はナノ
テクを初めとする先端技術を適度
にとりいれた共同体生活を謳歌し
ていた。だが、火星が独立憲法の
制定と政治的統一をめざしていた
そのとき、母なる地球は密かな陰
謀をめぐらしていた。テクノロジ
ーの袋小路につきあたった地球の
目的はただひとつ――独立にはや
る火星を従属化、搾取すること!
未曾有の動乱の嵐は、いままさに
赤い惑星をまきこもうとしていた
〔初刷カバー裏解説より〕
【受賞】・1994年度:ネビュラ賞Novel部門
【ISBN】4-15-011187-1
01188/ グレッグ・ベア
火星転移[下]
【初版】 97/04/30
◎ナノテク/量子理論
【タイトル】火星転移 / Moving Mars
【著者】グレッグ・ベア / Greg Bear
【訳者】小野田和子 / Kazuko Onoda
【初出】1993年
【内容】火星の命運は若き女性政治家キャ
シーアに託された。困難な地球と
の交渉にあたる彼女は、かつての
恋人だった物理学者のチャールズ
から、超兵器としても応用可能な
“ベル連続体理論”の存在を知ら
される。だがそれは両刃の剣だっ
た。その理論の潜在的な破壊力に
気づいた地球によって、火星への
全面攻撃が開始されたのだ……近
未来火星のヴィヴィッドな描写と
破天荒なプロットでネビュラ賞に
輝いた、ベア畢生の超大作登場!
〔初刷カバー裏解説より〕
【受賞】・1994年度:ネビュラ賞Novel部門
【ISBN】4-15-011188-X
01189/ ローダン
モリタトールの聖域
【初版】 97/05/15
◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :230
○カピン族
【タイトル】モリタトールの聖域
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1970年
【内容】モリタトール――すなわちグルエ
ルフィン銀河の語り部をもって任
ずる種族。そのひとり、カラバシ
ュが《マルコ・ポーロ》へコンタ
クトを求めてきた。ローダンは申
し出に応じ、相手の本拠惑星モラ
ケシュへ向かう。驚いたことにモ
ラケシュはカピン20万年の膨大な
歴史を記録・保存する“文書庫惑
星”であり、銀河に君臨するタケ
ル人の干渉も受けつけぬほどの聖
域だった。しかし、そこにも密か
な陰謀のしのびよる気配が……!?
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011189-8
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】モリタトールの聖域 / DER ARCHIVPLANET
【著者】ハンス・クナイフェル / Hans Kneifel
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】X時間 / ZEITPUNKT X
【著者】ハンス・クナイフェル / Hans Kneifel
01190/ ロバート・A・ハインライン
落日の彼方に向けて[上]
【初版】 97/05/15
【タイトル】落日の彼方に向けて / To Sail
Beyond the Sunset
【著者】ロバート・A・ハインライン / Robert
A. Heinlein
【訳者】矢野徹 / Tetsu Yano
【初出】1987年
【内容】目覚めると、ベッドには見知らぬ
男の死体が。そして自分のいるの
がどこで、いつの時代なのかさっ
ぱりわからない。いったい何が起
こったのだろう……。わたしはモ
ーリン・ジョンソン・ロング。長
命族の指導者ラザルス・ロングの
母であり、その共同妻。植民星テ
ラス・ターシャスにやってきてか
らというもの、自分の子孫に囲ま
れて優雅な生活を送っていたのに、
昨夜からの記憶がない。わたしは
必死になって記憶を探るが……。
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011190-1
01191/ ロバート・A・ハインライン
落日の彼方に向けて[下]
【初版】 97/05/15
【タイトル】落日の彼方に向けて / To Sail
Beyond the Sunset
【著者】ロバート・A・ハインライン / Robert
A. Heinlein
【訳者】矢野徹 / Tetsu Yano
【初出】1987年
【内容】『メトセラの子ら』で登場し『愛
に時間を』『獣の数字』『ウロボ
ロス・サークル』でも活躍する、
ハインラインの作品中もっとも魅
力的なキャラクターであるラザル
ス・ロング。本書はこのラザルス
・ロングの母であり、共同妻のひ
とりでもあるモーリンを主人公と
し、その生い立ちからいまに至る
までを綴ることで、〈未来史〉シ
リーズにふくまれるすべての作品
を、見事に結合させた。SF界の
巨匠、ハインライン最後の長篇。
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011191-X
01192/ ロバート・J・ソウヤー
ターミナル・エクスペリメント
【初版】 97/05/31
【タイトル】ターミナル・エクスペリメント
/ The Terminal Experiment
【著者】ロバート・J・ソウヤー / Robert J.
