00801/ アン・マキャフリイ 竜の歌い手
【初版】 88/12/31

◎パーンの竜騎士 / Pern :5
【タイトル】竜の歌い手 / Dragonsinger
【著者】アン・マキャフリイ / Anne McCaffrey
【訳者】小尾芙佐 / Fusa Obi
【初出】1977年
【内容】九匹の火蜥蜴とともに、メノリはフォー
    ト城砦にある竪琴師ノ主工舎にやってき
    た。竪琴師ノ長ロビントンに見いだされ
    た彼女は、女ながらも徒弟としてここで
    音楽を学ぶのだ。だが、楽器はなんでも
    こなし、歌をうたわせても作らせても上
    手なメノリに、周囲は羨望と嫉妬を隠せ
    なかった。同じ小舎に住み、お稽古ごと
    として音楽を学ぶ娘たちからは意地悪さ
    れ、頭のかたい工師には才能を認めても
    らえない。しかし彼女は、数々の困難を
    乗りこえ、女人竪琴師への道を歩みだす
    のだった……精綴な筆づかいで流麗に描
    かれる〈竪琴師ノ工舎〉三部作の第二巻
    〔初刷カバー裏解説より〕
【BEST】・SFマガジン1998年1月号発表:海外長篇部門65位(シリーズとして)
【ISBN】4-15-010801-3



00802/ ベンフォード&エクランド もし星が神ならば
【初版】 88/12/31

【タイトル】もし星が神ならば / If the Stars Are Gods
【著者】グレゴリイ・ベンフォード&ゴードン・エクランド
      / Gregory Benford and Gordon Eklund
【訳者】宮脇孝雄 / Takao Miyawaki
【初出】1977年
    ・本作品は中編として発表されたものをまとめ長篇化したもの
     1974年 Terry Carr編『Universe 4』:第二部 / もし星が神ならば
     F&SF誌1976年7月号:第四部 / The Anvil of Jove
    ・【受賞】は第二部に対するもの
【内容】2017年、太陽系に突如として、巨大な恒
    星間宇宙船が飛来した。人類の長年の夢
    だった地球外知性との交流が、ついに幕
    を開けたのだ! 異星テクノロジーを入
    手すれば、銀河系へ雄飛することも不可
    能ではない。かくして、火星探険で勇名
    をはせ、今は天文学界の重鎮となってい
    るブラッドリイ・レナルズが、公式使節
    として異星船に赴いた。だがキリンに似
    た異星人はテクノロジーについては口を
    つぐみ、ただ太陽に関する情報が欲しい
    と謎めいた言葉をくり返すばかりだった
    ……米SFを代表するベンフォードと実
    力派エクランドが放つ壮厳な宇宙SF!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【受賞】・1974年度:ネビュラ賞Novelette部門
【ISBN】4-15-010802-1



00803/ ローダン 宇宙駅攻略
【初版】 89/01/15

◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :147
 ○アンドロメダ
【タイトル】宇宙駅攻略
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1968年
【内容】散弾転送星系に対するテフローダー艦隊の攻
    撃は、セントラル・ステーションという宇宙
    駅から行なわれたことが判明した。テフロー
    ダー艦の航続距離は百万光年。アンドロメダ
    星雲から四十万光年、散弾転送星系まで十五
    万光年のセントラル・ステーションは格好の
    基地だったのだ。かつてマークスが、アンド
    ロメダと銀河をつなぐ橋として作った宇宙駅
    システム――その三つの主要ステーション、
    セントラル、ミッドウェイ、ルックアウトが
    今や島の王たちの邪悪な目的のために使われ
    ている。そこでローダンらは、宇宙駅システ
    ムを攻略しようと大艦隊を派遣したが……!?
    〔初刷巻頭解説より〕
【ISBN】4-15-010803-X
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】宇宙駅攻略 / UNTERNEHMEN CENTRAL-STATION
【著者】ウィリアム・フォルツ / William Voltz
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】征服者たち / DIE EROBERER
【著者】クラーク・ダールトン / Clark Darlton



00804/ ウォルター・ジョン・ウィリアムナイト・ムーヴズ
【初版】 89/01/31

【タイトル】ナイト・ムーヴズ / Knight Moves
【著者】ウォルター・ジョン・ウィリアムズ / Walter Jon Williams
【訳者】大西憲 / Akira Onishi
【初出】1985年
【内容】人類はついに星々を征服した。画期的な
    フォークナー・ジェネレータの開発で光
    速の90パーセント近い速度での宇宙飛行
    が可能になったのだ。だが発明者フォー
    クナー博士は、人口の激減した地球で無
    聊の日々を送っていた。そこにはるかな
    アマテラス星から、テレポーテーション
    ができる動物が見つかったという知らせ
    が届く。博士はさっそく、物質転送の鍵
    を秘めたこの動物の調査に赴いたが、謎
    はますます深まるばかりだった! 遺伝
    子工学で生み出されたケンタウロスの奏
    でる竪琴のメロディにのせて、新鋭が情
    感ゆたかに紡ぎ出す神話的SF叙事詩!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010804-8



00805/ グレゴリイ・ベンフォード大いなる天上の河[上]
【初版】 89/01/31

【タイトル】大いなる天上の河 / Great Sky River
【著者】グレゴリイ・ベンフォード / Gregory Benford
【訳者】山高昭 / Akira Yamataka
【初出】1987年
【内容】広大な宇宙へ向かって人類はようやく進
    出しはじめていた。だが、有機生命を敵
    視する機械文明との遭遇が、人類の運命
    を大きく変えてしまった。有機生命の抹
    殺をもくろむ機械文明により、地球と人
    類は徐々に破滅の道へと追いやられてい
    く……それでも人類は生き延びていた。
    銀河中心にある年老いた恒星をめぐる惑
    星スノーグレイド。メカと呼ばれる機械
    生命の惑星改造のため、寒冷化と砂漠化
    が進められているこの惑星で、人類は戦
    いつづけていたのだ! 科学者作家ベン
    フォードが、人類と機械文明の未来を壮
    大なスケールで描きだす傑作ハードSF
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010805-6



00806/ グレゴリイ・ベンフォード大いなる天上の河[下]
【初版】 89/01/31

【タイトル】大いなる天上の河 / Great Sky River
【著者】グレゴリイ・ベンフォード / Gregory Benford
【訳者】山高昭 / Akira Yamataka
【初出】1987年
【内容】定住の地〈城塞〉を機械生命のメカに破
    壊されて流浪の民となった人類は、メカ
    に見つからぬよう逃げまわるだけの存在
    になりはてている。だが、そのメカに対
    抗すべく人類はみずからの体を機械化し
    ていた。あらゆるデータを網膜に直接投
    影したり、電波を臭気として感じること
    もできる。死亡直後の脳髄から情報を取
    りだし、それをチップの形で生き残った
    者の体に埋めこみ、死者との会話も可能
    になっているのだ。圧倒的な力を持ち、
    人類を虫けら同然に見なす機械生命のメ
    カに戦いを挑む人々の姿を、ネビュラ賞
    受賞作家が迫力ある筆致で描く傑作長篇
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010806-4



00807/ フィリップ・K・ディック 流れよわが涙、と警官は言った
【初版】 89/02/15

【タイトル】流れよわが涙、と警官は言った / Flow My Tears, The Policeman Said
【著者】フィリップ・K・ディック / Philip K. Dick
【訳者】友枝康子 / Yasuko Tomoeda
【初出】1974年
【内容】三千万人のファンから愛されるマルチタ
    レント、ジェイスン・タヴァナーは、安
    ホテルの不潔なベットで目覚めた。昨夜
    番組のあと、思わぬ事故で意識不明とな
    り、ここに収容されたらしい。体は回復
    したものの、恐るべき事実が判明した。
    身分証明書が消えていたばかりか、国家
    の膨大なデータバンクから、彼に関する
    全記録が消え失せていたのだ。友人や恋
    人も、彼をまったく覚えていない。“存
    在しない男”となったタヴァナーは、警
    官から追われながらも、悪夢の突破口を
    必死に探し求めるが……現実の裏側に潜
    む不条理を描くディック最大の問題作!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【受賞】・1975年度:ジョン・W・キャンベル記念賞
【BEST】・SFマガジン1998年1月号発表:海外長篇部門65位
【ISBN】4-15-010807-2



00808/ ウィリアム・ギブスン モナリザ・オーヴァドライヴ
【初版】 89/02/15

【タイトル】モナリザ・オーヴァドライヴ / Mona Lisa Overdrive
【著者】ウィリアム・ギブスン / William Gibson
【訳者】黒丸尚 / Hisashi Kuroma
【初出】1988年
    ・本作品は初出前に『抜粋』として掲載された
     High Time誌1987年11月号:第15章
     資生堂〈花椿〉誌1988年3月号:第1章
【内容】久美子は、たったひとりで成田発ロンド
    ン直行便にチェックインした。激化する
    経済抗争を避けるため、《ヤクザ》の大
    物である父親の指示でイギリスに身を隠
    すことになったのだ。だが久美子は知る
    よしもなかった――十三歳の自分が、ミ
    ラーシェードを埋めこんだ女ボディガー
    ドにひきずられ、擬験の大スターのアン
    ジイや、伝説的ハッカーのボビイをも巻
    きこんだ大冒険に出発し、電脳空間の神
    秘をかいま見ることになるとは! 全世
    界注目の作者が、疾走感あふれるシャー
    プな展開で満を持して放つ、ファン熱望
    の《電脳空間》三部作完結篇ついに登場
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010808-0



00809/ フレデリック・ポール ゲイトウエイ4 ―ヒーチー年代記―[上]
【初版】 89/02/15

◎ゲイトウエイ / Gateway
【タイトル】ゲイトウエイ4 ―ヒーチー年代記― / The Annals of the Heechee
【著者】フレデリック・ポール / Frederik Pohl
【訳者】矢野徹 / Tetsu Yano
【初出】1987年
【内容】ヒーチー人の超テクノロジーの恩恵を受
    け、人類は飛躍的な発展をとげた。唯一
    の問題は、暗殺者たちと呼ばれるエネル
    ギー生物の存在だった。かれらは、テク
    ノロジーが発達した文明をいくども破壊
    し、宇宙の物理法則そのものを変えよう
    としている。ヒーチー人も人類もかれら
    との共存は不可能だ。暗殺者たちが潜む
    球電の近くに監視ホイールが建設され、
    完全警戒態勢がとられることとなった。
    しかし、暗殺者たちが球電から現われる
    とき何が起こるのか、ヒーチー人さえも
    知らなかったのだ……! 人類とヒーチ
    ー人の新たな歴史がここに幕をひらく!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010809-9



00810/ フレデリック・ポール ゲイトウエイ4 ―ヒーチー年代記―[下]
【初版】 89/02/15

◎ゲイトウエイ / Gateway
【タイトル】ゲイトウエイ4 ―ヒーチー年代記― / The Annals of the Heechee
【著者】フレデリック・ポール / Frederik Pohl
【訳者】矢野徹 / Tetsu Yano
【初出】1987年
【内容】暗殺者たちが潜む球電に向けて、地球か
    ら謎のメッセージが送信された。地球に
    暗殺者の協力者がいたのか? メッセー
    ジの送信場所は、南太平洋のムーレア地
    区。しかも、メッセージが送信された直
    後に、この地区ではヒーチー人の少年と
    東洋系の少女が行方不明となっていた。
    機械貯蔵の知性となったロビネット・ブ
    ロードヘッドは、アインシュタイン・プ
    ログラムの助力もあおいで、事実の究明
    に乗りだすが……宇宙創成と“失われた
    質量”の関係、そしてヒーチー人が畏怖
    する暗殺者たちの実体がついに明かされ
    る! 巨匠ポールの好評シリーズ第四部
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010810-2



00811/ ローダン 星の女王
【初版】 89/03/15

◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :148
 ○アンドロメダ
【タイトル】星の女王
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1968年
【内容】三つの宇宙駅を占領したローダン一行は,そ
    の一つルックアウトの司令から重要な情報を
    入手した。島の王たちの権力中枢といわれる
    惑星マルチドンの存在である。その惑星のデ
    ュプリケーターで,島の王たちの艦隊やデュ
    プロが無制限に作りだされているのだ。そこ
    さえ消滅すれば,島の王たちも恐れるにはた
    らない。だが,マルチドンは重力嵐吹きあれ
    る暗黒星雲ウクランの中にある。優秀なマー
    クスの特務機関でさえ,一度入ったら戻って
    これない恐るべき星雲だ。それでもローダン
    は,ラス・ツバイ、グッキーらを暗黒星雲に
    突入させ,マルチドン破壊をもくろんだが!?
    〔初刷巻頭解説より〕
【ISBN】4-15-010811-0
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】失われた惑星 / DER VERLORENE PLANET
【著者】クラーク・ダールトン / Clark Darlton
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】星の女王 / DIE HERRIN DER STERNE
【著者】クルト・マール / Kurt Mahr



00812/ カート・ウ゛ォネガット モンキー・ハウスへようこそ[1]
【初版】 89/03/31

【タイトル】モンキー・ハウスへようこそ / Welcome to the Monkey House
【著者】カート・ヴォネガット・ジュニア / Kurt Vonnegut, Jr.
【初出】1968年
【内容】日に三回の道義避妊ピルの服用、そして
    街角には自殺ホーム――人口過剰の未来
    社会でとられた政策は、セックスの禁止
    と自殺の奨励だった。だが、性の解放を
    謳う反逆者が、一人また一人と現われる
    ……表題作はじめ、役を演じるたびにそ
    の人物になりきってしまうアマチュア役
    者ハリーと、かれに恋する女性ヘリーン
    との一風変わったラブ・ロマンス「こん
    どはだれに?」、十六人の生命を賭けて
    共産ゲリラの隊長とチェスをさすアメリ
    カ人大佐の苦悩を描く「王様の馬がみん
    な……」など、ヴォネガットの多彩な魅
    力を結集した傑作短篇集、待望の文庫化
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010812-9
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】わが村 / Where I Live
    ・初出時の題名 You're Never Been to Barnstable?
【訳者】吉田誠一
【初出】トラベラーズ・ワールド誌1964年10月号
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ハリスン・バージロン / Harrison Bergeron
【訳者】伊藤典夫 / Norio Ito
【初出】F&SF誌1961年10月号
3 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】こんどはだれに? / Who Am I This Time?
    ・初出時の題名 My Name Is Everyone
【訳者】浅倉久志 / Hisashi Asakura
【初出】サタデイ・イヴニング・ポスト誌1964年12月16日号
4 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】モンキー・ハウスへようこそ / Welcome to the Monkey House
【訳者】伊藤典夫 / Norio Ito
【初出】プレイボーイ誌1968年1月号
5 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】永遠への長い道 / Long Walk to Forever
【訳者】伊藤典夫 / Norio Ito
【初出】レイディーズ・ホーム・ジャーナル誌1960年8月号
6 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】フォスター家の財産目録 / The Foster Portfolio
【訳者】吉田誠一
【初出】コリヤーズ誌1951年9月8日号
7 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】誘惑嬢 / Miss Temptation
【訳者】宮脇孝雄 / Takao Miyawaki
【初出】サタデイ・イヴニング・ポスト誌1956年4月21日号
8 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】王様の馬がみんな…… / All the King's Horses
【訳者】伊藤典夫 / Norio Ito
【初出】コリヤーズ誌1951年2月10日号
【映像】・1991年/米(CMTV)『Kurt Vonnegut's Monkey House』
     アラン・キング監督「王様の馬がみんな・・・」
     著者自ら番組のホストとなる
9 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ほら話、トム・エジソン / Tom Edison's Shaggy Dog
【訳者】宮脇孝雄 / Takao Miyawaki
【初出】コリヤーズ誌1953年3月14日号
10 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】新しい辞書 / New Dictionary
    ・初出時の題名 The Latest Word
【訳者】宮脇孝雄 / Takao Miyawaki
【初出】ニューヨーク・タイムズ・ブック・レビュー誌1966年10月30日号
11 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】となりの部屋 / Next Door
【訳者】伊藤典夫 / Norio Ito
【初出】コズモポリタン誌1955年4月号
【映像】・1991年/米(CMTV)『Kurt Vonnegut's Monkey House』
     ポール・シャピロ監督「となりの部屋」
     著者自ら番組のホストとなる
12 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】夢の家 / More Stately Mansions
【訳者】吉田誠一
【初出】コリヤーズ誌1951年12月22日号



00813/ カート・ウ゛ォネガット モンキー・ハウスへようこそ[2]
【初版】 89/03/31

【タイトル】モンキー・ハウスへようこそ / Welcome to the Monkey House
【著者】カート・ヴォネガット・ジュニア / Kurt Vonnegut, Jr.
【初出】1968年
【内容】バーンハウス教授のささやかなサイコロ
    実験が、ことの始まりだった。サイコロ
    を自在に動かせるその力は、バーンハウ
    ス効果と名付けられ、やがて全世界の軍
    備を即座に破壊できるまでに大きくなる
    ……ヴォネガットのデビュー作「バーン
    ハウス効果に関する報告書」ほか、オペ
    レーターの女性に恋をして、五百篇もの
    詩を捧げた、世界最大のコンピューター
    の物語「エピカック」、長寿薬普及の結
    果もたらされる六世代同居の悲喜劇「明
    日も明日もその明日も」など、SFから
    ユーモア、恋愛小説まで、ヴォネガット
    の幅広い魅力が満喫できる傑作短篇集!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010813-7
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ハイニアス・ポート物語 / The Hyannis Port Story
【訳者】伊藤典夫 / Norio Ito
【初出】1968年 本書
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】孤児 / D.P.
【訳者】伊藤典夫 / Norio Ito
【初出】レイディーズ・ホーム・ジャーナル誌1953年8月号
3 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】バーンハウス効果に関する報告書 / Report on the Barnhouse Effect
【訳者】浅倉久志 / Hisashi Asakura
【初出】コリヤーズ誌1950年2月11日号
4 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ユーフィオ論議 / The Euphio Question
【訳者】宮脇孝雄 / Takao Miyawaki
【初出】コリヤーズ誌1951年5月12日号
【映像】・1991年/米(CMTV)『Kurt Vonnegut's Monkey House』
     ギルバート・シルトン監督「ユーフィオ論議」
     著者自ら番組のホストとなる
5 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】帰れ、いとしき妻子のもとへ / Go Back to Your Precious Wife and Son
【訳者】吉田誠一
【初出】レイディーズ・ホーム・ジャーナル誌1962年7月号
6 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】構内の鹿 / Deer in the Works
【訳者】吉田誠一
【初出】エスクァイア誌1955年4月号
7 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】嘘 / The Lie
【訳者】森慎一
【初出】サタデイ・イヴニング・ポスト誌1962年2月24日号
8 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】未製服 / Unready to Wear
【訳者】斉藤伯好 / Noriyoshi Saito
【初出】ギャラクシイ・サイエンス・フィクション誌1953年4月号
9 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】手に負えなかった子供 / The Kid Nobody Could Handle
【訳者】吉田誠一
【初出】サタデイ・イヴニング・ポスト誌1955年9月24日号
10 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】人間ミサイル / The Manned Missiles
【訳者】宮脇孝雄 / Takao Miyawaki【初出】コズモポリタン誌1958年7月号
11 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】エピカック / Epicac
【訳者】吉田誠一
【初出】コリヤーズ誌1950年11月25日号
12 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】アダム / Adam
【訳者】宮脇孝雄 / Takao Miyawaki
【初出】コズモポリタン誌1954年4月号
13 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】明日も明日もその明日も / Tomorrow and Tomorrow and Tomorrow
    ・初出時の題名 The Big Trip Up Yonder
【訳者】浅倉久志 / Hisashi Asakura
【初出】ギャラクシイ・サイエンス・フィクション誌1954年1月号



00814/ ローラ・J・ミクスン アストロ・パイロット
【初版】 89/03/15

【タイトル】アストロ・パイロット / Astropilots
【著者】ローラ・J・ミクスン / Laura J. Mixon
【訳者】野田昌宏 / Masahiro Noda
【初出】1987年
【内容】暗黒の宇宙を翔け、遥かな星々に人類の版図
    を広げるスペースシップ。そのパイロットこ
    そ、星空に夢を追う若者の憧れのまとだ。だ
    が栄光のパイロットになるためには、養成学
    寮の狭き門をくぐったうえに、苛酷な訓練に
    耐えねばならない。そして今、ジェイスンと
    いう新入生が、エリダニII星系からやってき
    た。上級生のアンドレア伊藤は、体力も知性
    も平均を遥かにうわまわる彼に心をひかれて
    ゆく。だが、さしものアンドレアも、ジェイ
    スンが太陽系全域の平和を賭けた壮大な野望
    を胸に秘めていることなど、知るよしもなか
    ったのだ! 痛快スペース・アドベンチャー
    〔初刷巻頭解説より〕
【ISBN】4-15-010814-5



00815/ ローダン 超要塞タマニウム
【初版】 89/04/15

◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :149
 ○アンドロメダ
【タイトル】超要塞タマニウム
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1968年
【内容】島の王たちの本拠惑星がルーム星系にあるこ
    とを知ったローダンは,4000隻の新型宇宙艦
    に発進命令を下した。マークスの大艦隊とと
    もに,今度こそ島の王たちの息の根を止める
    のだ! だが,そのころ島の王たちは,とて
    つもない陰謀をたくらんでいた。時間転送機
    で 435年過去へさかのぼり,そこにいるテフ
    ローダー戦艦を太陽系に進出させる。その目
    的は,1971年6月10日に太陽系第三惑星の衛
    星で不時着しているアルコン調査巡洋艦の破
    壊。ローダンがアルコン人と遭遇しなければ
    太陽系帝国の成立も不可能になる。時を越え
    る島の王たちの陰謀がついに始まった……!
    〔初刷巻頭解説より〕
【ISBN】4-15-010815-3
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】超要塞タマニウム / SUPERFESTUNG TAMANIUM
【著者】H・G・エーヴェルス / H. G. Ewers
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】眠れる者たち / AMOKLAUF DER SCHLAFER
【著者】H・G・エーヴェルス / H. G. Ewers



00816/ A・バートラム・チャンドラー 次元交錯星域
【初版】 89/04/15

◎銀河辺境/外伝 / Rim Worlds:7
【タイトル】次元交錯星域 / The Dark Dimensions
【著者】A・バートラム・チャンドラー / A. Bertram Chandler
【訳者】関口幸男 / Yukio Sekiguchi
【初出】1971年
【内容】銀河辺境星区のさらに外側の宇宙空間に,だ
    れもその正体を解明していない謎の構造物が
    あった。その中には,人類よりはるかに進ん
    だ科学と技術が秘められているはずだ。そこ
    で銀河連邦,辺境星区連合はもとよりシャア
    ラ帝国やウォルドグレン公国が,それぞれに
    遠征隊を派遣した。だが,そのことごとくが
    悲惨な最期をとげたのだ。ある遠征隊は全員
    行方不明,またある遠征隊は廃人同様になっ
    た一人を残し全員死亡した。そこにウォルド
    グレン公国がまた遠征隊を派遣したという情
    報が入った。そこで公国に対抗すべく辺境星
    区連合はグライムズ准将を派遣したが……!?
    〔初刷巻頭解説より〕
【ISBN】4-15-010816-1



00817/ ブルース・コーウ゛ィル 宇宙探偵ラスティ
【初版】 89/04/15

【タイトル】宇宙探偵ラスティ / Murder in Orbit
【著者】ブルース・コーヴィル / Bruce Coville
【訳者】斎藤ひろみ / Hiromi Saito
【初出】1987年
【内容】ぼくの名前はラスティ・マクフィー。スペー
    ス・コロニー,ICE−3で生化学を勉強し
    ている。口うるさい両親はいるし,学課には
    遅刻ばかりするけれど,コロニー生活はいた
    って快適……のはずだった。ダスト・コンヴ
    ァーターの中で,男の腐乱死体を発見するま
    では。紛争処理局に連絡するあいだに,死体
    は強力な溶解液のせいで溶けてしまうし,コ
    ンピュータで検索しても,スペース・コロニ
    ーの居住者に行方不明者は見あたらない。そ
    れ以来,ぼくは命を狙われる破目に……“存
    在しない死体”の謎をさぐる,ラスティ少年
    の冒険を軽快に描く,近未来SFミステリ!
    〔初刷巻頭解説より〕
【ISBN】4-15-010817-X



00818/ ウォルター・ジョン・ウィリアムハードワイヤード[上]
【初版】 89/04/30

【タイトル】ハードワイヤード / Hardwired
【著者】ウォルター・ジョン・ウィリアムズ / Walter Jon Williams
【訳者】酒井昭伸 / Akinobu Sakai
【初出】1986年
    ・本書の一部は「パンツァーボーイ」のタイトルで
     アイザック・アシモフズSFマガジン誌1986年4月号に掲載された
【内容】超音速戦闘機や装甲ホバーに乗りこんで
    21世紀アメリカの荒廃しきった中西部を
    つっ走り、危険なブツを命がけで運ぶパ
    ンツァーボーイ。その中でも、カウボー
    イは伝説的存在だった。全身にハイテク
    機器を埋めこんで、航法コンピュータや
    攻撃システムと脳を直結できる“ハード
    ワイヤード”として、彼は危険にみちた
    灼熱の砂漠や夜の闇を疾走する。だが自
    由を愛する彼の心には、地球を荒廃させ
    ておきながら、軌道上で甘い汁を吸うば
    かりのコンツェルンへの憎悪が、次第に
    ふくらんでくるのだった……ハイテクと
    バイオレンスあふれる話題の近未来SF
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010818-8



00819/ ウォルター・ジョン・ウィリアムハードワイヤード[下]
【初版】 89/04/30

【タイトル】ハードワイヤード / Hardwired
【著者】ウォルター・ジョン・ウィリアムズ / Walter Jon Williams
【訳者】酒井昭伸 / Akinobu Sakai
【初出】1986年
    ・本書の一部は「パンツァーボーイ」のタイトルで
     アイザック・アシモフズSFマガジン誌1986年4月号に掲載された
【内容】カウボーイの怒りは爆発した。軌道コン
    ツェルン同士の構想のあおりをくって、
    彼の属する運び屋グループが、別の集団
    に不意うちされたのだ。地球を荒廃させ
    おれたちを食い物にしながら、人工コロ
    ニーで安逸な暮らしを送るあいつらに、
    目にもの見せてやる! かくしてカウボ
    ーイは、美人ハードワイヤードで腕きき
    ボディガードのサラと手を組み、仲間た
    ちの力を結集して、圧倒的な戦闘力と経
    済力をあわせもつコンツェルンを相手ど
    り、乾坤一擲の大勝負にうって出た……
    冒険SFの期待の新星が放つファン待望
    のフルスピード・サイバーアクション!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010819-6



00820/ ローダン 権力の果て
【初版】 89/05/15

◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :150
【タイトル】権力の果て
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1968年
【内容】太陽系帝国とマークスの連合軍は,島の王た
    ちの本拠惑星タマニウムをついに攻略した。
    惑星は連合軍により封鎖され,着陸禁止令が
    しかれている。その水も漏らさぬ包囲網を抜
    けて,一機のモスキート=ジェットが着陸し
    た。星の女王ミロナ・テティンとアトランで
    ある。島の王たちの想像を絶する科学技術,
    その秘密をタマニウムのポジトロニクスから
    探り出そうというのだ。だが,タマニウム潜
    入に成功したアトランを待っていたのは,た
    だひとり生き残った島の王との対決だった。
    崩壊寸前の惑星タマニウムで壮絶な戦いを開
    始したアトラン,そしてミロナの運命は?
    〔初刷巻頭解説より〕
【ISBN】4-15-010820-X
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ○アンドロメダ
【タイトル】権力の果て / AM ENDE DER MACHT
【著者】ウィリアム・フォルツ / William Voltz
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ○M−87
【タイトル】モルゲンロート星域に警報 / ALARM IM SEKTOR MORGENROT
【著者】K・H・シェール / K. H. Scheer



00821/ 宇宙大作戦 エンタープライズの反乱
【初版】 89/05/15

◎宇宙大作戦 / STAR TREK
 ○Original Novel
【タイトル】エンタープライズの反乱 / Mutiny on the Enterprise
【著者】ロバート・E・ヴァーデマン / Robert E. Vardeman
【訳者】斉藤伯好 / Noriyoshi Saito
【初出】1983年
【内容】ロムラン帝国に近い,オリオン・アームのア
    ムドン=ジャーナモリア星間で全面戦争勃発
    の危機が生じた。事態を重視する宇宙連邦は
    調停のための外交団を〈エンタープライズ〉
    号で派遣することを決定した。だが,宇宙基
    地でのオーバーホール直前だった同号のエン
    ジンの調子は悪く,上陸休暇をあてにしてい
    た乗組員の士気もあがらない。しかも外交団
    のザーヴ大使は短気で,乗組員とのいさかい
    がたえなかった。漂流中の美女ローレライを
    救助することに大使が反対したことで,〈エ
    ンタープライズ〉号の乗組員の反感が爆発。
    カーク艦長の手に負えなくなってしまった!
    〔初刷巻頭解説より〕
【ISBN】4-15-010821-8



00822/ ブルース・スターリング 蝉の女王
【初版】 89/05/31

【タイトル】蝉の女王
【著者】ブルース・スターリング / Bruce Sterling
【訳者】小川隆 / Takashi Ogawa
【初出】1989年本書
【内容】寒冷や酷暑、真空、低重力、容赦なくふ
    りそそぐ宇宙線……苛酷きわまりない大
    宇宙に生きるため、人類はおのれの肉体
    そのものを改造しはじめた。ある者は遺
    伝子工学を駆使して肉体そのものを改変
    し、ある者は肉体とハイテクの融合に未
    来を見出した。やがてそれが〈工作者〉
    〈機械主義者〉という二大勢力となり、
    他の党派をもまきこむ抗争をくりひろげ
    るが、遙かに進歩した異星人〈投資者〉
    も、太陽系への進出を画策していた……
    サイバーパンク派の旗手の未来史SFを
    日本で独自に結集した、ファン待望の傑
    作短篇集登場!〔序文/W・ギブスン〕
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010822-6
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】序文
【著者】ウィリアム・ギブスン / William Gibson
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】巣 / Swarm
【初出】F&SF誌1982年4月号
3 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】スパイダー・ローズ / Spider Rose
【初出】F&SF誌1982年8月号
4 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】蝉の女王 / Cicada Queen
【初出】1983年 Terry Carr編『Universe 13』
5 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】火星の神の庭 / Sunken Garden
【初出】オムニ誌1984年6月号
6 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】〈機械主義者/工作者〉の時代――二十の情景
      / Life in the Mechanist/Shaper Era: 20 Evocations
【初出】インターゾーン誌1984年春季号
7 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】〔著者あとがき〕地平線のない世界