Sawyer
【訳者】内田昌之 / Masayuki Uchida
【初出】1995年
本書はHobson's Choiceとしてアナログ誌1994年12月号〜1995年3月号まで
掲載されたもの
【内容】医学博士のホブスンは、死にかけ
た老女の脳波の測定中に、人間の
「魂」とおぼしき小さな電気フィ
ールドが脳から抜け出てゆくのを
発見した。魂の正体を探りたいホ
ブスンは自分の脳をスキャンし、
自らの精神の複製を三通り、コン
ピュータの中に作りだした。とこ
ろが現実に、この三つの複製のう
ちどれかの仕業としか思えない殺
人が次々に……果たして犯人はど
の「ホブスン」なのか? 1995年
度ネビュラ賞に輝く衝撃の話題作
〔初刷カバー裏解説より〕
【受賞】・1995年度:ネビュラ賞Novel部門
【ISBN】4-15-011192-8
01193/ 新宇宙大作戦 テレパスの絆
【初版】 97/06/15
◎新宇宙大作戦 / STAR TREK The Next Generation
○Original Novel
【タイトル】テレパスの絆 / Guises of the
Mind
【著者】レベッカ・ニーズン / Rebecca Neason
【訳者】斉藤伯好 / Hakukou Saito
【初出】1993年
【内容】〈エンタープライズ〉は、宇宙連邦
加盟条約調印のため、惑星〈キャ
プロン4〉に向かっていた。同乗
者は〈リトル・マザーズ〉の修道
女2名。国王から、恵まれない子
供たちの救済を行なうこの修道会
に、修道女の派遣要請があったた
めだ。だが修道女のひとり、マザ
ー・ヴェロニカには、本人すら気
づいていない驚くべき超能力が隠
されていた! いっぽう〈キャプ
ロン4〉では、怖るべき陰謀がピ
カード一行を待ち受けていた……
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011193-6
01194/ グレゴリイ・ベンフォード輝く永遠(とわ)への航海[上]
【初版】 97/06/30
【タイトル】輝く永遠(とわ)への航海 / Sailing
Bright Eternity
【著者】グレゴリイ・ベンフォード / Gregory
Benford
【訳者】冬川亘 / Wataru Fuyukawa
【初出】1995年
・本書の第二部「まもなく夜が来る」はアシモフズSF誌1994年8月号に
掲載された
【内容】機械生命に追われ銀河中心のブラ
ックホールを包む領域に進入した
人類の末裔、ビショップ族。その
一員トビーは仲間とはぐれ、時空
を素材に造られたエスティ空間に
迷いこんだ。さまよう彼の前に出
現したのはナイジェルと名乗る謎
の男。この男こそが人類として初
めて機械生命と接触し、以来三万
年余も人類を見守ってきたのだ。
機械生命に打ち克つ鍵を求め、ト
ビーはナイジェルと共に知識の源
〈銀河系図書館〉に赴くが……!?
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011194-4
01195/ グレゴリイ・ベンフォード輝く永遠(とわ)への航海[下]
【初版】 97/06/30
【タイトル】輝く永遠(とわ)への航海 / Sailing
Bright Eternity
【著者】グレゴリイ・ベンフォード / Gregory
Benford
【訳者】冬川亘 / Wataru Fuyukawa
【初出】1995年
・本書の第二部「まもなく夜が来る」はアシモフズSF誌1994年8月号に
掲載された
【内容】一方、ビショップ族の長キリーン
も、息子トビーの行方を探してエ
スティ空間を放浪していた。その
途上、彼はマンティスと呼ばれる
機械生命と遭遇した。マンティス
によれば、どうやら機械生命は、
キリーンの父を筆頭にした三世代
のビショップ族の遺伝子に隠され
た情報を欲しているらしい。実は
その情報こそ機械生命を破滅に導
く切札だった……宇宙物理学の最
新理論を元に未来宇宙の姿を鮮烈
に描く壮大なシリーズ、堂々完結
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011195-2
01196/ ローダン
あてどなき逃走
【初版】 97/07/15
◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :231
○カピン族
【タイトル】あてどなき逃走
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1970年
【内容】燃える惑星モラケシュを軽巡CM
P=1でからくも脱出したローダ
ンだったが、六千のモリタトール
難民を抱えた艦は身動きもままな
らない。背後にタケル艦隊が迫る
四面楚歌の状況で、彼らのいつ終
わるともしれぬ逃避行がはじまっ
た。一方《マルコ・ポーロ》で別
行動をとっていたアトランも、ロ
ーダンからの連絡が絶えたのを不
審に思い、ピュソマ星系に引き返
す。だが旗艦を待ちうけていたの
は、タケル艦隊の猛砲火だった!