00823/ アーシュラ・K・ル・グィン ロカノンの世界
【初版】 89/05/31

◎ハイニッシュ・ユニバース / Hainishe Universe
【タイトル】ロカノンの世界 / Rocannon's World
【著者】アーシュラ・K・ル・グィン / Ursula K. Le Guin
【訳者】小尾芙佐 / Fusa Obi
【初出】1966年
【内容】全世界連盟から派遣されたフォーマルハ
    ウト第二惑星調査隊は、隊長のロカノン
    を残して全滅した。この惑星にひそむ連
    盟への反逆者が、調査隊を襲ったのだ。
    なんとかこの事実を母星に知らせようと
    するロカノンだったが、通信装置を破壊
    されてしまっていた。使用可能な装置は
    調査隊を攻撃した反逆者の手もとにしか
    ない。ロカノンは、この星のヒューマノ
    イド――風虎に乗り、空を翔けるアンギ
    ャール族の協力を得て、未踏の大陸の果
    てまでも反逆者を捜し求めるが……その
    後のル・グィンの物語世界の基調をなす
    SF界の女王の記念すべき長篇第一作!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010823-4



00824/ インディ・ジョーンズ インディ・ジョーンズ 最後の聖戦
【初版】 89/06/15

【タイトル】インディ・ジョーンズ 最後の聖戦 / Indiana Jones and the Last Crusade
【著者】ロブ・マグレガー / Rob MaGregor
【訳者】大森望 / Nozomi Omori
【初出】1989年
【内容】考古学者にして無類の冒険家インディ・ジョーンズは、ナ
    チスの暗雲たれこめるヨーロッパをめざした。伝説の聖抔
    と行方不明の父を探しだすために! ニューヨーク、ベニ
    ス、ベルリン、トルコ……海陸空を縦横無尽に駆けめぐる
    インディの大冒険。驚異のSFXと息もつかせぬ展開で世
    界を熱狂させるルーカスとスピルバーグの傑作映画原作。
    〔初刷カバー裏解説より〕
【映像】・1989年/米
     スティーブン・スピルバーグ監督
     『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦
       / Indiana Jones and the Last Crusade』
【ISBN】4-15-010824-2



00825/ A・バートラム・チャンドラー 銀河辺境の彼方
【初版】 89/06/15

◎銀河辺境/外伝 / Rim Worlds:8
【タイトル】銀河辺境の彼方 / The Gateway to Never
【著者】A・バートラム・チャンドラー / A. Bertram Chandler
【訳者】関口幸男 / Yukio Sekiguchi
【初出】1972年
【内容】辺境星区宇宙軍予備役グライムズ准将の部下
    が,幻覚状態で宇宙船〈リム・カリブー〉を
    発進させて事故を起こした。辺境星区連合で
    は違法とされている麻薬“夢を紡ぐ草”を吸
    っていたのだ。辺境星区宇宙軍に復帰させら
    れたグライムズは麻薬捜査にかりだされるは
    めにおちいった。麻薬取引きの情報を入手し
    たグライムズは,さっそく惑星エブリスへ向
    かう。噴煙をあげる火山,強風,地震,雷な
    どで地獄のような景観を持つエブリス。それ
    にもかかわらず,エブリスはリゾート地とし
    て栄えている。そこで観光客に変装して潜入
    したグライムズを襲う恐るべき事件とは?
    〔初刷巻頭解説より〕
【ISBN】4-15-010825-0



00826/ J・ティプトリー・ジュニア 老いたる霊長類の星への賛歌
【初版】 89/06/30

【タイトル】老いたる霊長類の星への賛歌 / Star Songs of an Old Primate
【著者】ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア / James Tiptree, Jr.
【初出】1978年
【内容】理想の植民星を発見した探査船ケンタウ
    ル号。だが、その唯一の帰還者で、異星
    生物を持ち帰った女性生物学者の報告が
    明かす恐るべき真実とは?……性心理を
    探求する「一瞬のいのちの味わい」、太
    陽フレアにまきこまれ、NASAとの接
    触を失ったサンバード号の乗務員が見た
    未来の地球の異様な姿を通して、戦慄す
    べきヴィジョンを呈示し、ヒューゴー、
    ネビュラ両賞受賞の栄冠に輝く「ヒュー
    ストン、ヒューストン、聞こえるか?」
    など、つねにSF界に衝撃を与えつづけ
    たティプトリーが、現代SFの頂点をき
    わめた傑作中短篇全7篇をここに結集!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010826-9
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】序文
【著者】アーシュラ・K・ル・グィン / Ursula K. Le Guin
【訳者】友枝康子 / Yasuko Tomoeda
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】汝が半数染色体の心 / Your Haploid Heart
【訳者】友枝康子 / Yasuko Tomoeda
【初出】アナログ誌1969年9月号
3 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】エトセトラ、エトセトラ / And So On, And So On
【訳者】友枝康子 / Yasuko Tomoeda
【初出】1970年 Phantasmicon 6
4 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】煙は永遠にたちのぼって / Her Smoke Rose Up Forever
【訳者】友枝康子 / Yasuko Tomoeda
【初出】1974年 エドワード・L・ファーマン&バリー・マルツバーグ編
        『究極のSF』
5 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】一瞬のいのちの味わい / A Momentary Taste of Being
【訳者】友枝康子 / Yasuko Tomoeda
【初出】1976年 New Atlantis
6 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ヒューストン、ヒューストン、聞こえるか?
      / Houston, Houston,Do You Read?
【訳者】伊藤典夫 / Norio Ito
【初出】1976年 Vonda N. McIntyre&S・J・アンダースン編
        『Aurora : Beyond Equality』
【受賞】・1977年度:ヒューゴー賞Novella部門
    ・1976年度:ネビュラ賞Novella部門
【BEST】・SFマガジン1998年1月号発表:海外短篇部門34位
7 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ネズミに残酷なことのできない心理学者
      / The Psychologist Who Wouldn't Do Awful Things to Rats
【訳者】友枝康子 / Yasuko Tomoeda
【初出】1976年 Robert Silverberg編『New Dimensions 6』
8 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】すべてのひとふたたび生まるるを待つ / She Waits for All Men Born
【訳者】友枝康子 / Yasuko Tomoeda
【初出】1976年 Future Power



00827/ エウ゛ァンズ&ホールドストッ アザー・エデン
【初版】 89/06/15

【タイトル】アザー・エデン / Other Edens
【編者】クリストファー・エヴァンズ&ロバート・ホールドストック
      / Christopher Evans and Robert Holdstock
【初出】1987年
【内容】無生物にとって神とは何か? この命題
    をいとも軽快に描きあげるイアン・ワト
    スン「アミールの時計」、放射能で汚染
    された雨の降る近未来を舞台に、母娘の
    愛憎を情感豊かに歌うタニス・リー「雨
    にうたれて」、人跡未踏の惑星で探険隊
    が発見するものは……マイクル・ムアコ
    ック「凍りついた枢機卿」、相対性理論
    がもたらす“ウラシマ効果”に、ブライ
    アン・オールディスがひねりのきいた結
    末をつける「キャベツの代価」など、本
    邦初紹介の新鋭から、さらに円熟味を増
    した大家まで、今日のイギリスSFを代
    表する作家の傑作中短篇14篇を収録!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010827-7
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】雨にうたれて / Crying in the Rain
【著者】タニス・リー / Tanith Lee
【訳者】室住信子
【初出】1987年
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】人生の事実 / The Facts of Life
【著者】クリストファー・エヴァンズ / Christopher Evans
【訳者】美濃透 / Toru Mino
【初出】1987年
3 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ささやかな遺産 / Small Heirlooms
【著者】M・ジョン・ハリスン / M. John Harrison
【訳者】中村融 / Toru Nakamura
【初出】1987年
4 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】アミールの時計 / The Emir's Clock
【著者】イアン・ワトスン / Ian Watson
【訳者】大森望 / Nozomi Omori
【初出】1987年
5 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】キャベツの代価 / The Price of Cabbages
【著者】ブライアン・W・オールディス / Brian W. Aldiss
【訳者】浅倉久志 / Hisashi Asakura
【初出】1987年
6 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】フルウッド網 / Fullwood's Web
【著者】グレアム・チャーノック / Graham Charnock
【訳者】美濃透 / Toru Mino
【初出】1987年
7 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】スカロウフェル / Scarrowfell
【著者】ロバート・ホールドストック / Robert Holdstock
【訳者】中村融 / Toru Nakamura
【初出】1987年
8 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】凍りついた枢機卿 / The Frozen Cardinal
【著者】マイクル・ムアコック / Michael Moorcock
【訳者】中村融 / Toru Nakamura
【初出】1987年
9 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】掌篇三題 / Triptych
【著者】ギャリー・キルワース / Garry Kilworth
【訳者】大森望 / Nozomi Omori
  9-1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 【タイトル】黒い結婚式 / The Black Wedding
 【初出】1987年
  9-2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 【タイトル】殺人者の歩道 / Murderers Walk
 【初出】1987年
  9-3 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 【タイトル】豚足ライトと手鳥 / Hogfoot Right and Bird-hands
 【初出】1987年
10 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】神聖 / Sanctity
【著者】R・M・ラミング
【訳者】内田昌之 / Masayuki Uchida
【初出】1987年
11 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】月光団 / Moonlighter
【著者】デイヴィッド・S・ガーネット / David S. Garnett
【訳者】内田昌之 / Masayuki Uchida
【初出】1987年
12 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】砂と廃墟と黄金の地で / In a Land of Sand and Ruin and Gold
【著者】デイヴィッド・ラングフォード / David Langford
【訳者】友枝康子 / Yasuko Tomoeda
【初出】1987年
13 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】笛吹きの呼び声 / Piper's Wait
【著者】キース・ロバーツ / Keith Roberts
【訳者】大森望 / Nozomi Omori
【初出】1987年
14 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】きず / The Wound
【著者】リサ・タトル / Lisa Tuttle
【訳者】幹遙子 / Yoko Miki
【初出】1987年



00828/ ローダン 恐怖のプラットフォーム
【初版】 89/07/15

◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :151
 ○M−87
【タイトル】恐怖のプラットフォーム
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1968年
【内容】縦と横が50キロメートルの巨大宇宙母艦
    プラットフォームから射出された超弩級
    戦艦群が、惑星ルビンを包囲していた。
    《ブラック・ヒルズ》は、そこに釘づけ
    のローダン一行を救出しようとするが、
    撃墜されてしまった。十数人の生きのこ
    りとともにかろうじて脱出したドン・レ
    ッドホースは、スペース=ジェットで包
    囲網突破をもくろむ。だが、戦艦群の攻
    撃をかわしきれず、やむなくプラットフ
    ォームに不時着、何者が操縦するのかも
    わからない巨大艦の内部に突入するが!?
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010828-5
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】恐怖のプラットフォーム / DIE PLATTFORM DES SCHRECKENS
【著者】ウィリアム・フォルツ / William Voltz
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】失礼、グッキー親子! / GESTATTEN, GUCKY UND SOHN!
【著者】クラーク・ダールトン / Clark Darlton



00829/ 新宇宙大作戦 ファーポイントでの遭遇
【初版】 89/07/15

◎新宇宙大作戦 / STAR TREK The Next Generation
 ○TV Novelizations
【タイトル】ファーポイントでの遭遇 / Encounter at Farpoint
【著者】デイヴィッド・ジェロルド / David Gerrold
【訳者】斉藤伯好 / Noriyoshi Saito
【初出】1987年
【内容】あまたの偉業と名声に包まれた、栄光の
    航宙艦〈エンタープライズ〉。その艦長
    に就任したジャン=ルーク・ピカード大
    佐は、ファーポイント・ステーションへ
    の航宙を命じた。百年近く前、いまや伝
    説的人物のカーク艦長が行なった深宇宙
    探査が、ピカード艦長率いる〈エンター
    プライズ〉号の任務なのだ。だが、〈エ
    ンタープライズ〉号は宇宙連邦軍史上類
    を見ない、異常な出来事に遭遇した……
    艦長、クルーを一新した〈エンタープラ
    イズ〉号の新たな冒険がここに始まる!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【映像】・1987年9月28日/米(NBC)
     『新スタートレック / STAR TREK The Next Generation』
      第1,2話「デネブ星の法廷 / Encounter At Farpoint」
【ISBN】4-15-010829-3



00830/ ポール・クック 渦状星系の深淵
【初版】 89/07/31

【タイトル】渦状星系の深淵 / On the Rim of the Mandala
【著者】ポール・クック / Paul Cook
【訳者】赤尾秀子 / Hideko Akao
【初出】1987年
【内容】謎の存在が作りあげた人工天体〈中院〉
    から、マンダラのように伸び広がる神秘
    の星域〈眷属〉。この空間の特殊なパワ
    ーが、ついに人類の超光速飛行を可能に
    した。人類は地球を捨て、果てない宇宙
    へと飛び出した。だが、その前途に思わ
    ぬ強敵が立ちふさがった――神出鬼没で
    なみの武器では倒せない怪物が、平和な
    コロニーや宇宙船を血の海に変えはじめ
    たのだ! この事態を解決すべく、分子
    破壊銃を手に掃討作戦を開始した不死者
    の統括官コルランは、恐るべき真相に一
    歩、また一歩と迫ってゆく……壮麗な宇
    宙を舞台に新鋭が放つSFアクション!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010830-7



00831/ アーシュラ・K・ル・グィン 辺境の惑星
【初版】 89/07/15

◎ハイニッシュ・ユニバース / Hainishe Universe
【タイトル】辺境の惑星 / Planet of Exile
【著者】アーシュラ・K・ル・グィン / Ursula K. Le Guin
【訳者】脇明子 / Akiko Waki
【初出】1966年
【内容】五千日も続く冬の到来を前に、竜座の第
    三惑星では大混乱が生じていた。原住種
    族ヒルフのなかでも蛮族として知られる
    ガールが、他部族の食料を略奪しに北か
    ら移動してこようとしていたのだ。この
    惑星に移住して、何世代もたつ異星人フ
    ァーボーンは、ガールの大軍に立ち向か
    うべく、ヒルフの温和な部族トバールと
    同盟を結ぶ。だが、ファーボーンの頭ア
    ガトとトバールの族長の娘ロルリーが出
    会ったとき、事態は大きく展開するのだ
    った……異種族間の相克を、ル・グィン
    がみずみずしい筆致で鮮やかに描いた、
    『ロカノンの世界』につづく長篇第二作
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010831-5



00832/ ローダン オールド・マンへの奇襲
【初版】 89/08/15

◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :152
 ○M−87
【タイトル】オールド・マンへの奇襲
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1968年
【内容】人類の想像をはるかに越える驚異の敵が
    出現した。直径二百キロメートル、搭載
    する超弩級戦艦は一万隻以上、強力無比
    のバリアを持ち、事実上無敵の巨大ロボ
    ット艦――それがオールド・マンだ。こ
    の敵をなんとかしなければ、太陽系帝国
    に未来はない。ローダン、アトラン、自
    由商人のロワ・ダントンらは、大胆不敵
    な作戦を実行に移した。グッキー親子が
    拿捕したオールド・マンの搭載戦艦を偽
    装し、そこに乗りこんだローダンらが戦
    艦ごとオールド・マンに潜入したのだ!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010832-3
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】死の迷路 / IM LABYRINTH DES TODES
【著者】H・G・エーヴェルス / H. G. Ewers
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】オールド・マンへの奇襲 / UEBERFALL AUF OLD MAN
【著者】H・G・エーヴェルス / H. G. Ewers



00833/ フレデリック・ポール マン・プラス
【初版】 89/08/31

【タイトル】マン・プラス / Man Plus
【著者】フレデリック・ポール / Frederik Pohl
【訳者】矢野徹 / Tetsu Yano
【初出】1976年
    F&SF誌1976年4月号〜6月号
【内容】西暦2024年。世界人口は80億を越え、全
    世界は食糧不足と国際緊張にあえいでい
    た。コンピューターによれば人類滅亡の
    可能性は90パーセント以上。この危機を
    乗り越えるには、火星に植民するしかな
    い。そこでアメリカは総力をあげて《マ
    ン・プラス》計画に挑んだ。苛酷な火星
    環境に適応させるため、人間をサイボー
    グ化しようというのだ。サイボーグ第1
    号は実験中に死亡し、すべては第2号で
    あるロジャー・トラウェイの双肩にかか
    っていた。だがそのロジャーにも危険信
    号が……ポールがサイボーグをテーマに
    人間と機械の新たな関係を描く力作SF
    〔初刷カバー裏解説より〕
【受賞】・1976年度:ネビュラ賞Novel部門
【ISBN】4-15-010833-1



00834/ ティモシイ・ザーン 超戦士コブラ
【初版】 89/08/31

◎宇宙戦記:1
【タイトル】超戦士コブラ / Cobra
【著者】ティモシイ・ザーン / Timothy Zahn
【訳者】野田昌宏 / Masahiro Noda
【初出】1985年
    ・第三章「予備役――二四〇七年」は、アナログ誌1982年1月号に
     When Johnny Comes Marching Homeというタイトルの独立した中篇として
     発表された
【内容】コブラとは、体内にコンピュータとサー
    ボ・モーターを内蔵し、手足にレーザー
    ・ガンやアークスロワーを組みこんだ全
    身まさに武器庫の超戦士だ。コンピュー
    タと連動する視覚システムでレーザー・
    ガンの自動照準も可能。サーボ・モータ
    ーで高いビルもひとっとび、象ほどもあ
    る野獣も一撃で倒してしまう。この驚異
    的な能力がなければ、人類に突如襲いか
    かってきたトロフト星人に対抗できない
    のだ……恐るべき異星種族と戦うコブラ
    部隊の活躍を描く戦争アクションSF!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010834-X



00835/ ローダン 戦艦《オマゾ》絶体絶命
【初版】 89/09/15

◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :153
 ○M−87
【タイトル】戦艦《オマゾ》絶体絶命
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1968年
【内容】全長1500メートルの洋梨型宇宙船が、突
    如モルゲンロート封鎖星域に侵入してき
    た。マゼラン星雲の方向からやってきた
    その未知宇宙船は、警告通信にも応答し
    ないし、威嚇射撃にも反応しない。太陽
    系帝国艦隊の戦艦《オマゾ》は宇宙船を
    やむなく攻撃、破壊した。だが、爆発の
    雲からグリーンに輝く巨大なクリスタル
    が出現し、宇宙船のとっていたコースど
    おりに光速の10パーセントの速度で飛ん
    でいくのだ。《オマゾ》の艦長は、この
    奇怪な物体の監視を命じられたが……!?
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010835-8
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ヒュプノ・クリスタル登場 / DIE STUNDE DER HYPNO-KRISTALLE
【著者】クルト・マール / Kurt Mahr
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】戦艦《オマゾ》絶体絶命 / KEINE RETTUNG FUER SCHLACHTSCHIFF OMASO
【著者】コンラッド・シェパード / Conrad Shepherd



00836/ ジョージ・A・エフィンジャ 重力が衰えるとき
【初版】 89/09/15

【タイトル】重力が衰えるとき / When Gravity Fails
【著者】ジョージ・アレック・エフィンジャー / George Alec Effinger
【訳者】浅倉久志 / Hisashi Asakura
【初出】1987年
【内容】おれの名はマリード。アラブの犯罪都市
    ブーダイーンの一匹狼。小づかい稼ぎに
    探偵仕事も引きうける。今日もロシア人
    の男から、行方不明の息子を捜せという
    依頼。それなのに、依頼人が目の前で撃
    ち殺されちまった! おまけになじみの
    性転換娼婦の失踪をきっかけに、血なま
    ぐさい風が吹いてきた。街の秩序を脅か
    す犯人をつかまえなければ、おれも死人
    の仲間入りか。顔役に命じられて調査に
    乗りだしたものの、脳みそを改造した敵
    は、あっさりしっぽを出しちゃくれない
    ……実力派作家が近未来イスラーム世界
    を舞台に描く電脳ハードボイルドSF!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010836-6



00837/ ウォルター・ジョン・ウィリアム進化の使者[上]
【初版】 89/09/30

【タイトル】進化の使者 / Ambassador of Progress
【著者】ウォルター・ジョン・ウィリアムズ / Walter Jon Williams
【訳者】坂井星之 / Seiji Sakai
【初出】1984年
【内容】星界を征服し、あまたの植民星を築いた
    人類に、災厄がふりかかった。度重なる
    ワープ航法が空間を歪ませ、時空から秩
    序が失われた結果、大半の植民星が孤立
    化を余儀なくされたのだ! 地球文明と
    切り離された人々は、やがてみずからの
    出自も忘れていく……そうした星の一つ
    惑星エキドナにひとりの旅人が訪れた。
    中世さながらの状態にとどまっているエ
    キドナの住民にとって、惑星イガラから
    訪れた旅人フィオナが語る星の世界の物
    語は、想像を絶するものだった。そのお
    りもおり、エキドナに史上最大規模の戦
    乱が発生した! 新鋭が描くSF叙事詩
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010837-4



00838/ ウォルター・ジョン・ウィリアム進化の使者[下]
【初版】 89/09/30

【タイトル】進化の使者 / Ambassador of Progress
【著者】ウォルター・ジョン・ウィリアムズ / Walter Jon Williams
【訳者】坂井星之 / Seiji Sakai
【初出】1984年
【内容】フィオナの目的は、自分たちの進んだ科
    学知識をエキドナにわけ与えて、文明を
    段階的に進化させ、人類の再統合のいし
    ずえを築くことにあった。だが多くの都
    市国家に吹き荒れる戦乱と、複雑な階級
    制度の生み出す権謀術数の渦にまきこま
    れ、“進化の使者”としての使命達成は
    困難をきわめた。その反面で彼女は、名
    誉と誇りを重んじるこの星の文化に心を
    惹かれていく。そして、心から理解しあ
    える相手とめぐりあった彼女を、思わぬ
    陥穽が待ちかまえていた……大型新人ウ
    ィリアムズが、進歩を求めてやまぬ人類
    の姿を描く雄渾のSFスペクタクル巨篇
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010838-2



00839/ ローダン クリスタルの脅威
【初版】 89/10/15

◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :154
 ○M−87
【タイトル】クリスタルの脅威
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1968年
【内容】グリーンに輝く巨大なクリスタルの破壊
    を命じられた戦艦《オマゾ》が消息を絶
    って十四時間がすぎた。自由意志を奪っ
    て人間を思いのままに操るヒュプノ・ク
    リスタルに《オマゾ》は乗っ取られてし
    まったにちがいない。その報告を受けた
    アトランと自由商人ロワ・ダントンは、
    ダントンの宇宙船《フランシス・ドレー
    ク》で《オマゾ》捜索に乗りだした……
    ようやく所在をつきとめたかれらは《オ
    マゾ》艦内に潜入して、乗員たちを救出
    しようと奇策をめぐらすのだが……!?
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010839-0
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】クリスタルの脅威 / DIE MACHT DER GLAESERNEN
【著者】K・H・シェール / K. H. Scheer
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ジェリー・シティにかかる緑の月 / GRUENER MOND UEBER JELLY-CITY
【著者】ウィリアム・フォルツ / William Voltz



00840/ ルーディ・ラッカー ソフトウェア
【初版】 89/10/15

◎Live Robots
【タイトル】ソフトウェア / Software
【著者】ルーディ・ラッカー / Rudy Rucker
【訳者】黒丸尚 / Hisashi Kuroma
【初出】1982年
【内容】明るい陽光、パームツリーと白い砂浜。
    隠退老人たちのリゾート天国、フロリダ
    で余生を送る元天才ロボット学者のコッ
    ブは、自分とそっくりの男の訪問を受け
    た。月に行ってくれれば、代償に新たな
    肉体を提供するというのだ。月では、か
    つてコッブに自意識を与えられ、人間に
    対して叛乱を起こしたロボットたちが、
    独自の都市を築いている。いぶかしく思
    いながらも招待に応じたコップは、いつ
    しかロボット同士の大抗争にまきこまれ
    てしまった! マッドSFの鬼才ラッカ
    ーが、奇想天外な大騒動をポップなタッ
    チで描いたディック記念賞受賞作登場!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【受賞】・1982年度:フィリップ・K・ディック記念賞
【ISBN】4-15-010840-4



00841/ ブライアン・ハーバート 消えたサンフランシスコ[上]
【初版】 89/10/31

【タイトル】消えたサンフランシスコ / Prisoners of Arionn
【著者】ブライアン・ハーバート / Brian Herbert
【訳者】関口幸男 / Yukio Sekiguchi
【初出】1987年
【内容】ゴールデンゲート・パークでアヒルに餌
    をやっていた少女ミシェルは目を見はっ
    た。池の対岸が見えなくなるほどの濃霧
    が、あっというまにあたり一面に立ちこ
    めてしまったのだ。しかも異変は、そこ
    だけにとどまらなかった。サンフランシ
    スコを中心とする一帯がこの異常な霧に
    包まれ、航空機や船舶の事故が相つぐ。
    霧には影響されないはずの超音速地下列
    車すら不通になるありさま。外部との通
    信もいっさい途絶し、サンフランシスコ
    市民は不安と混乱の一夜をむかえた。翌
    日、霧の晴れたサンフランシスコ上空に
    異星人の奇妙な宇宙船が姿を現わした!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010841-2



00842/ ブライアン・ハーバート 消えたサンフランシスコ[下]
【初版】 89/10/31

【タイトル】消えたサンフランシスコ / Prisoners of Arionn
【著者】ブライアン・ハーバート / Brian Herbert
【訳者】関口幸男 / Yukio Sekiguchi
【初出】1987年
【内容】アリオン人と名のる異星人はサンフラン
    シスコ市民に驚くべき事実を知らせた―
    ―実験材料として、サンフランシスコを
    母星アリオンに持っていくというのだ。
    巨大バブルに包まれたサンフランシスコ
    は、いま、恐るべき速度で宇宙空間を移
    動しているらしい。傍若無人なアリオン
    人のやり方に、サンフランシスコ市民も
    黙ってはいられない。市民による大規模
    デモが各所で繰り広げられ、ハミルトン
    空軍基地と市の行政部も協力して、アリ
    オン人に対する強力な抵抗運動を展開し
    ていく……気鋭作家が、奇想天外な設定
    と緻密な構成でリアルに描くSF大作!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010842-0



00843/ フレデリック・ポール JEM
【初版】 89/10/31

【タイトル】JEM / JEM The Making of a Utopia
【著者】フレデリック・ポール / Frederik Pohl
【訳者】矢野徹 / Tetsu Yano
【初出】・本作品はギャラクシー誌に不定期的に掲載された作品を一冊にまとめたもの
     1978年11,12月号
     1979年3,4月号
        6,7月号
        9,10月号
     1980年夏季号
【内容】空中を浮遊する風船虫、地上を這いまわ
    るひしゃげ蟹、そして地中を掘り進む穴
    掘屋――宇宙生物学者ダニー・デイルハ
    ウスは狂喜した。双子座の惑星ジェムに
    は、三種類もの知的生物が存在している
    のだ。そのうえジェムは地球型環境の惑
    星だから、人口増加と資源枯渇に悩む地
    球にとって、願ってもない植民惑星とな
    る。デイルハウスの調査結果をうけ、食
    料ブロック、燃料ブロック、人民ブロッ
    クにわかれた地球では、ただちに各ブロ
    ックごとの探険隊が組織された。他ブロ
    ックより先にジェムを獲得するために三
    つどもえの熾烈な競争が始まったのだ!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010843-9



00844/ ローダン マゼラン星雲の奴隷世界
【初版】 89/11/15

◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :155
 ○M−87
【タイトル】マゼラン星雲の奴隷世界
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1968年
【内容】ローダン一行は、ヒュプノ・クリスタル
    にあやつられる超弩級戦艦四隻を追跡し
    ていた。長い航行の末、四隻はマゼラン
    星雲の緑にある惑星キーグに着陸する。
    その偵察に派遣された五人の部下は、無
    数の洋梨型宇宙船が停泊する大宇宙港を
    発見。さらに詳しく調査しようと考えた
    ローダンは、ロワ・ダントンらとともに
    スペース=ジェットで惑星キーグに潜入
    する。だが、ヒュプノ・クリスタルが支
    配するキーグには、テラナーたちには思
    いもよらぬ罠がしかけられていたのだ!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010844-7
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】マゼラン星雲の奴隷世界 / DIE SKLAVENWELT VON MAGELLAN
【著者】H・G・エーヴェルス / H. G. Ewers
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】時間旅行者たちの贈り物 / DAS GESCHENK DER ZEITREISENDEN
【著者】クラーク・ダールトン / Clark Darlton



00845/ ルーディ・ラッカー ウェットウェア
【初版】 89/11/15

◎Live Robots
【タイトル】ウェットウェア / Wetware
【著者】ルーディ・ラッカー / Rudy Rucker
【訳者】黒丸尚 / Hisashi Kuroma
【初出】1988年
【内容】『ソフトウェア』の騒動から30年。スタ
    アン・ムーニーと名前を変えて、月で探
    偵稼業にいそしむステイ=ハイに、ユカ
    ワ博士から女性助手の行方をさがしてほ
    しいと依頼があった。違法の麻薬“マー
    ジ”がらみの事件らしい。“マージ”は
    人体のタンパク質をどろどろに溶かし、
    この世のものとも思えぬ法悦境を味わわ
    せるという代物。しかもロボットがこの
    麻薬を悪用し、人間・ロボット双方を超
    越する存在をつくりだそうとしたことか
    ら、ムーニーはとんでもない事件に巻き
    こまれていく……ディック記念賞受賞の
    シュールでポップな正統派マッドSF!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【受賞】・1988年度:フィリップ・K・ディック記念賞
【ISBN】4-15-010845-5



00846/ M・P・キュービー=マクダウ 悪夢の並行世界[上]
【初版】 89/11/30

【タイトル】悪夢の並行世界 / Alternities
【著者】マイクル・P・キュービー=マクダウエル / Michael P. Kube-McDowell
【訳者】山高昭 / Akira Yamataka
【初出】1988年
【内容】1966年。アメリカ人ウォルター・エンデ
    ィコットがフィラデルフィアのホテルに
    滞在中、部屋に異変が生じた。いきなり
    照明が消え、ラジオの音がとぎれ、フロ
    ントへの電話もまるで通じない。しかた
    なく下へ降りてみるとホテルの様子がが
    らりと変わっていた。設備はみすぼらし
    く老朽化しており、自分の泊まっていた
    ホテルとは似ても似つかぬものだった。
    外に出てみると、そこにはホテルに着い
    たときとはまるで違った風景がひろがっ
    ていた。そもそも、ここはフィラデルフ
    ィアなのか? 真相を追求すべく、エン
    ディコットは街をさまよい歩くが……?
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010846-3



00847/ M・P・キュービー=マクダウ 悪夢の並行世界[下]
【初版】 89/11/30

【タイトル】悪夢の並行世界 / Alternities
【著者】マイクル・P・キュービー=マクダウエル / Michael P. Kube-McDowell
【訳者】山高昭 / Akira Yamataka
【初出】1988年
【内容】エンディコットの入りこんだのは、彼自
    身の世界とは様相の異なる並行世界だっ
    た! 並行世界の存在を知ったエンディ
    コットはこの世界のアメリカ政府に、上
    院議員の地位と引き換えにその情報を売
    った。ほかの並行世界に通じるポイント
    を次々と発見したアメリカ政府は、各世
    界の資源・情報を収集すべく、現地に秘
    密工作員を送りこんだ。のみならず大統
    領ロビンソンは、並行世界の存在を利用
    して世界を破滅に導きかねない恐ろしい
    計画をひそかに進行させていた……。多
    重世界をめぐる国際的陰謀を背景に新鋭
    が壮大なスケールで描く傑作SF長篇!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010847-1