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011196-0
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】あてどなき逃走 / FLUCHT INS UNGEWISSE
【著者】クラーク・ダールトン / Clark Darlton
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】智者シェコヌ / DER WISSENDE
【著者】クラーク・ダールトン / Clark Darlton
01197/ デイウ゛ィッド・ファインタッチャレンジャーの死闘[上]
【初版】 97/07/31
◎銀河の荒鷲シーフォート
【タイトル】チャレンジャーの死闘 / Challenger's
Hope
【著者】デイヴィッド・ファインタック / David
Feintuch
【訳者】野田昌宏 / Masahiro Noda
【初出】1995年
【内容】2197年11月、トレメイン提督ひき
いる国連宇宙軍救援戦隊所属の宇
宙艦14隻は、69光年離れたホープ
・ネーション星系をめざし地球を
旅立った。謎の生命体“魚”から植
民星系を守るためである。いまや
宇宙軍最年少艦長となったシーフ
ォートも、〈ポーシャ〉艦長とし
て作戦に参加していた。その任務
は、戦隊のつゆはらいとしてまっ
さきにN波航法から降り、チェッ
クポイントを哨戒すること――だ
が、やがで怖るべき悲劇が……!?
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011197-9
01198/ デイウ゛ィッド・ファインタッチャレンジャーの死闘[下]
【初版】 97/07/31
◎銀河の荒鷲シーフォート
【タイトル】チャレンジャーの死闘 / Challenger's
Hope
【著者】デイヴィッド・ファインタック / David
Feintuch
【訳者】野田昌宏 / Masahiro Noda
【初出】1995年
【内容】トレメイン提督により、シーフォ
ートは無慈悲にもN波駆動系を破
壊された〈チャレンジャー〉の艦
長を命じられた。〈ポーシャ〉に
将旗を移す、ホープ・ネーション
に到着しだい救助艦を派遣するの
でそれを待て、というのである。
だが、地球から19光年離れたこの
天域に、救助艦が到着するには2
年の歳月を要する。しかも艦に残
されたのは、反抗的なクルー、飲
んだくれの機関長、浮浪児と老人
ばかりの乗客70名であった……!?
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011198-7
01199/ ジェフ・ヌーン
花粉戦争
【初版】 97/07/31
【タイトル】花粉戦争 / Pollen
【著者】ジェフ・ヌーン / Jeff Noon
【訳者】田中一江 / Kazue Tanaka
【初出】1995年
【内容】犬人間のタクシー運転手が殺され
た。しかも、口から大量の花を生
やした奇妙な状況で。捜査にあた
る女刑事シビルは、テレパシーで
被害者の最期の意識にアクセスし
そこで読み取ったボーダという少
女の行方を追いはじめる。だが、
それはのちに街を騒がせる〈花粉
侵入〉事件の、ほんの序章でしか
なかった――混血種やロボットが
闊歩する未来世界を舞台に、英S
F界の寵児が特異な感覚で描いた
傑作サイケデリック・ノヴェル!
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011199-5
01200/ ローダン
偽のガンヨ
【初版】 97/08/15
◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :232
○カピン族
【タイトル】偽のガンヨ
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1970年
【内容】幽閉されていたモリタトールの智
者シェコヌが救出された。かれの
言によれば、タケル艦隊5000隻が
封鎖するレイケオ星系の一惑星が
タケル人の侵攻計画の要であるら
しい。だが厳重に封鎖されたその
惑星への侵入は、スペース=ジェ
ットをもってしても不可能だ……
かくして、ハール・デフィン率い
るサンダーボルト・チームに白羽
の矢が立った。だが首尾よく侵入
を果たしたかれらが耳にしたのは
なんと、ガンヨ再臨の噂だった!
〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-011200-2
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】シガのスパイ / DIE SPIONE VON
SIGA
【著者】ウィリアム・フォルツ / William Voltz
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】偽のガンヨ / DER FALSCHE GANJO
【著者】ウィリアム・フォルツ / William Voltz