00848/ エド・ナーハ ゴーストバスターズ2
【初版】 89/11/15

【タイトル】ゴーストバスターズ2 / Ghostbusters II
【著者】エド・ナーハ / Ed Naha
【訳者】田中一江 / Kazue Tanaka
【初出】1989年
【内容】幽霊退治ならまかせとけ! 幽霊を捕まえるためならば、
    たとえ火の中、水の中、ヘドロやスライムだってへっちゃ
    らさ。クリスマス・シーズンのニューヨーク、そのにぎや
    かな街なみの裏にひそむ恐るべき敵の気配を察知したゴー
    ストバスターズは、ただちに活動を開始するが……最新の
    SFXとスリルにみちた展開で描きだす傑作映画の原作。
    〔初刷カバー裏解説より〕
【映像】・1989年/米
     アイバン・ライトマン監督『ゴーストバスターズ2 / Ghostbusters II』
【ISBN】4-15-010848-X



00849/ ローダン 雨の惑星の秘密
【初版】 89/12/15

◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :156
 ○M−87
【タイトル】雨の惑星の秘密
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1968年
【内容】ローダンらテラナー五人は、敵の洋梨型
    宇宙船に乗りこみ惑星キーグから脱出し
    た。だがその宇宙船は、知性生物を思い
    のままに操るクリスタル工作員に支配さ
    れていた。しかも、船内にはクリスタル
    工作員の奴隷である、縦横一メートル半
    の奇怪な宇宙人“将軍”がひしめき、ロ
    ーダンらを捕らえようとしているのだ。
    一方《クレストIV》を指揮するアトラン
    は、キーグから発進した八隻の敵宇宙船
    のいずれかにローダンらが乗っているに
    ちがいないと八隻を追跡しはじめるが!?
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010849-8
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】デンジャーI宛死の貨物 / TOEDLICHE FRACHT NACH DANGER I
【著者】クルト・マール / Kurt Mahr
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】雨の惑星の秘密 / DAS GEHEIMNIS DER REGENWELT
【著者】ウィリアム・フォルツ / William Voltz



00850/ ウ゛ォンダ・N・マッキンタイア 星の海のミッキー
【初版】 89/12/15

【タイトル】星の海のミッキー / Barbary
【著者】ヴォンダ・N・マッキンタイア / Vonda N. McIntyre
【訳者】森のぞみ / Nozomi Mori
【初出】1986年
【内容】12歳の少女バーバリは、ようやく夢にま
    で見た宇宙ステーションに行けることに
    なった。新しい生活への期待に胸をふく
    らませるバーバリ。けれどもシャトルに
    乗りこむ彼女の上着のポケットには、ち
    っちゃな秘密が隠されていた――大好き
    な子猫のミッキーを、こっそりしのばせ
    ていたのだ。たとえ宇宙に行ったって、
    ぜったいこの子といっしょにいたい。で
    も、もし見つかったらどうしよう……?
    元気いっぱい夢いっぱいの、かわいい少
    女と子猫が星空を走りまわって大冒険!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010850-1



00851/ カート・ウ゛ォネガット チャンピオンたちの朝食
【初版】 89/12/15

【タイトル】チャンピオンたちの朝食 / Breakfast of Champions
【著者】カート・ヴォネガット・ジュニア / Kurt Vonnegut, Jr.
【訳者】浅倉久志 / Hisashi Asakura
【初出】1973年
【内容】次々と傑作を発表しながら、ポルノ小説
    と誤解され、まったく芽のでないSF作
    家キルゴア・トラウト。三度の結婚にも
    失敗し、話し相手はオウムだけ――不遇
    の生活を送る彼のもとに、ある日、アー
    ト・フェスティバルの招待状がまいこん
    だ。開催地は中西部にあるミッドランド
    ・シティ。その地でトラウトは、一人の
    人物と出会い、人生の一大転機をむかえ
    ることに……エンドウマメ、恐竜、トラ
    ック、国旗、商標など、著者の手になる
    大胆で自由奔放なイラストが多数ちりば
    められ、絵と文章が一体となって不思議
    な魅力をもたらす、涙と笑いの傑作長篇
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010851-X



00852/ ローダン モデュラの混沌
【初版】 90/01/15

◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :157
 ○M−87
【タイトル】モデュラの混沌
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1968年
【内容】惑星モデュラIIの偵察中にロイドらテラ
    ナー五人は、惑星を支配しているパーリ
    アンの捕虜になった。しかもパーリアン
    の海底都市に幽閉され、死刑の宣告され
    る。だが、それはパーリアンの計略だっ
    た。五人をわざと脱走させ、惑星近傍に
    隠れている《クレストIV》と《フランシ
    ス・ドレーク》を発見し、破壊しようと
    企んでいるのだ。それを見破った五人は
    まず海底から脱出し、惑星上を逃走しな
    がら突きとめたモデュラIIの秘密をロー
    ダンになんとか知らせようとするが……
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010852-8
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】獅子人間たちのキャンプ / IM LAGER DER LOEWENMENSCHEN
【著者】ウィリアム・フォルツ / William Voltz
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】モデュラの混沌 / CHAOS UEBER MODULA
【著者】H・G・エーヴェルス / H. G. Ewers



00853/ グレゴリイ・ベンフォード時空と大河のほとり
【初版】 90/01/31

【タイトル】時空と大河のほとり / In Alien Flesh
【著者】グレゴリイ・ベンフォード / Gregory Benford
【初出】86年
【内容】人類文明発祥の地、エジプト。今なお古
    代文明の残り香が漂うこの土地に、エイ
    リアンは興味を示した。やがて彼らの壮
    大なプランが実行に移されたとき、エジ
    プトは天地創造以来の大激変に見舞われ
    た……新たな神話の誕生を描く表題作。
    ひたすら加速しつつ大宇宙を飛びゆく宇
    宙船の物語「相対論的効果」。冷凍睡眠
    で未来社会に蘇り、ジョン・レノンだと
    いつわってスターの座をねらった男の悲
    喜劇「ドゥーイング・レノン」など、現
    代ハードSFの旗手のバラエティ豊かな
    傑作中短篇を一堂に結集したベンフォー
    ド・ユニバースへのガイドブック登場!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010853-6
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ガラスの上の血 / Blood on Glass
【訳者】山高昭 / Akira Yamataka
【初出】本書
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】異星人の体内に / In Alien Flesh
【訳者】山高昭 / Akira Yamataka
【初出】F&SF誌1978年9月号
3 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】時の破片 / Time Shards
【訳者】山高昭 / Akira Yamataka
【初出】1979年 Terry Carr編『Universe 9』
4 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】リディーマー号 / Redeemer
【訳者】山高昭 / Akira Yamataka
【初出】アナログ誌1979年4月号
5 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ボット泥棒 / Snatching the Bot
    ・初出時の題名 Homemaker
【訳者】大野万紀
【初出】コスモス誌1977年5月号
6 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】相対論的効果 / Relativistic Effects
【訳者】小野田和子 / Kazuko Onoda
【初出】1982年 Perpetual Light
7 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】近づく真昼 / Nooncoming
【訳者】山高昭 / Akira Yamataka
【初出】1978年 Terry Carr編『Universe 8』
8 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】嵐のメキシコ湾へ / To the Storming Gulf
【訳者】小野田和子 / Kazuko Onoda
【初出】F&SF誌1985年4月号
9 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】白い生き物 / White Creatures
【訳者】山高昭 / Akira Yamataka
【初出】1975年 Robert Silverberg編『New Dimensions 5』
10 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ミー/デイズ / Me/Days
【訳者】大野万紀
【初出】1984年 Robert Silverberg編『New Dimensions 14』
11 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】時空と大河のほとり / Of Space/Time and the River
【訳者】大野万紀
【初出】1985年 チープ・ストリート・プレス
12 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】写真 / Exposures
【訳者】山高昭 / Akira Yamataka
【初出】アイザック・アシモフズSFマガジン誌1981年7月6日号
13 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】時の摩擦 / Time's Rub
【訳者】小野田和子 / Kazuko Onoda
【初出】1984年 チープ・ストリート・プレス
14 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ドゥーイング・レノン / Doing Lennon
【訳者】大野万紀
【初出】アナログ誌1975年4月号



00854/ スター・トレック スター・トレック5 新たなる未知へ
【初版】 90/01/31

◎宇宙大作戦 / STAR TREK
 ○Motion Picture Novelizations
【タイトル】スター・トレック5 新たなる未知へ / Star Trek V : The Final Frontier
【原案】ウィリアム・シャトナー、ハーヴ・ベネット&デイヴィッド・ローリイ
【著者】J・M・ディラード / J. M. Dillard
【訳者】斉藤伯好 / Noriyoshi Saito
【初出】1989年
【内容】新造なった〈エンタープライズ〉号の最
    初の任務は、辺境の惑星ニムバス3で発
    生した人質事件の解決だった。ニムバス
    3に降下した、カーク艦長率いる上陸班
    は、奇襲攻撃を敢行。人質をとっていた
    暴徒の集団はちりぢりになり、任務は無
    事成功かと思われた。だが、カーク艦長
    は大きな誤算をしていた。この事件その
    ものが、航宙艦をおびきよせるための罠
    だったのだ。解放した人質に裏切られ、
    上陸班は絶体絶命のピンチに追いこまれ
    た……SF超大作映画第五弾の原作!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【映像】・1989年/米(UIP/パラマウント)
     ウィリアム・シャトナー監督
     『スター・トレック5 新たなる未知へ
       / Star Trek V : The Final Frontier』
【ISBN】4-15-010854-4



00855/ A&B・ストルガツキー 蟻塚の中のかぶと虫
【初版】 90/01/31 00679へのコメント

【タイトル】蟻塚の中のかぶと虫 / Жук в муравейнике
【著者】A&B・ストルガツキー
     / Аркадий и Борис Стругацкие
【訳者】深見弾 / Dan Fukami
【初出】1979,1980年
【内容】地球に転属される途中で行方不明になっ
    た進歩官アバルキン。秘密調査員マクシ
    ム・カンメラーはこの男の捜索を命じら
    れた。だがカンメラーが立ち入った質問
    をすると、上司はたちまち口を閉ざして
    しまう。しかも仕事は五日間で極秘裡に
    遂行しろとの期限付き。進歩官に関する
    資料に目を通してみても、失跡しなけれ
    ばならない理由は見当たらない。両親、
    女友達、恩師――アバルキンの周囲の人
    びとから調査を開始したカンメラーだっ
    たが、彼はやがて、人類の未来をおびや
    かす驚くべき事実に直面することに……
    ソ連SFの雄が贈る会心のSFミステリ
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010855-2



00856/ フレッド・セイバーヘーゲンバーサーカー星のオルフェ
【初版】 90/02/15

【タイトル】バーサーカー星のオルフェ / The Ultimate Enemy
【著者】フレッド・セイバーヘーゲン / Fred Saberhagen
【初出】1979年
【内容】悠久の時のかなたに滅び去った強大な星
    間帝国がつくった究極の戦闘マシン――
    バーサーカー。生きとし生けるものすべ
    てを殺戮することのみをプログラムされ
    たこの自動戦闘マシンは、創造者たる帝
    国の滅亡後もはてしなく自己複製と改良
    をつづけ、やがて人類星域に大挙して侵
    入してきた! かくして、多様な形態と
    恐るべき武器をそなえたバーサーカーと
    人類の壮絶な戦闘が、銀河系宇宙全域に
    わたってくりひろげられることになった
    ……待望のシリーズ第三巻、ついに登場
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010856-0
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】微笑 / The Smile
【訳者】岡部宏之 / Hiroyuki Okabe
【初出】アルゴル誌1977年夏・秋号
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】圧力 / Pressure
【訳者】浅倉久志 / Hisashi Asakura
【初出】イフ誌1967年6月号
3 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】アンコール・アペイロンの消滅 / The Annihilation of Angkor Apeiron
【訳者】岡部宏之 / Hiroyuki Okabe
【初出】ギャラクシイ誌1975年2月号
4 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】機械の誤算 / Inhuman Error
【訳者】岡部宏之 / Hiroyuki Okabe
【初出】アナログ誌1974年10月号
5 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】テンプル発光体事件 / Some Events at the Templar Radiant
【訳者】岡部宏之 / Hiroyuki Okabe
【初出】デスティニーズ誌1979年5〜8月号
6 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】星のオルフェ / Starsong
【訳者】浅倉久志 / Hisashi Asakura
【初出】イフ誌1968年1月号
7 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】スマッシャー / Smasher
【訳者】岡部宏之 / Hiroyuki Okabe
【初出】F&SF誌1978年8月号
8 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ゲーム / The Game
【訳者】浅倉久志 / Hisashi Asakura
【初出】ザ・フライング・バッファローズ・フェイバリット・マガジン誌
    1977年5・6月合併号
9 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】心の翼 / Wings out of Shadow
【訳者】岡部宏之 / Hiroyuki Okabe
【初出】イフ誌1974年3・4月合併号



00857/ アン・マキャフリイ 竜の太鼓
【初版】 90/02/15

◎パーンの竜騎士 / Pern :6
【タイトル】竜の太鼓 / Dragondrums
【著者】アン・マキャフリイ / Anne McCaffrey
【訳者】小尾芙佐 / Fusa Obi
【初出】1979年
【内容】女人竪琴師メノリの親友ピイマアは、竪
    琴師ノ工舎一の美声の持ち主。だが、あ
    る日突然、声変わりのために歌うことが
    できなくなってしまった。竪琴師ノ長ロ
    ビントンに命じられ、かれは各地から太
    鼓で送られてくる通信文を聞きとる、太
    鼓師としての修業をはじめた。太鼓ノ峰
    での当直中に、ピイマアは重大な通信文
    を受けとった。ナボル城砦の悪名高いメ
    ロン大守が危篤だというのだ。後継者争
    いが起こるのは必至。ロビントンの密命
    を受け、ピイマアは竪琴師ノ師補セベル
    とともにナボルへ潜入することに……好
    評〈竪琴師ノ工舎〉三部作の最終巻!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【BEST】・SFマガジン1998年1月号発表:海外長篇部門65位(シリーズとして)
【ISBN】4-15-010857-9



00858/ A&B・ストルガツキー 波が風を消す
【初版】 90/02/28

【タイトル】波が風を消す / Волны гасят ветер
【著者】A&B・ストルガツキー
     / Аркадий и Борис Стругацкие
【訳者】深見弾 / Dan Fukami
【初出】1985,1986年
【内容】閑静なリゾート地に見るもおぞましい疑
    似生物が出現し、住民をパニックに陥れ
    た。ほぼ時を同じくして、惑星サラクシ
    の超能力者シャーマンが地球から帰還後
    消息を絶ったという報告が入る。かれは
    はるばる地球の超能力研究所を訪問しな
    がら、わずか一時間ほどで逃げるように
    立ち去っていた。コムコン−2〈異常事
    件〉部の伝説の男マクシム・カンメラー
    の指令を受け、調査員トイヴォ・グルー
    モフは次々とわき起こる不可解な事件の
    捜査を開始した……。ソビエトSFの雄
    が『蟻塚の中のかぶと虫』に続き壮大な
    イマジネーションを展開する傑作長篇!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010858-7



00859/ ローダン 破滅への跳躍
【初版】 90/03/15

◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :158
 ○M−87
【タイトル】破滅への跳躍
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1968年
【内容】グラドたちは、恐るべき敵パーリアンに
    対して執拗なゲリラ戦を続けている。か
    れらの洋梨型宇宙船団が、パーリアンの
    捕虜にされている仲間を救出しようとモ
    デュラIIに着陸した。その一隻に乗りこ
    むはめになったローダン一行はグラドと
    同盟を結ぼうとするが、ささいな誤解に
    よりグラドと戦闘がはじまってしまう。
    一方、どの宇宙船にローダンが乗ってい
    るか知らないアトランは、何度も遷移し
    て行方をくらまそうとする三百隻の洋梨
    型宇宙船の追跡を開始するのだが……!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010859-5
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】マゼラン星雲漂流 / KREUZFAHRT DURCH MAGELLAN
【著者】H・G・エーヴェルス / H. G. Ewers
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】破滅への跳躍 / DER SPRUNG INS VERDERBEN
【著者】クラーク・ダールトン / Clark Darlton



00860/ アン・マキャフリイ 竜の夜明け[上]
【初版】 90/03/31

◎パーンの竜騎士/外伝 / Pern:1
【タイトル】竜の夜明け / Dragonsdawn
【著者】アン・マキャフリイ / Anne McCaffrey
【訳者】浅羽莢子 / Sayako Asaba
【初出】1988年
【内容】射手座区にある恒星ルクバトの第三惑星
    パーン――緑ゆたかなこの星に、いま、
    地球から三隻の植民船が飛来した。FS
    P(生命既存惑星連邦)の法にのっとり
    この地に理想の植民地を建設するのが目
    的だ。ヨコハマ号の船長ポール・ベンデ
    ンの指揮の下、処女地パーンにふさわし
    い、科学技術にたよらない共同社会を築
    くための政策がつぎつぎと実行にうつさ
    れた。地球から冷凍輸送してきた植物や    家畜もパーンの自然環境に適応し、人び
    とは広大な土地を自由に開拓していく。
    植民地として、パーンにはなにひとつ欠
    点がないように思われたのだが……?!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【BEST】・SFマガジン1998年1月号発表:海外長篇部門65位(シリーズとして)
【ISBN】4-15-010860-9



00861/ アン・マキャフリイ 竜の夜明け[下]
【初版】 90/03/31

◎パーンの竜騎士/外伝 / Pern:1
【タイトル】竜の夜明け / Dragonsdawn
【著者】アン・マキャフリイ / Anne McCaffrey
【訳者】浅羽莢子 / Sayako Asaba
【初出】1988年
【内容】最初はたんなる黒い雲のようにみえた。
    だが、近づいてくると、その雲からシュ
    ーシューと音をたてて降ってきたのは、
    雨ではなかった。一見雨のような銀色の
    糸は、触れるものすべてを貪りつくす恐
    ろしい怪生物だったのだ! 科学技術を
    捨て去り、牧歌的な生活を営んでいた植
    民者たちは、この思いがけない災厄で恐
    慌状態に陥った。手持ちの高速飛行ソリ
    を使った撃退方法も、その場しのぎのも
    のでしかない。“糸”を退治するために
    は、なんらかの生物を遺伝子改造するこ
    とが急務の課題となった……惑星パーン
    の黎明期を描く、シリーズ番外篇登場!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【BEST】・SFマガジン1998年1月号発表:海外長篇部門65位(シリーズとして)
【ISBN】4-15-010861-7



00862/ グラント・キャリン サターン・デッドヒート2[上]
【初版】 90/03/31

【タイトル】サターン・デッドヒート2 ―ヘキシーの星のライオン―
      / A Lion on Tharthee
【著者】グラント・キャリン / Grant Callin
【訳者】小隈黎・高林慧子 / Rei Kozumi and Keiko Takabayashi
【初出】1987年
【内容】スペースホームの考古学者ホワイトディ
    ンプルと、土星研究ステーション出身の
    天才少年バディルの活躍によって発見さ
    れた異星人の遺物。そこに書かれたメッ
    セージの解読結果は、驚嘆すべきものだ
    った。人類へのプレゼントとして、太陽
    から 850億キロの距離に恒星船が置かれ
    ているというのだ。その船をつかえば、
    謎に包まれた異星人〈ヘキシーズ〉の母
    星に到達し、進歩したテクノロジーを人
    類のものにすることも夢ではなくなる。
    かくして本格的な調査が開始されたが!?
    より壮大なスケールで気鋭が放つファン
    待望の『サターン・デッドヒート』続篇
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010862-5



00863/ グラント・キャリン サターン・デッドヒート2[下]
【初版】 90/03/31

【タイトル】サターン・デッドヒート2 ―ヘキシーの星のライオン―
      / A Lion on Tharthee
【著者】グラント・キャリン / Grant Callin
【訳者】小隈黎・高林慧子 / Rei Kozumi and Keiko Takabayashi
【初出】1987年
【内容】発見された〈ヘキシーズ〉の宇宙船は、
    全長 860メートルにもおよぶ巨大なもの
    だった。同時に見つかった大量のデータ
    から、この船で彼らの母星に行けること
    が裏打ちされた。ただちに太陽系精鋭の
    科学者たちからなる遠征隊が組織され、
    人類史上かつてない旅が開始された!
    船長ホワイトディンプルの指揮のもと、
    幾多の危機を切り抜けて、ようやくヘキ
    シー星にたどりついた地球人一行を待っ
    ていたのは、奇妙きわまる異星人たちと
    あらゆる想像を絶した不可解な文明の姿
    だった……新星キャリンが、雄渾の筆致
    で描きあげた話題のハードSF巨篇登場
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010863-3



00864/ ローダン ヒュプノの幻惑
【初版】 90/04/15

◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :159
 ○M−87
【タイトル】ヒュプノの幻惑
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1968年
【内容】コン・バイト提督麾下のUSO第十四重
    攻撃戦隊の八百隻は、マゼラン星雲のデ
    ンジャーIをめざし出撃した。知性体の
    自由意志を奪い、思いのままに操るヒュ
    プノ・クリスタルが、この惑星で産出さ
    れているのだ。だが、デンジャーIを包
    囲した戦隊が攻撃を開始すると同時にク
    リスタルのヒュプノ攻撃も始まった。乗
    員の意志を奪われて、戦隊はたちまち大
    混乱に陥ってしまう。この窮状を打開す
    るため、特殊コマンド部隊が惑星に降下
    し、敵の要塞を攻略しようとするが……
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010864-1
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ヒュプノの幻惑 / TERROR AUF DEM KRISTALLPLANETEN
【著者】クルト・マール / Kurt Mahr
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】海賊の本拠 / DIE ZENTRALE DER FREISCHAERLER
【著者】コンラッド・シェパード / Conrad Shepherd



00865/ クリス・クレアモント 暁のファーストフライト
【初版】 90/04/30

【タイトル】暁のファーストフライト / Firstflight
【著者】クリス・クレアモント / Chris Claremont
【訳者】斉藤伯好 / Noriyoshi Saito
【初出】1987年
【内容】暁の空にそびえ立つ宇宙船の群れ、次々
    と発射されるシャトルの轟音――ここ、
    ダビンチ基地で、新任女性少尉ニコル・
    シェアの夢が、いまかなえられようとし
    ていた。航宙図作製のため冥王星基地へ
    と向かう〈ワンダラー〉に、指揮官とし
    て乗り組み、あこがれの宇宙に第一歩を
    しるすのだ。だが、航宙途中で、壊れて
    漂流している〈ロックハウンド〉と遭遇
    したことから、ニコルはとんでもない陰
    謀に巻きこまれていく……超光速航行が
    実現し、太陽系せましと宇宙船が飛びか
    う近未来を舞台に、若きヒロインの活躍
    を生きいきと描きだす、傑作冒険SF!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010865-X



00866/ アーシュラ・K・ル・グィン 幻影の都市
【初版】 90/04/30

◎ハイニッシュ・ユニバース / Hainishe Universe
【タイトル】幻影の都市 / City of Illusions
【著者】アーシュラ・K・ル・グィン / Ursula K. Le Guin
【訳者】山田和子 / Kazuko Yamada
【初出】1967年
【内容】長老ゾブの館を取り巻く森のはずれに見
    知らぬ青年が現われた。自分についての
    記憶をすっかり失くしている。館の住人
    たちは猫のような不思議な目から黄色を
    意味するフォークと名づけ五年のあいだ
    庇護するが、記憶は戻らぬままだった。
    ゾブは彼の正体に頭を悩ませた。かつて
    《全世界連盟》を倒した人類の敵シング
    の手先か、それともシングに記憶を消さ
    れた館への使者なのか? やがてゾブは
    意を決し、真の自分を探す旅へフォーク
    を送り出すが……。『ロカノンの世界』
    『辺境の惑星』につづきSF界の女王が
    流麗な筆致で描く未来史シリーズ第三弾
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010866-8



00867/ イアン・ワトスン スロー・バード
【初版】 90/04/30

【タイトル】スロー・バード
【著者】イアン・ワトスン / Ian Watson
【初出】1990年本書
【内容】垂直につづく岩壁世界の住人の暮らしぶ
    りは? 地球上のあらゆる距離が増大し
    てしまったら? 21世紀の銀座の社交ク
    ラブを舞台にした悲しきラブロマンスは
    いかがでしょう? 夢の中にお菓子のC
    Mが出てきたら、どうしますか? 誕生
    日に両親から“世界”をプレゼントされ
    た女の子のお話は? 空中から出現して
    は消える〈バード〉が跳梁する世界でス
    ケート大会を観戦しませんか? もちろ
    ん、とびきり不思議な時間旅行もおまか
    せください! 英国SF界に燦然と輝く
    鬼才ワトスンが、あなたを驚異の旅にご
    案内する日本版オリジナル傑作集登場!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010867-6
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】銀座の恋の物語 / Programmed Love Story
【訳者】大森望 / Nozomi Omori
【初出】1974年 Transatlantic Review no.48 (Winter 1973-74)
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】我が魂は金魚鉢の中を泳ぎ / My Soul Swims in a Goldfish Bowl
【訳者】美濃透 / Toru Mino
【初出】F&SF誌1978年4月号
3 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】絶壁に暮らす人々 / The People on the Precipice
【訳者】美濃透 / Toru Mino
【初出】インターゾーン誌1985年8月号
4 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】大西洋横断大遠泳 / The Great Atlantic Swimming Race
【訳者】中原尚哉 / Naoya Nakahara
【初出】アイザック・アジモフスSF誌1986年3月号
5 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】超低速時間移行機 / The Very Slow Time Machine
【訳者】山田和子 / Kazuko Yamada
【初出】1978年 クリストファー・プリースト編『アンティシペイション』
6 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】知識のミルク / The Milk of Knowledge
【訳者】大森望 / Nozomi Omori
【初出】1982年 Sunstroke and Other Stories
7 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】バビロンの記憶 / We Remember Babylon
【訳者】佐藤高子 / Takako Sato
【初出】1984年 スーザン・シュウォーツ編『Habitats』
8 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】寒冷の女王 / Mistress of Cold
【訳者】黒丸尚 / Hisashi Kuroma
【初出】1984年 Ambit no.96
9 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】世界の広さ / The Width of the World
【訳者】小野田和子 / Kazuko Onoda
【初出】1983年 Terry Carr編『Universe 13』
10 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ポンと開けよう、カロピー! / On the Dream Channel Panel
【訳者】内田昌之 / Masayuki Uchida
【初出】アメージング・ストーリーズ誌1985年3月号
11 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】アイダホがダイヴしたとき / When Idaho Dived
【訳者】黒丸尚 / Hisashi Kuroma
【初出】1985年 ジャネット・モリス編『Afterwar』
12 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】二〇八〇年世界SF大会レポート
      / The World Science Fiction Convention of 2080
【訳者】大森望 / Nozomi Omori
【初出】F&SF誌1980年10月号
13 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ジョーンの世界 / Joan's World
【訳者】内田昌之 / Masayuki Uchida
【初出】アイザック・アシモフズSFマガジン誌1988年12月中旬号
14 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】スロー・バード / Slow Birds
【訳者】佐藤高子 / Takako Sato
【初出】F&SF誌1983年6月号
【BEST】・SFマガジン1998年1月号発表:海外短篇部門37位



00868/ ローダン 電撃作戦
【初版】 90/05/15

◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :160
 ○M−87
【タイトル】電撃作戦
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1968年
【内容】パーリアンに対してゲリラ活動を続けて
    いるグラドたちはパニックに陥った。そ
    の本拠惑星ボウルタト上を移動しながら
    ハイパー・シグナルを発する謎の送信源
    が、パーリアンを呼び寄せようとしてい
    るのだ。捕虜にされているテラナーたち
    は、スパイの嫌疑をかけられて死刑を宣
    告されてしまった。かれらを救い、グラ
    ドと同盟を結ぶためには、送信機を操る
    敵を発見し、撃滅しなければならない。
    ローダンたちは、場所を変えつづける送
    信源を見つけようと行動を開始するが!?
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010868-4
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】幽霊送信機 / DER PHANTOMSENDER
【著者】コンラッド・シェパード / Conrad Shepherd
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】電撃作戦 / OPERATION BLITZ
【著者】クラーク・ダールトン / Clark Darlton



00869/ アーシュラ・K・ル・グィン 世界の合言葉は森
【初版】 90/05/31

【タイトル】世界の合言葉は森
【著者】アーシュラ・K・ル・グィン / Ursula K. Le Guin
【初出】1990年本書
【内容】森がどんどん消滅していく――植民惑星
    ニュー・タヒチでは、地球に木材を輸出
    するため、大規模な伐採作業が進められ
    ていた。利益優先の乱開発で、惑星の生
    態系は崩壊寸前、森を追われた原住種族
    アスシー人は、ついに地球人に牙をむい
    た! だが、圧倒的な軍事力を誇る地球
    人に、アスシー人の大集団も歯がたたな
    い……二つの知的種族とその文明の衝突
    が生む悲劇を、神話的なモチーフをたく
    みに用いて描きあげるヒューゴー賞受賞
    の表題作ほか、辺境の植民惑星に生まれ
    た一人の多感な少女の成長を静謐なタッ
    チで綴る佳品「アオサギの眼」を併録。
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010869-2
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎ハイニッシュ・ユニバース / Hainishe Universe
【タイトル】世界の合言葉は森 / The Word for World Is Forest
【訳者】小尾芙佐 / Fusa Obi
【初出】1972年
【受賞】・1973年度:ヒューゴー賞Novella部門
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】アオサギの眼 / The Eye of the Heron
【訳者】小池美佐子 / Misako Koike
【初出】1978年



00870/ ベンフォード&ロツラー シヴァ神降臨[上]
【初版】 90/05/31

【タイトル】シヴァ神降臨 / Shiva Descending
【著者】グレゴリイ・ベンフォード&ウィリアム・ロツラー
      / Gregory Benford and William Rotsler
【訳者】山高昭 / Akira Yamataka
【初出】1980年
【内容】天文学者が驚くべき観測を報告した――
    それは巨大な流星体群が地球に接近して
    いるというものだった。軌道計算によれ
    ば、衝突は避けようがない。インド神話
    の破壊神からシヴァと名づけられたこの
    天体には、さらに厄介な性質が発見され
    た。流星群の核をなす巨大隕石は多量の
    鉄を含んだ硬質の球だったのだ。科学者
    たちはミサイル攻撃によるシヴァの破壊
    を検討したが、不可能と判明。ならば、
    せめて核爆弾で軌道を変えることはでき
    ないか? 高度な技術を要する作戦遂行
    のため、選りすぐりの宇宙飛行士による
    プロジェクト・チームが編成された……
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010870-6



00871/ ベンフォード&ロツラー シヴァ神降臨[下]
【初版】 90/05/31

【タイトル】シヴァ神降臨 / Shiva Descending
【著者】グレゴリイ・ベンフォード&ウィリアム・ロツラー
      / Gregory Benford and William Rotsler
【訳者】山高昭 / Akira Yamataka
【初出】1980年
【内容】激突すれば人類の滅亡は必至の巨大流星
    群。ついに、そのかけらが各地に多大な
    被害を与えはじめた。降りそそぐ隕石に
    よりクリーヴランド、チュニスが壊滅。
    チリ、日本、カリフォルニアは地震にみ
    まわれ、ホノルルは大津波に沈んだ。さ
    らには、恐慌におちいった民衆の暴動が
    各地で相次ぎ、要人が暗殺され、シヴァ
    迎撃を阻まんとする運命論的宗教団体の
    妨害行動まではじまった。指導者たちの
    苦悩をよそに、運命の瞬間は刻々と迫っ
    ていた……壮大なアイデアと精緻な描写
    で、かつてない危機的状況を鮮烈に描き
    あげる空前のパニックSFここに登場!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010871-4



00872/ デイウ゛ィッド・ブリン 知性化戦争[上]
【初版】 90/06/30

【タイトル】知性化戦争 / The Uplift War
【著者】デイヴィッド・ブリン / David Brin
【訳者】酒井昭伸 / Akinobu Sakai
【初出】1987年
【内容】人類=イルカ混成チームの探険船〈スト
    リーカー〉号が、銀河史を解明するうえ
    で重要な証拠を発見したという知らせに
    全銀河情勢は一変した。5銀河の覇権を
    虎視眈々と狙う銀河列強が、その秘密を
    おのがものとして他種族の優位に立つべ
    く激烈な抗争を開始したのだ! 辺境の
    植民惑星ガースにも、その波紋は容赦な
    く押し寄せてきた――列強諸族のひとつ
    鳥類型エイリアンのグーブルーが、宇宙
    艦隊を率いて突如来襲、人類とその僚友
    ネオ・チンパンジーの暮らすこの星への
    侵攻作戦を開始したのである! ファン
    待望の未曾有のSFスペクタクル開幕!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【受賞】・1988年度:ヒューゴー賞Novel部門
    ・1988年度:ローカス賞SFNovel部門
    ・第22回(1991年):星雲賞海外長篇部門
【ISBN】4-15-010872-2



00873/ デイウ゛ィッド・ブリン 知性化戦争[下]
【初版】 90/06/30

【タイトル】知性化戦争 / The Uplift War
【著者】デイヴィッド・ブリン / David Brin
【訳者】酒井昭伸 / Akinobu Sakai
【初出】1987年
【内容】健闘むなしく、人類のガース防衛軍はた
    ちまち一蹴され、ここにグーブルーの支
    配体制が確立された。だが森林地帯に難
    をのがれた人類とネオ・チンパンジーた
    ちは、この逆境にあって果敢なレジスタ
    ンスを開始する。さらに、人類に友好的
    なティンブリーミーなどの種族も人類に
    援助の手をさしのべた。原住種族ガース
    リングの謎や、侵略者グーブルー内部の
    権力抗争も、この戦いに微妙な影を落と
    す……風雲急を告げる銀河情勢を背景に
    手に汗にぎる壮大無比のドラマを一糸み
    だれぬ筆致で描ききり、見事ヒューゴー
    賞の栄誉に輝いた話題沸騰のSF巨篇!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【受賞】・1988年度:ヒューゴー賞Novel部門
    ・1988年度:ローカス賞SFNovel部門
    ・第22回(1991年):星雲賞海外長篇部門
【ISBN】4-15-010873-0



00874/ ポール&ウィリアムスン 宇宙の珊瑚礁へ
【初版】 90/06/30

◎スター・チャイルド / The Starchild Trilogy:1
【タイトル】宇宙の珊瑚礁へ / The Reefs of Space
【著者】フレデリック・ポール&ジャック・ウィリアムスン
      / Frederik Pohl and Jack Williamson
【訳者】矢野徹 / Tetsu Yano
【初出】1964年
    ・イフ誌1963年7月号〜9月号
【内容】冥王星軌道の外側に広がる、神秘の宙域
    《宇宙の珊瑚礁》。未知の生命体に満ち
    ているという《宇宙の珊瑚礁》に到達す
    べく、天才数学者ライランドをチーフと
    するプロジェクト・チームは、画期的な
    ロケット推進の方法を研究していた。だ
    が、研究は遅々として進まず、チームは
    解散寸前。そのうえ、ライランドの身辺
    では原因不明の事故が頻発し、生命まで
    脅かされることに……飽くなき闘志を燃
    やして星々をめざす人類の姿を、鮮やか
    なストーリイ展開で描く新シリーズ開幕
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010874-9



00875/ 早川書房編集部編 SFハンドブック
【初版】 90/07/15

【タイトル】SFハンドブック
【編者】早川書房編集部 / Hayakawa Publishing
【初出】1990年本書
【内容】SFって何だろう、読んでみたいけれど
    何から読めばいいのかわからない――そ
    んなSF初心者から、読んだSFは数千
    冊という熱烈なSFファンまで、あらゆ
    る読者に贈るハヤカワ文庫SF特別版。
    SF好きではだれにも負けない多彩な執
    筆者が、オールタイム・ベストや編集部
    のおすすめ作品を紹介します。さらには
    対談やエッセイ、用語小辞典、年代別に
    まとめたSFの歴史、文庫SF既刊リス
    トなど……本書は、SFをもっとおもし
    ろく、楽しく読むためのSF案内です!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010875-7



00876/ ローダン 巨人めざめる
【初版】 90/07/15

◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :161
 ○M−87
【タイトル】巨人めざめる
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1968年
【内容】太陽系帝国艦隊は異星人グラドの協力を
    得て、大マゼラン星雲内の全デンジャー
    惑星を征服した。だが、まだヒュプノ・
    クリスタルの脅威がなくなったわけでは
    ない。ヒュプノ・クリスタルのプログラ
    ミング惑星が残っているのだ。そこでテ
    ラナーたちは、既知のプログラミング惑
    星九つに同時攻撃をかけることにした。
    ローダン一行も、ロボット部隊とともに
    惑星キーグに降下し、クリスタルに操ら
    れキーグ防衛にあたっている異星人“将
    軍”に対する攻撃を開始したが……!?
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010876-5
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】タイガー・セクターでの幕間劇 / ZWISCHENFALL IM TIGER-SEKTOR
【著者】H・G・エーヴェルス / H. G. Ewers
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】巨人めざめる / EIN GIGANT ERWACHT
【著者】ウィリアム・フォルツ / William Voltz



00877/ ルイス・シャイナー うち捨てられし心の都[上]
【初版】 90/07/31

【タイトル】うち捨てられし心の都 / Deserted Cities of the Heart
【著者】ルイス・シャイナー / Lewis Shiner
【訳者】友枝康子 / Yasuko Tomoeda
【初出】1988年
【内容】悠久の時を経て、廃墟となりはてながら
    も、なお神話の息づくマヤの遺跡。この
    神域にのみ生える“聖なるキノコ”には
    人間に過去を再体験させる不思議な力が
    あるらしい。その遺跡をめざして消息を
    絶った夫のエディーを捜して、リンジー
    は内乱に揺れるメキシコへやってきた。
    エディーはかつてロックのスーパースタ
    ーだったが、ドラッグで身をもち崩して
    入院中、その病院を脱走したのだ。エデ
    ィーの兄で、マヤ文明崩壊の謎の解明に
    挑むトーマスとともに、メキシコ山中に
    旅だったリンジーを待つものは……?
    ファン待望の新鋭の問題作、ついに登場
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010877-3



00878/ ルイス・シャイナー うち捨てられし心の都[下]
【初版】 90/07/31

【タイトル】うち捨てられし心の都 / Deserted Cities of the Heart
【著者】ルイス・シャイナー / Lewis Shiner
【訳者】友枝康子 / Yasuko Tomoeda
【初出】1988年
【内容】アメリカの軍事介入や、政府軍と反政府
    ゲリラの血みどろの抗争で政情不安にお
    ちいったメキシコ。銃火と硝煙をくぐり
    抜けて、リンジーとトーマスは一路〈ナ
    ・チャン〉をめざす。果てしない時の輪
    廻を凝視しているような石像や、神秘の
    世界への扉を秘めた神殿の建ちならぶこ
    の古代マヤの都市遺跡は、エディーにな
    にを見せたのか? 時を超えてよみがえ
    る叡智に満ちたマヤの終末の予言とは?
    ギブスン、スターリングらと並んでSF
    の地平を果敢に切り開く気鋭が、卓抜し
    たストーリーテリングで現代SFと神話
    的世界を見事に融合させた衝撃の傑作!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010878-1



00879/ グレゴリイ・ベンフォード光の潮流[上]
【初版】 90/07/31

【タイトル】光の潮流 / Tides of Light
【著者】グレゴリイ・ベンフォード / Gregory Benford
【訳者】山高昭 / Akira Yamataka
【初出】1989年
【内容】はるかな未来、有機生命の抹殺をもくろ
    む機械生命メカの仮借ない攻撃に、惑星
    スノーグレイドの人類は滅亡寸前にまで
    追いつめられていた。ビショップ族のキ
    リーンとその仲間は、メカの襲撃に窮地
    に立たされながら、古代地球人の遺産で
    ある宇宙船〈アルゴ〉を発見し、スノー
    グレイド脱出に成功、新たな故郷を求め
    て旅立った。そしていま、彼らの前に居
    住の可能性を示す惑星が現われた。メカ
    のものらしいステーションを避けて惑星
    に着陸しようとしたキリーンたちだった
    が、突如〈アルゴ〉が制御不能におちい
    りステーションに向かいはじめた……!?
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010879-X



00880/ グレゴリイ・ベンフォード光の潮流[下]
【初版】 90/07/31

【タイトル】光の潮流 / Tides of Light
【著者】グレゴリイ・ベンフォード / Gregory Benford
【訳者】山高昭 / Akira Yamataka
【初出】1989年
【内容】ステーションはやはり、メカのものだっ
    た。メカの統御するシステムによる攻撃
    を受けたキリーンたちは反撃に転じ、ス
    テーションからの脱出に成功した。しか
    し、それもつかのま、惑星をめざさんと
    意気上がる一行の前に、おどろくべき報
    告が入った。どこからともなく現われた
    巨大な光のリングが、惑星を切り裂きは
    じめたのだ! 人類の知識と想像力をは
    るかに超えた謎にキリーンたちは立ち向
    かうことになるが……。現代ハードSF
    の旗手が最新科学知識をもとに宇宙の未
    知なる驚異を鮮烈に描き上げる、ファン
    待望の『大いなる天上の河』続篇登場!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010880-3



00881/ ローダン 時間警察
【初版】 90/08/15

◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :162
 ○M−87
【タイトル】時間警察
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1968年
【内容】大マゼラン星雲からパーリアンを一掃し
    たローダンは、新たなる強敵の出現を予
    期していた。月の生体ポジトロニクス、
    ネーサンが時間警察に関する驚くべき報
    告をもたらしたのだ。その情報にしたが
    ってモデュラ星系におもむいた《クレス
    トIV》は、直径 130メートルの漆黒の球
    形船を発見、コン・バイトの第八十二混
    成安定化舞台とともに警戒態勢にはいっ
    た。一方、震動守護者トロ・コンはレト
    ルト生物ドランに新しい宙航士を得て、
    ついに時間犯罪者への攻撃を開始した!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010881-1
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】時間警察 / DIE ZEITPOLIZEI
【著者】クルト・マール / Kurt Mahr
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】虚無界漂着 / IM NICHTS GESTRANDET
【著者】クラーク・ダールトン / Clark Darlton



00882/ マイクル・マッコーラム アンタレスの夜明け
【初版】 90/08/31

【タイトル】アンタレスの夜明け / Antares Dawn
【著者】マイクル・マッコーラム / Michael McCollum
【訳者】小隈黎 / Rei Kozumi
【初出】1986年
【内容】超新星と化したアンタレスの影響で、人
    類宇宙から完全に孤立したヴァレリア星
    系に、船籍不明の超弩級戦艦が侵入して
    きた。ただちに調査におもむいた惑星ア
    ルタの宇宙海軍は、そこで意外な事実を
    発見する――この戦艦は地球軍に所属す
    るものであり、圧倒的な戦闘能力をもち
    ながら、なにものかに完膚なきまでに破
    壊されていたのだ! この見えざる強大
    な敵の正体をいち早くつきとめ、地球と
    の交流を復活させるべく、遠征部隊はア
    ンタレスが不気味な輝きを投げかける星
    の海へと出発したのだが……壮大なスケ
    ールで展開される宇宙冒険SFの傑作!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010882-X



00883/ マイクル・ムアコック 真珠の砦
【初版】 90/09/15

◎エルリック・サーガ:7
【タイトル】真珠の砦 / The Fortress of the Pearl
【著者】マイクル・ムアコック / Michael Moorcock
【訳者】井辻朱美 / Akemi Itsuji
【初出】1989年
【内容】皇位継承者でありながら、故国メルニボ
    ネを捨て、皇子エルリックがいまだ諸国
    をさまよう身であったころ――かれは砂
    漠の街クォルツァザートで〈世界の心臓
    にある真珠〉を探す羽目に陥った。〈夢
    盗人〉の力を借りて、エルリックは〈真
    珠〉があるという〈夢の領域〉に足を踏
    みいれた。その地が、魔剣ストームブリ
    ンガーさえ役に立たず、〈混沌〉もしの
    ぐ狂気に支配されていることも知らずに
    ……乳白色の髪をなびかせ、いまエルリ
    ックはもっとも奇怪な冒険を開始する!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010883-8



00884/ オースン・スコット・カード 死者の代弁者[上]
【初版】 90/08/31

【タイトル】死者の代弁者 / Speaker for The Dead
【著者】オースン・スコット・カード / Orson Scott Card
【訳者】塚本淳二 / Junji Tsukamoto
【初出】1986年
【内容】宇宙に進出しはじめた人類が初めて遭遇
    した地球人以外の知的生命体、それが昆
    虫型異星人のバガーだった。だがコミュ
    ニケーション不足のため戦争となり、最
    終的には双方の種族に不幸な事態を招い
    てしまった。その事件から三千年、銀河
    各地に植民して領土を広げていった人類
    はついに第二の知的生命体に遭遇した。
    あらたに発見した惑星ルジタニアに入植
    しようとしたところ、森に住んでいる動
    物ピギーが高度の知性と能力を持ってい
    るとわかったのだ。今度こそバガーのと
    きのような過ちは繰り返すまい……人類
    はピギーと慎重に交渉しはじめたが!?
    〔初刷カバー裏解説より〕
【受賞】・1987年度:ヒューゴー賞Novel部門
    ・1986年度:ネビュラ賞Novel部門
    ・1987年度:ローカス賞SFNovel部門
【ISBN】4-15-010884-6



00885/ オースン・スコット・カード 死者の代弁者[下]
【初版】 90/08/31

【タイトル】死者の代弁者 / Speaker for The Dead
【著者】オースン・スコット・カード / Orson Scott Card
【訳者】塚本淳二 / Junji Tsukamoto
【初出】1986年
【内容】ルジタニアの原住種族ピギーを研究して
    いた異類学者ピポがピギーに殺害されて
    しまった。それも残酷きわまりない殺し
    方で。からだのあちこちを切り裂かれ、
    地面にばらばらに並べられていたのだ。
    死んだピポになりかわり、ピポがするは
    ずの話をしてほしい、その真実の生涯に
    ついて語ってもらいたい。そういう依頼
    を受けた〈死者の代弁者〉エンダーは、
    さっそくルジタニアをめざし旅立った。
    ピギーの未来を、さらには人類の未来を
    も変えるために……。前作『エンダーの
    ゲーム』に続いて、二年連続でヒューゴ
    ー、ネビュラ両賞を受賞した傑作長篇!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【受賞】・1987年度:ヒューゴー賞Novel部門
    ・1986年度:ネビュラ賞Novel部門
    ・1987年度:ローカス賞SFNovel部門
【ISBN】4-15-010885-4



00886/ ローダン グッキーとゴーレム
【初版】 90/09/15

◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :163
 ○M−87
【タイトル】グッキーとゴーレム
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1968年
【内容】マゼラン星雲の辺境にあるミシラ星系の
    惑星プフラナト――かつては栄えていた
    グラドたちの母星を調査中、ハルト人の
    イホ・トロトとファンカン・タイクは、
    時間警察がしかけていた罠にかかってし
    まった。かれらはパラトロン・フィール
    ドの内部にある異世界にとじこめられた
    のだ。だが、とじこめられる直前にイホ
    ・トロトは緊急シグナルを発していた。
    それを受信したアトランとロワ・ダント
    ンは、ハルト人たちを救出すべく科学者
    たちとともにプフラナトをめざすが!?
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010886-2
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】追放された者たちの時間実験 / DAS ZEITEXPERIMENT DER VERBANNTEN
【著者】クルト・マール / Kurt Mahr
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】グッキーとゴーレム / GUCKY UND DER GOLEM
【著者】クラーク・ダールトン / Clark Darlton



00887/ デイウ゛ィッド・ビショフ 銀河死闘戦線!
【初版】 90/09/30

◎星界の猟犬:1
【タイトル】銀河死闘戦線! / The Infinite Battle
【著者】デイヴィッド・ビショフ / David Bischoff
【訳者】浅井修 / Osamu Asai
【初出】1985年
【内容】惑星マリフェンに、突如ジャクスドロー
    ン人の戦艦が襲来してきた。猛攻撃のさ
    なか、この星で研究に従事していた天才
    科学者キャル・セムザックが誘拐されて
    しまう。だが地球連邦は、多大な犠牲を
    はらってまで、ひとりの科学者を助けよ
    うとはしない。かくしてキャルの姉であ
    り、肉体をサイボーグ化された連邦秘密
    諜報員ローラは、愛する弟を敵エイリア
    ンから救出すべく、ただひとり広大な宇
    宙へと飛び立った! 痛快スペースオペ
    ラ〈星界の猟犬〉三部作、堂々開幕篇!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010887-0



00888/ 宇宙大作戦 栄光の旅路[上]
【初版】 90/09/30

◎宇宙大作戦 / STAR TREK
 ○Original Novel
【タイトル】栄光の旅路 / Star Trek : The Lost Years
【著者】J・M・ディラード / J. M. Dillard
【訳者】斉藤伯好 / Noriyoshi Saito
【初出】1989年
【内容】未踏宙域探査の使命を帯びて、五年間に
    わたる航宙をつづけていた〈エンタープ
    ライズ〉号に、ついに地球帰還の日がき
    た。カーク艦長の脳裏には、さまざまな
    想いが浮かぶ――無事帰還できたことへ
    の安堵、不慮の事故で失った乗組員への
    哀惜の念。だが何よりも大きいのは〈エ
    ンタープライズ〉号を指揮できた満足感
    だった。この艦の艦長にふさわしいのは
    自分以外に他にいない。艦長職にとどま
    ることを望むカークだったが、司令部か
    ら思いがけない命令をうけることに……
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010888-9



00889/ 宇宙大作戦 栄光の旅路[下]
【初版】 90/09/30

◎宇宙大作戦 / STAR TREK
 ○Original Novel
【タイトル】栄光の旅路 / Star Trek : The Lost Years
【著者】J・M・ディラード / J. M. Dillard
【訳者】斉藤伯好 / Noriyoshi Saito
【初出】1989年
【内容】地球で長期オーバーホールに入った〈エ
    ンタープライズ〉号から、乗組員はそれ
    ぞれの道を求めて宇宙の各地へ散ってい
    く。心ならずも提督となったカーク、宇
    宙連邦軍を辞めたマッコイ、故郷ヴァル
    カンでヴァルカン人女性と結婚したスポ
    ック。ばらばらとなった三人の運命は、
    二度と交錯しないように思われた。しか
    し、ヴァルカンで古代ヴァルカンの大導
    師の霊魂たる〈カトラ〉が盗まれたこと
    から、三人は銀河を揺るがす陰謀へと、
    いやおうなく巻きこまれていく……!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010889-7



00890/ ドナルド・モフィット 木星強奪[上]
【初版】 90/09/30

【タイトル】木星強奪 / The Jupiter Theft
【著者】ドナルド・モフィット / Donald Moffitt
【訳者】大西憲 / Akira Onishi
【初出】1977年
【内容】月面の研究所が、白鳥座方面に未知のX
    線源を探知した。観測の結果判明した事
    実は、恐るべきものだった――このX線
    源はブラックホールや中性子星などの通
    常の天体ではなく、木星に近い大きさの
    物体であり、しかも光速の98パーセント
    という速度で太陽系にむかって突き進ん
    でいるのだ! これだけ途方もない放射
    線源が太陽系内を通過すれば、地球上の
    動植物は残らず絶滅し、太陽系全体も壊
    滅的な打撃をこうむることになる。残さ
    れた時間は約6ヵ月。宇宙的規模の死刑
    判決を前にした人類には、なすすべもな
    かった……気宇壮大な宇宙ドラマの開幕
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010890-0



00891/ ドナルド・モフィット 木星強奪[下]
【初版】 90/09/30

【タイトル】木星強奪 / The Jupiter Theft
【著者】ドナルド・モフィット / Donald Moffitt
【訳者】大西憲 / Akira Onishi
【初出】1977年
【内容】地球と人類の滅亡への秒読みが開始され
    た。容赦なく迫りくる破滅の瞬間……だ
    が、事態は思わぬ急転回をむかえた!
    謎の物体が飛行速度を急激に減少させた
    ばかりか、進路までも劇的に変化させた
    のだ。このままいけば、物体は太陽系内
    で完全に停止し、木星近傍の空域にとど
    まることになる。かくして、アメリカと
    中国合同の木星探査船が、この謎の物体
    の調査に派遣されることになった。そこ
    で隊員たちが見た驚倒すべき真相とは?
    ニーヴンやホーガンにつづくハードSF
    の新星が豊富なアイデアをちりばめ、雄
    渾の筆致で描きあげたSF超大作登場!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010891-9



00892/ ローダン 死を呼ぶプラズマ
【初版】 90/10/15

◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :164
 ○M−87
【タイトル】死を呼ぶプラズマ
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1968年
【内容】時間警察すなわち震動守護者が支配して
    いる超巨大ロボット船オールド・マンが
    ついに発進した。目的地は太陽系帝国以
    外にはない。このオールド・マンの侵入
    をゆるせば、太陽系帝国が破滅の危機に
    瀕することはまちがいない。ローダンは
    四万隻の艦隊に総攻撃を命じた。だが、
    テナラーの砲撃はことごとく敵のパラト
    ロン・フィールドによって超空間にそら
    されてしまう。そこでローダンは、フィ
    ールドを破壊しようとハルト船とともに
    《クレストIV》で奇襲をかけるが……!?
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010892-7
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】死を呼ぶプラズマ / DIE VIER UNHEIMLICHEN
【著者】K・H・シェール / K. H. Scheer
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ガラスの柩 / DIE FLOTTE DER GLAESERNEN SAERGE
【著者】ウィリアム・フォルツ / William Voltz



00893/ マイクル・マッコーラム アンタレス突破
【初版】 90/10/31

【タイトル】アンタレス突破 / Antares Passage
【著者】マイクル・マッコーラム / Michael McCollum
【訳者】小隈黎 / Rei Kozumi
【初出】1987年
【内容】人類宇宙との再接触を果たした惑星アル
    タの人々の前に、恐るべき敵が姿を現わ
    した――人類の殲滅をもくろむ異星人ラ
    イアルが、その包囲網を着々とせばめつ
    つあったのである。圧倒的な敵軍事力の
    前に、人類の敗北は必至。頼みの綱は地
    球の強大な軍事力だが、地球への超空間
    通廊は、アンタレスの超新星化で崩壊し
    ている。かくなるうえは、放射線の充満
    する危険なアンタレス星霧を、一命を賭
    して横断する道しかない! かくして、
    形勢逆転を狙う決死の〈ヘルダイバー計
    画〉が発動されたが……好評宇宙冒険S
    F『アンタレスの夜明け』の続篇登場!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010893-5



00894/ J・C・ファウスト コーポレイト・ウォーズ[上]
【初版】 90/10/31

【タイトル】コーポレイト・ウォーズ / The Company Man
【著者】ジョー・クリフォード・ファウスト / Joe Clifford Faust
【訳者】関口幸男 / Yukio Sekiguchi
【初出】1988年
【内容】アンドルー・バーチは、アストラダイン
    社でも一、二を争うスゴ腕カンパニーマ
    ン。ライバル企業を出し抜くためには、
    盗聴、謀略、誘拐と手段を選ばない。だ
    が、今夜の任務は単純な尾行だ。バーチ
    は相棒ネロとともにプルトニウム駆動機
    を駆り、単座機に乗るターゲットを空中
    で追跡していく。ところが突然、ターゲ
    ットが思いがけない行動をとり、追跡は
    不可能になってしまった。何者かが、バ
    ーチを危地におとしいれるべく、間違い
    だらけの命令書を渡していたのだ……!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010894-3



00895/ J・C・ファウスト コーポレイト・ウォーズ[下]
【初版】 90/10/31

【タイトル】コーポレイト・ウォーズ / The Company Man
【著者】ジョー・クリフォード・ファウスト / Joe Clifford Faust
【訳者】関口幸男 / Yukio Sekiguchi
【初出】1988年
【内容】アストラダイン社きってのカンパニーマ
    ンのバーチは、社内抗争に巻きこまれ、
    だれが味方かもわからないような状況に
    陥った。長年組んできた相棒さえ、頼り
    にならない。命令系統も混乱し、社内の
    他部署の人間に命を狙われる始末。さし
    ものバーチも、会社への忠誠心はどんど
    ん失せていく……ついにバーチが怒りを
    爆発させる日がやってきた! 限定核戦
    争後、いくつもの巨大企業が社会のすべ
    てにおいて権力を握った近未来を背景に
    炸裂するハードボイルド・アクション!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010895-1



00896/ ティモシイ・ザーン 不思議の国トリプレット[上]
【初版】 90/10/31

【タイトル】不思議の国トリプレット / Triplet
【著者】ティモシイ・ザーン / Timothy Zahn
【訳者】嶋田洋一 / Yoichi Shimada
【初出】1987年
【内容】惑星トリプレットの古代遺跡にある不思
    議な〈トンネル〉――それは、科学が異
    常に発達したシャムシール、呪文で精霊
    を呼びだせるカリックスのふたつの異世
    界に通じている。〈二十世界〉を統治す
    る星間政府は管理局を設立し、トリプレ
    ットへの無断立入りを禁止してきた。だ
    が、惑星オータリスのはねっかえり女子
    大生ダナエは、大金持ちの父親のコネで
    トリプレット調査の資格を手に入れた。
    経験豊富な案内人ラヴァジンを雇い、勇
    躍、ダナエは異世界へとおもむく……!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010896-X



00897/ ティモシイ・ザーン 不思議の国トリプレット[下]
【初版】 90/10/31

【タイトル】不思議の国トリプレット / Triplet
【著者】ティモシイ・ザーン / Timothy Zahn
【訳者】嶋田洋一 / Yoichi Shimada
【初出】1987年
【内容】惑星トリプレットの〈トンネル〉が通じ
    ている異世界シャムシールとカリックス
    は封建主義的な価値観が支配する世界。
    地元の慣習にうといダナエは、ラヴァジ
    ンの制止も振りきり、トラブルばかり巻
    き起こす。しかし、そんなダナエが、偶
    然目撃してしまったのは、二つの世界ど
    ころか自分の世界にまで影響するほどの
    恐るべき陰謀だった……冒険SFの名手
    ザーンが、元気いっぱいの女子大生をヒ
    ロインに、SFとファンタジイの両方の
    面白さを詰めこんで描く一大冒険譚!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010897-8



00898/ ローダン 暴走惑星
【初版】 90/11/15

◎宇宙英雄ローダン / Perry Rhodan :165
 ○M−87
【タイトル】暴走惑星
【訳者】松谷健二 / Kenji Matsutani
【初出】1968年
【内容】《クレストIV》は未知の球状銀河M−87
    をさまよっていた。オールド・マンと大
    マゼラン星雲で戦闘中、震動守護者のパ
    ラトロン・フィールドのために地球から
    3200万光年離れたこの球状銀河にとばさ
    れてしまったのだ。しかも、謎の小人の
    神経毒に汚染された艦内の水をただちに
    交換しないかぎり、地球へ帰還するどこ
    ろか生きのびることさえかなわない。ロ
    ーダン一行はやっとのことで水の豊富な
    惑星クリアウォーターを発見したが、そ
    こでは恐るべき罠が待ちかまえていた!?
    〔初刷カバー裏解説より〕
【ISBN】4-15-010898-6
1 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】暴走惑星 / EIN PLANET LAEUFT AMOK
【著者】H・G・エーヴェルス / H. G. Ewers
2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【タイトル】ローダンに似た男 / EIN MANN WIE RHODAN
【著者】ウィリアム・フォルツ / William Voltz



00899/ ブルース・スターリング ネットの中の島々[上]
【初版】 90/11/30

【タイトル】ネットの中の島々 / Islands in the Net
【著者】ブルース・スターリング / Bruce Sterling
【訳者】小川隆 / Takashi Ogawa
【初出】1988年
【内容】時は21世紀。地球はひとつの巨大な“ネ
    ット”に包みこまれていた。情報化と核
    兵器廃絶で力を失った国家にかわり、ネ
    ット上で活躍する多彩な多国籍企業が地
    球を動かしているのだ。そのひとつ《ラ
    イゾーム》社の呼びかけに応え、第三世
    界のデータ海賊の大物たちが、社のゲス
    トハウスに集結してきた。違法なデータ
    盗用と無意味な武力抗争に終止符を打つ
    のが《ライゾーム》社のもくろみだった
    ――だが交渉開始の矢先、会談の責任者
    ローラの目前で悲劇が起こった……気鋭
    作家が近未来情報化社会をリアリスティ
    ックに描いたSF問題作、ついに登場!
    〔初刷カバー裏解説より〕
【受賞】・1989年度:ジョン・W・キャンベル記念賞
【ISBN】4-15-010899-4



00900/ ブルース・スターリング ネットの中の島々[下]
【初版】 90/11/30

【タイトル】ネットの中の島々 / Islands in the Net
【著者】ブルース・スターリング / Bruce Sterling
【訳者】小川隆 / Takashi Ogawa
【初出】1988年
【内容】会談は決裂した――第三世界のデータ海
    賊のひとりが、正体不明の無人機械に殺
    されたのだ。疑心暗鬼におちいり、復讐
    にのりだすデータ海賊たち。だが情報社
    会に暴力が無意味であることを確信する
    ローラは、彼らを再度交渉のテーブルに
    つかせるため、単身旅立つことを決意す
    る。グレナダ……シンガポール……権力
    と軍、秘密警察が一体となってデータ海
    賊行為をはたらく国々。そこでローラを
    待ちうけていたのは、想像を絶する悪夢
    だった! 90年代SFを担うスターリン
    グが果敢に新機軸を切りひらき、キャン
    ベル記念賞受賞に輝いた話題の傑作長篇
    〔初刷カバー裏解説より〕
【受賞】・1989年度:ジョン・W・キャンベル記念賞
【ISBN】4-15-010900-1